「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

人気カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」の小説をモトにしたコミック版。
小説とはかなりストーリーが違うらしいが、自分は未読なので比較は出来ません。

しかし、設定が妙に重かったり新キャラが登場したのにろくに説明が無かったりと、話の端々から小説原作らしい荒さが見られる。
まあ、人気がいま一つだったのか単行本一冊に無理矢理ギュウギュウ詰めにされており、特にラスト付近は早送りで進んでいたのでそんなに丁寧に描写している暇が無かったのかもしれませんが・・・何にしろ読みにくい。

小説版の方が日本語訳で出版されていないそうなのでギャザファンには貴重なのかもしれませんが、少なくとも漫画として良い出来とは言えないと思う。

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[投稿:2007-02-23 22:25:41] [修正:2007-02-23 22:25:41] [このレビューのURL]

多岐にわたるメディアミックス作のコミック版。
個人的にコミックドラゴン系列の雑誌に対するイメージはこの作品で止まっています。
基本的にはギャグをはさみつつ和風なSFストーリーを展開していく作り。
パッと見、ライトな作風に感じますが、その実、裏でものすごく壮大で事細かに設定があるらしい。
その辺りは各種関連作をチェックしていくと明らかになってくるのだと思う。
ちなみに自分はアニメを少しかじった程度なのでほとんど把握していません。

で、漫画としての出来はというと・・・う〜ん及第点ではあるものの・・・といった感じ。
コメディのノリも作画もお話の運び方も悪くは無いけど、突き抜けたものはないかなあ。
あと、アニメでは音として聞いているから気になりませんでしたが、漫画だとキャラ名に難しい漢字を使っていることが多く、少し野暮ったく感じる。
その辺りと次々出てくる濃い設定ともあいまって読むのに思った以上に時間がかかってしまいました。

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[投稿:2007-02-19 21:43:07] [修正:2007-02-19 21:43:07] [このレビューのURL]

ドラマ版がいま一つ低調(はっきりと言えば失敗)だったためにマイナスイメージが強い作品ですが、もともと実写化に合う素材ではないと思うし、それで批判の対象とされるのは同情を禁じえない。

内容的にははったりを利かせた料理漫画で、出来としても平均レベル。
ベテラン作家らしく作画も安定、テンション高く、テンポも青年誌掲載としては速すぎるくらいに良い。
展開がベタすぎるため、今更このストーリーを見せられてもなあ・・・とも感じたので、決して名作や良作とは言いませんが、駄作ではないと思う。

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[投稿:2007-02-12 17:51:38] [修正:2007-02-12 17:51:38] [このレビューのURL]

「今、マグロ一本釣りが熱いんですよ。」「じゃあ、いっちょやってみっか」的なノリで始まったと思われる作品。
流行は“つくる”ものではない、“乗る”ものだという感じがいかにもマガジンっぽい。

内容についてうんぬんできるほどストーリーも進んでいないまま終了してしまったので特に言及しませんが、他作品と比べてもここまで短期で切られるほど絶望的な差があったとは思えないんですが・・・。
どれだけ人気無かったのだろう。

とりあえず、マグロ一本釣り関連のテレビ番組を見ている層とマガジンの読者層はあまり被っていないということが分かったのは収穫か。

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[投稿:2007-02-09 12:01:04] [修正:2007-02-09 12:01:04] [このレビューのURL]

ライトノベルからアニメ化し大ヒットした作品のコミック版。
ストーリーは原作を大筋では追いつつ、オリジナルのエピソードを挟んでいるらしい。
自分はアニメのみ視聴の身なので、この作品の良さを100%引き出せているかは判断しかねますが、うん、悪くないと思います。

しかし、この漫画版は原作ファンの方よりの好評を得るに至っていません。
悪評の主たる要因は作画について。
まあ要するに仕上げが小慣れていない、または雑なんだと思います。
気合を入れて描いているキャラクター大写しの部分はともかく、それ以外の細かい絵で一本一本の線がぶれていたり、ベタがのっぺりとただ塗っているだけだったり、背景や小物の描写があまりにもぞんざいだったり。
いくらストーリーが好評の原作があるとはいえ、ファン層の多くは美少女物として期待しているであろう作品において、絵で読者を引っ張れないのは大きなマイナスになってしまいますね。

