「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

なぜか人間に変身してしまうネコの女の子とその飼い主のラブコメディ。
「なぜか」の部分が一切説明無し、何の脈絡もない奔放さに時代を感じるなあ。

ジャンルは一応押しかけ女房物の枠内に入ると思う。
で、ネコ耳娘+変身するたび全裸シーンと非常に分かりやすい作り。
ただ、遠山先生の他の作品、『ハートキャッチいずみちゃん』や『胸キュン刑事』と比べるとエロは抑え目だったかな。
たまに脱がない回もあったし、脱いだとしてもただ脱いでいるだけでシチュエーションに凝っている感じではない。
そもそもヒロインがネコ娘というよりも常識無しのネコそのものだったのでエロくなりようも無かったと思う。

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[投稿:2008-04-06 22:36:50] [修正:2008-04-06 22:36:50] [このレビューのURL]

序盤のコメディパートはいつも通りそこそこ面白い。
ただ、ストーリーを動かしてからのシリアス展開がいま一つ。
実は浅野先生の作品全てにおいて共通している欠点だと思っているのですが、この作品も例に漏れずどうにも盛り上がらない。
しかも過去作の『CHOKOビースト』や『PON!とキマイラ』と違って個人的に気に入ったキャラクターも居なかったのでなおさらきつかったかな。

昭和初期のレトロな舞台設定や雰囲気は面白そうなのですけどねー。

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[投稿:2008-04-03 20:12:09] [修正:2008-04-03 20:12:09] [このレビューのURL]

スタートダッシュは良かった。
魅力的な世界観に魅力的なキャラクターたち。
正統派少年漫画なストーリー、作画も上手い。
もしかしたら新しい「チャンピオン」の主力になりえるかもしれないとすら思えました。

ただ、その後しばらくしてからの盛り上がらなさ・停滞感が酷い。
なんなんだろう。
どこまでいってもストーリーが琴線に触れてこない。
おかしい・・・おかしい・・・と思っているうちに打ち切りになってしまいました。
非常に惜しい、と言うか勿体ない作品。

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[投稿:2008-03-23 00:10:07] [修正:2008-03-23 00:10:07] [このレビューのURL]

ちょっと評価のしようがないというのが正直なところ。
大風呂敷を広げたのはいいけれど畳む暇もなく掲載誌「GOTTA」が休刊になってしまいました。
ファンタジー漫画はこういうとき辛いですよね。
やりようが無い。

同情する部分は大いにありますが、ただ柴田先生の他の同系統の作品と比べて何か別の色が出せていたわけでもなくキャラクターの性格付けなども他と結構被っていたりするので、特別残念かというとそうでもなかったり・・・。

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[投稿:2008-03-21 10:24:31] [修正:2008-03-21 10:24:31] [このレビューのURL]

現在でもカリスマ的人気を誇るシミュレーションゲーム「タクティクスオウガ」のコミック版。
このゲームは主人公の選択によって大幅にストーリーが変わりますが、その中でも必ずしも正統派のストーリー運びとは言えない「ロウルート」の途中までが描かれています。
ルート選択自体は玄人好みする感じで「おー、そっちに行くかー」と思わせられました。

ただ、ちょっとなあ・・・。
自分自身このゲームが大好きなせいもあって少し辛めだとは思いますが、やはり少女漫画風なタッチだとイメージよりも大分「軽い」かなーと。
決して悪い作品ではなく、基本的には良質なファンタジー作品に仕上がってはいると思うのですが・・・。
『ベルセルク』ばりとまでは言わないまでも、もう少し重厚感を出して欲しかったというのが正直なところ。

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[投稿:2008-03-15 15:13:58] [修正:2008-03-15 15:13:58] [このレビューのURL]

妖怪退治アクション物。

この時期ちょうどこの手の妖怪物が流行っていたのもあって同じような印象を受ける作品がポンポンと浮かぶ。
それらの作品群の中でも特別な個性を発揮できていたかというとNO。

いや上手いんですけどね。
ベテランならではのセリフ運びやらコマの流れやら。
読みやすいことこの上ない。
ただテーマやキャラクターがアリガチの枠内におちつくかなーと。
そもそもが単巻、導入部分だけで終わっている(おそらく再開は無いでしょう?)ので語り代が無い。

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[投稿:2008-03-05 22:35:43] [修正:2008-03-05 22:35:43] [このレビューのURL]

ツンデレな幼なじみやクールな妹などテンプレ通りのキャラクター陣が織り成すザ・定番ラブコメ。
コレ!という武器は無いものの安定してはいるかな。
掲載誌の中でも主力級の扱いなだけあって気楽に読めてそこそこ楽しめるものの、あまりにもアリガチというか特徴が無いのでなんとも語りにくい。

あえて言うならば、最近の特にこの手のビジュアル重視の作風なわりにはいまいちキャラクターの作画が小慣れない気はしました。
ストーリーは二の次なので、とにかく数巻読んでキャラが気に入れば・・・という感じですかね。

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[投稿:2008-03-03 23:23:47] [修正:2008-03-03 23:23:47] [このレビューのURL]

作画がモロに少女漫画、少女漫画の範例としても通用するくらいにバッキバキに少女漫画なので男の自分にはハードルが高かった。

中身の方は重厚感こそないが適度に緊張感のあるファンタジー作品。
アクションシーンにはさほど括らずにあくまで人物の対人関係と心情描写で魅せる作り。
かなり長いスパンでストーリーが考えられており、作者自身のこの作品とキャラクターたちへの愛情が感じられるものの、いかんせんその愛情の深さゆえに引いてしまって置いていかれるというか、結果的に伝わりにくい部分もあった。

長尺のファンタジー好きな女の子向けかなー。

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[投稿:2008-03-02 00:55:51] [修正:2008-03-02 00:55:51] [このレビューのURL]

10年くらい前にアニメ・ゲーム・小説と結構な規模で展開されたメディアミックス作の漫画版。

自分は未見ですがおそらくは他の媒体と合わせて観た方がいいんでしょう。
漫画だけだと話が大きすぎて単行本一冊では収まっていないし、この作品の中では無駄キャラで終わってしまっている奴も多い(そういうキャラまできちんとデザインがしてあるってことは他できちんと掘り下げられているってことでしょう…たぶん)。

おそらく今更この作品を手に取る人は元々大暮先生のファンという人が多いでしょうから、そういう人向けのイラスト集かな。
相も変わらず絵はすげー上手い。

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[投稿:2008-02-23 05:04:05] [修正:2008-02-23 05:04:05] [このレビューのURL]

作者自らあとがきで語っているように「B級」なゴッタ煮感あふれる短編集。

80年代のOVA的なSFアクション、やっていることは硬派なのだけれどキャラクターは当然のように美少女な西部劇などちょっと古めのオタク趣味がコレでもかというくらいに誌面に綴られている。
ストーリー的にはある意味伊藤先生らしく、見せたいアクションシーンありきでその複雑なカメラワークについていけずとっちらかっている箇所も散見されるのだけれど、まあそれも魅力の内かな。

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[投稿:2008-01-20 01:45:40] [修正:2008-01-20 01:45:40] [このレビューのURL]