「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

「異国迷路のクロワーゼ」から入って絵柄が思いっきり好みなので、正直絵だけでこの点数を付けてます。
内容もそれほど悪くなく、表題作の「狐とアトリ」は面白かったです。

「やえかのカルテ 番外編」も本編をまだ自分は知らなかったのですが、「ARIA」っぽい良い雰囲気持ってる作品だなと思いました。
本編もいずれ読んでみたいです。

ただこの作品の残念なところは140ページ程度しかなくて短い事です。
せめてあと一作何か短編があればまともに見えるのですが、見た目がとても薄くてこれではどうしても割高感がしていまいます…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-25 00:02:41] [修正:2010-11-29 00:42:19] [このレビューのURL]

作品の知名度についてはもう語るまでも無いのですが、自分はアニメ版・劇場版・その他の作品についてほとんど知りません。
この漫画版も最近一気に買って初めてちゃんと読みました。
(まぁ、超有名作なのでキャラクターと4巻くらいまでのおおまかな内容は流石に知ってましたけど)
ですので、他のメディアとの比較とかはできませんのであしからず。

15年という時間をかけて描かれている最新12巻までを一気に2日程で読んでしまったのはなんとも贅沢でした。

絵柄の魅力はホント凄いです。ぐっと惹きつけられる何かがあります。長期連載にもかかわらずデザインの古さを感じさせません。
アクションもロボット(というとファンに怒られそうですが)ものの中ではダントツの読みやすさと躍動感だと思います。

序盤からとにかく「謎」の多いストーリーもゆっくりとですが着実に明らかになってきています。12巻はストーリー的にはもうクライマックス間近なのでは。

長年考察が絶えない作品(主にアニメの方ですが)なので、もっと難解な内容なのかと思っていましたが、何言ってるのか訳がわからないという様な事はなく意外と王道でわかりやすく面白かったです。
やはり当時としてはこういった心理描写をする作品が画期的だったとかそういう事なのでしょうか・・・
漫画好きな方なら読んで後悔しない良作だと思います。

現在だともう一番気になるのは「どうやって終わるのか」。
そしてそれが何年後になるのか…ですね^^;

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-29 00:25:37] [修正:2010-11-29 00:25:37] [このレビューのURL]

「ひぐらし」「うみねこ」の竜騎士07原作の最新作。
学校の怪談をモチーフとした学園ホラー的なものになるのでしょうか。
「学校」が舞台っていうのはなんでここまで怖さが増すんでしょうね。

序盤を明るく描いて中盤以降の「ギャップ」によるインパクトを狙った「ひぐらしのなく頃に」などと比べると、今作は序盤からグロく重苦しいです。

読んでいて生理的に受け付けない人もいるだろうって位嫌悪感タップリな絵柄の所為もあって、主人公があまりにも報われない割に、感情移入も難しいです。

「学校の八番目の不思議となる」という
本格的なストーリーが始まるのは次の巻からの様ですが、一巻でリタイアする人も多そうだな…というのが正直な感想です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-24 00:47:26] [修正:2010-11-24 00:47:26] [このレビューのURL]

無事完結したので書き直し。

作品のテーマ性の特徴等は他の方々のレビューで色々と語られているのですが、老若男女問わず楽しめる絶妙なバランス加減だったと思います。
難解すぎず、軽すぎず。
そうでなければ単行本が一巻あたり100万部を超えるような作品にはならないですよね。

この作品の凄いと思った点は長編作品にありがちな評価である「○○編までは良かった。以降は駄作」という風にならなかったその構成力です。(自分はそう感じました)
エルリック兄弟・マスタング大佐をはじめとする軍・シン国の面々・ホムンクルス達・そしてスカーなどの多くのキャラクターを動かしてストーリーを描いているので話が途切れる事が無く次へ次へと展開していきます。
次の巻へ行けば行くほど面白くなり、次々と話を展開しては着々と伏線を回収し風呂敷が畳まれていくその様は爽快でした。
また、全27巻という長さですがバトルに関してはダラダラと引っ張らずに一話でテンポ良くまとめるなどされています。(月刊連載ってのもありますが)

画力に関しては絶賛する様な上手さは無くとも、これほどの長期連載にも関わらず初期と後期であまり変化を見せなかった絵柄の安定度はとても初連載作品とは思えませんでした。

何はともあれ綺麗に完結してくれて本当に良かった。
間違いなく2000年代を代表する作品の一つです。
8→9

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-12 03:36:31] [修正:2010-11-23 01:32:48] [このレビューのURL]

すみません「ホームセンターてんこEX」の発売が決まった頃にようやく一連の騒動から存在を知りました。完全に後追いです。
「マガジンイーノ」といえば「Q.E.D証明終了」しか知りませんでした…まさにこの作品は「埋もれていた良作」だと思います。
読んでいてことごとくツボにはまりました。

