「森エンテス」さんのページ

総レビュー数: 355レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月15日

長編漫画としてよく出来ていた作品で、藤崎竜の持つシュールやダークさを絵柄や物語の中に隠すことにより、普通のようで普通でない作品に仕上がっています。

バトル漫画ではありまけど、簡単な敵味方という形でもなく、最後まで楽しく読める作品です。

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[投稿:2015-06-25 19:24:48] [修正:2015-06-25 19:24:48] [このレビューのURL]

読む年代にもよると思いますけど、多感な時期に読んでいたら8点以上の作品です。

『空のキャンバス』の音楽版とも言えるかもしれません。
悲しい物語ですけど、前向きな物語ですね。

「音楽は自分をさらけ出す物」という言葉を見聞きますけど、それを漫画として描ききっている作品です。


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[投稿:2015-06-21 02:51:02] [修正:2015-06-21 02:51:02] [このレビューのURL]

『ネムルバカ』に繋がる家族の物語です。

個人的に、こういう父親は嫌いじゃないし、父親っていうのは子供から見たら、意思疎通の難しい偏屈なものだと思うので、リアルじゃない所が逆にリアルにも感じることが出来た。

そにしてもこの作者は「根本的に頭が良い」んだろうなと思わされる。

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[投稿:2015-06-16 21:43:35] [修正:2015-06-16 21:43:35] [このレビューのURL]

オートバイの競技・エンデューロのレースがひたすら描かれている中に主人公の少女やライバルであり恋心を寄せる少年との触れ合いや葛藤が描かれた稀有な作品です。

レースをしっかりと描いて、その中にエピソードを挟んでいるので、ひたすらレースをしているように感じますが、レースに臨んでいる彼らの気持ちがダイレクトに伝わり、ある意味「眩しい」作品です。

きたたかし版の『耳をすませば』と言えるかもしれません。

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[投稿:2015-05-25 22:24:05] [修正:2015-05-25 22:24:05] [このレビューのURL]

書道という題材を上手く生かした青春作品です。

大会であるとか、作品の優劣を競うような場面も多々ありますが、この作品で描かれている基本は「部活動」の風景なんだろうと思います。

書道の世界という一般には知られていない分野への知的好奇心を刺激し続ける事の難しさもあり、連載開始当初の新鮮さを最後まで保つことが出来なかった感はありますが、素晴らしい作品と言えるのではないでしょうか。

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[投稿:2015-03-18 20:25:52] [修正:2015-03-18 20:25:52] [このレビューのURL]

うめ版の毒入りの現代版の『じゃりん子チエ』です。

主人公は今度は男の子ですが、父親はテツ同様、あるいみ社会の底辺な感じです。

大阪のあるエリアでの話しですけど、関東在住者には理解できないかもしれませんが、未だにこんな感じなんですよね。

物語としても小学生のちょっとした友情や恋の話もあり、クライマックスは一気に盛り上がり、大円団という作品です。

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[投稿:2015-02-06 20:06:06] [修正:2015-02-06 20:06:06] [このレビューのURL]

前作の『東京トイボックス』と合わせての評価となります。
個人的にはモーニングで連載されていた前作が非常に好みで8点、今作が6点で間で7点という計算です。

描いている内容は今作の方が深いですし、実験的な部分もありますし、漫画作品としてのグレードは高いんですけど、「読みやすさ」は正直前作の方があったし、シンプルに楽しめたように思います。

これが出版社のメジャー・マイナーの影響なのかなと思ったりします。

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[投稿:2015-02-06 19:44:54] [修正:2015-02-06 19:44:54] [このレビューのURL]

7点 LIAR GAME

無事終了といったところでしょうか。

内容については、ドラマにもなりましたので説明不要かと思いますが、普段の原稿の白さからは想像できないほどに最終回は黒い原稿でしたね、コマ数と文字で。

個人的にああいう謎を残した終わり方は嫌いじゃないです。

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[投稿:2015-01-26 18:40:48] [修正:2015-01-26 18:40:48] [このレビューのURL]

7点 太郎

一人の青年のボクサー人生を追った作品なのですが、まぁ・・・細野作品だなと思いますね。

この時期の細野作品にあるモラトリアム臭が満載ですが、そこをエンターテイメントに持ってこれているのは素直に凄いなと思いました。

話の流れ自体が少し退屈なところもあったりしますが、良作だと思います。

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[投稿:2015-01-26 18:38:42] [修正:2015-01-26 18:38:42] [このレビューのURL]

中盤から終盤にかけて物語が膨張し、それに伴い戦いの演出も大雑把になってしまった感がありますが、なんやかんやで毎週読んでいました。

ナルトとサスケの二人を軸に進んでいきましたが、それぞれの脇を固めるキャラクタにも物語が用意されていのは、上記膨張の原因ではありますけど、一大サーガを描きあがる上では良かったのではないかと思いました。

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[投稿:2015-01-14 20:25:31] [修正:2015-01-14 20:25:31] [このレビューのURL]