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[投稿:2007-01-27 07:03:23] [修正:2007-01-27 07:03:23] [このレビューのURL]

原作・関連作ともに未見。
キャラクターや背景設定などがほとんど語られていないので、これだけ読んでも正直よく分かりませんでした。
しかし、この漫画版に原作まで読者を引っ張っていくパワーは無く・・・。

作品の雰囲気としては、ライトなところはとことんライトにダークなところはとことんダークに、とメリハリのついた作品なのでしょうが、絵のタッチのせいかダークさを上手く表現できていないため、どうにもシリアスなシーンやバトルシーンにノっていけない。
そういう部分はもっと画面を暗く重めに見せた方が迫力が増すと思う。
線の本数やトーンが足りないのかな。
コメディシーンもテンポは良いのですが、キャラクターの特性が分からないので楽しめない所も。

うーん、原作ファン向けかな。(って原作ファンにもあまり評判よろしくないみたいですが・・・)

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[投稿:2007-01-16 00:47:33] [修正:2007-01-16 00:47:33] [このレビューのURL]

まず題材がどうしたって少年誌に馴染まないですよね。
新しいことをやろうという試み自体は買いますが、やはりどちらかといえば「漫画サンデー」や「漫画アクション」なんかの大人向けの雑誌の方が合っている。

案の定、人気面で苦戦していく内に外ヅラはともかく内容が少年誌向けに寄っていき、この作品で本来やりたかったこと、意義やテーマからどんどん離れていってしまった印象。
ラストは豪快に投げっぱなしで終わるのでむしろすがすがしいです。

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[投稿:2006-12-09 18:55:54] [修正:2006-12-09 18:55:54] [このレビューのURL]

要するに『焼きたて!!ジャぱん』−「パン」+「下ネタ」。
これが一番しっくり来る。
ノリがそのまま『ジャぱん』のそれ。

基本は主人公の女子アナのお悩み解決もので、そこに謎の忍者一族がからんできたりするドタバタギャグ。

毎話10ページ前後にしてはちょっと詰め込みすぎかな。
本来なら16ページくらいでやるのがベストの分量だと思います。
それに加えて、ギャグ漫画なのに何話にも渡ってストーリーが続く(大オチが無い)せいかかなり読みにくい。
それでも『ジャぱん』が好きな人は気に入ると思いますよ。

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[投稿:2006-12-02 21:41:35] [修正:2006-12-02 21:41:35] [このレビューのURL]

天然お嬢様&不良婦人警官のバディ物、かつエロコメディ。

ストーリーとかは特に無くコンビの絆を深めつつ、ただひたすらコメディ。
お約束とはいえ「紙で出来てんのか!?」というくらい服が簡単に破けますね(笑)
さすがに絵柄は古いけど、下手というわけではありません。
エロくはなってるかと。

Mr.マガジン版の単行本で読んだのですが、最近描かれた巻頭のカラーページと本編の絵柄のギャップが大きく、とても同じキャラだとは思えませんでした。
これだけ絵柄が変わるのもすごいなあ。

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[投稿:2006-11-08 08:50:22] [修正:2006-11-08 08:50:22] [このレビューのURL]

舞台を銭湯にした宇宙人コメディ。
コメディパートはいつもの椎名調で十分楽しいですが…。

初期設定の段階から難しかったのかな?
まず舞台が銭湯である必然性が感じられません。
サービスシーンは入れやすかったと思いますが(まさかそのためだけか!?)
あと、タイトルにもなっているカナタのキャラクターが弱い。
あえて弱々しい性格にすることで成長するのびしろを作ったということなんでしょうが、何より印象が薄く存在感が無い。
「ロイヤルガード」という目的があるのなら達成意識を「強く」持っているというエピソードを序盤で入れておくべき。
ぶっちゃけ「カナタ」というキャラクター無しで、主人公・幼なじみ・宇宙人のお姉さんの三角ラブコメにしたほうが面白いんじゃないか?とすら思ってしまいました。

面白くなりそうな要素は点在してたんだけどなぁ。
好きな作家さんだけに残念な出来。

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[投稿:2006-10-30 01:02:23] [修正:2006-10-30 01:02:23] [このレビューのURL]