まるっこくて読みやすい絵柄は少年向けにも見えますが、内容はどうみてもオッサンの描いた中年向け作品です。
工作漫画なのに主人公はドリルを持った天真爛漫な女子高生。
元気一杯で工作に関しても興味津津で、本来「お父さん」や「男子」が活躍するべきフィールドで主人公のてんこが活き活きとしている様はまさしくオヤジキラー(作中でもたびたび言われてます)。
更に時折挟まれるサービスカット。健全で全然エロくはないんですけど、欠かさず狙ってくるあたりがまたオヤジっぽい。
こんな女子高生いないよ って実際はちょっと思いますが^^;

キャラクターにも世界観にも毒が一切なく、「モノづくりって楽しいよね!」というシンプルなメッセージを存分に描かれています。
作中に出てくる工作を実際に作者が作ってHPで公開してるのも、リアリティを増してくれてます。なんとかしてDIYに興味を持ってもらおうっていう気概が伝わってきます。

工作部発足などで世界観が広がりを見せてきたあたりで打ち切りの方へ話が入っていってしまったのはなんとも残念です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-21 21:43:31] [修正:2010-11-21 21:43:31] [このレビューのURL]

作者が代表作である「愛人[AI-REN]」で色々と大変な思いをした結果、その反動が思い切りでています。

「漫画家」と「編集者」という作者にとても身近なものを題材とし、内容も普通なハートフルラブコメとなっています。
「漫画家漫画」の一つに一応入るとは思いますが、メインはあくまでラブコメ。
話はとてもわかりやすいですし、楽しく作者がかいているのも伝わってきます。

でもまぁその結果普通によくある作品の一つになってしまった感もあります。。
最後をもっと綺麗にまとめてくれたらよかったなと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-21 21:02:58] [修正:2010-11-21 21:05:14] [このレビューのURL]

主人公の武器がバナナっていう事で、もっとギャグテイストな出オチ作品かと思ったのですが、あらすじ通り冒険あり・バトルありな意外と熱い作品でした。

冒険・友情・能力バトル。
主人公を男にしたら「ジャンプ」でやれる様な内容じゃないか思う程です。
ブレイドっぽい要素がありません。
冒険に関しては「伝説の地 オーズ」を目指すというものなのですが、主人公達が冒険する動機としてはこれだけではちょっと物足りない気がします。
これからキャラの過去や因縁なんかが出てきてそこらの動機付けをもっとしっかりしてくれると良いなと思います。

良い意味で期待を裏切ってくれたので買って良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-21 03:01:21] [修正:2010-11-21 03:01:21] [このレビューのURL]

「狼と香辛料」と「ハニカム」が好きなので買わずにはいられませんでした。

デイトレーダーで既に何億もの大金を稼いでいる凄腕の少女・藤岡さんと、平凡な大学生である主人公が関わっていくお話です。
やっぱりお金って重いんだなって感じさせられました。

自分に全く知識が無い所為なのもありますが、デイトレードに関する蘊蓄類は原作の支倉先生の力がいかんなく発揮されていて結構濃いです。
それと同時に桂先生が藤岡さんを可愛く描いてくれているので、藤岡さんの「平凡な生活を夢見る女の子」と「凄腕デイトレーダー」の両面を巧く互いの長所を活かして表現できていると思いました。

至って平凡な主人公がこれからどの様な形で藤岡さんを救う(?)のか、続きが楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-20 02:05:35] [修正:2010-11-20 02:05:35] [このレビューのURL]

絵の雰囲気はどことなく似ているので意外と違和感なく入れますが…

「かんなぎ」再開までの間を持たせるために連載しているといっても過言じゃないので過度な期待はしない方が良いです。

パチはちびキャラにしてはマスコット的な可愛さが無く、ちょっと不思議な存在っていう印象。正にパチモン如き胡散臭さ。

原作っぽさは残っていますが、原作より更にゆったりしていてキレがありません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-17 23:57:39] [修正:2010-11-17 23:57:39] [このレビューのURL]

「西洋骨董洋菓子店」「フラワー・オブ・ライフ」「愛すべき娘たち」などどれも良かったので「BL要素控えめで面白いの他にない?」と聞いてみたところ薦められた作品です。結果やっぱり面白かったです。
全1巻の中でそれぞれ違う趣の短編がありますが、登場人物同士が微妙にリンクしているので一冊でしっかりとまとまりがあります。(『愛すべき娘たち』などもそうです)

自分の好みといえばそれまでなのですが…
笑いとシリアスの切り替え、微妙な表情の変化の描き方、すっと「良かった」と思える読後感の良さなど魅力的な部分が多いです。

他の作品と比べるとインパクトでは若干弱いかもしれませんが、それらが気に入った方には自分が薦められたように是非お薦めしたい一作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-17 00:23:26] [修正:2010-11-17 00:23:26] [このレビューのURL]

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