「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

6点 22XX

カニバリズムと宗教心と食欲がうまくミックスされた作品。
親(人)を食べてその人の命を受け継ぎ、自分もまた子供に
自分を食べてもらうことで魂が浄化されると信じている
フォトゥリス人のルビィ。
食欲は起こるが別に食べなくても生きられるそして生命を
生み出す事のないロボットのジャック。
物語の展開はラストバタバタした感じがするけれど、この二人を
通して食べることとは何かと色々考えさせてくれました。

清水玲子の作品ってテーマの観点が非常に興味深いと思います。
ただの異星が舞台でロボットが出てくるだけでなく、それに
カニバリズムを組み合わせるなんて面白い。

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[投稿:2011-07-31 22:00:58] [修正:2011-07-31 22:00:58] [このレビューのURL]

絵も少女漫画家としてはそんなに上手くないし、
複雑な展開もない単純な恋愛モノなんだけど、
間にはさまるネームの量がはんぱでなく、様々な物事の
ノウハウが詰め込まれているのが興味深い。
そしてあっさりしてて、恋愛に対しては愚鈍な性格のヒロイン達
の思考や分析が面白い。

川原泉の漫画って独特な作風ではまるとクセになってしまいます。
この短編集は典型的川原泉パターン。

一応恋愛モノなんだけど、どの短編の主人公も恋愛を
意識することはほとんどない。話の最後にとってつけたかの
ように恋を思い出すことがほとんど。
この短編集は特に食欲系を前面に出した話が多いから相手も
モギュモギュ食べてばっかだしで男性的魅力は感じさせないけど。


個人的に「不思議なマリナー」が秀逸だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-25 22:14:12] [修正:2011-07-31 21:37:58] [このレビューのURL]

結構池田理代子さんのファンで「ベルバラ」も何回も読んでる
のですが、正直そんなに面白いと思えません。
4コマなのですがオチがいまいちすぎ。
ベルバラの熱狂的なファンならキャラネタも多いし楽しめるので
しょうね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-25 21:50:01] [修正:2011-07-25 21:50:01] [このレビューのURL]

アルキメデスのあの凄い武器って本当なん!?とビックリしましたが
作者の想像も入ってるんですね。納得。個人的に岩明先生が集めている
史料もあわせて読んでみたいなぁ。
どういうのからあの世界観を生み出してるのか興味あり。

1巻という内容のわりに短いせいもありますが、戦闘も政治的な
やり取りもドラマも盛り上げにかけて物足りなかったです。
キレイにまとまってるけどあっさりしすぎかな。読み終わって
「あれ、もう終わり?」って思っちゃいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-25 21:45:07] [修正:2011-07-25 21:45:07] [このレビューのURL]

アシェラッドがカッコよすぎる!
めっちゃ強くって頭がきれて冷静かつ冷酷だけど大胆な行動に出ること
あり。そしてあの出生…ハゲでも素敵やん。
なもんでここ数巻はかなりテンション落ちて読んでます…。

書かれている方いらっしゃいますが、主人公のトルフィンが
いまいちすぎますよね。幼き頃は少年漫画のステレオタイプ
くさいし、成長してからはあの偉大なお父さんの教えが全く
生きてないし。トールズさんすごい人だったのかもしれないけど
子育て失敗してるやん。もっとズッシリ教えとかないと。

これから成長していくのだと分かりますが、いまいちな姿もう10巻
近くも見てるんだけど。(代わりにアシェラッドがカッコよかったけど)
このペースだとなんだかとてつもなく長い物語になりそうで
途中私が脱落しないか少し心配。

漫画や文学でもあまりなじみのない興味深い時代を描いているし、
描写が素晴らしい幸村誠氏だし、何よりもヴィンランド(北米の。
出てこないかもしれないけど)を見てみたいので期待しながら
続きを楽しみにしています。

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[投稿:2011-07-23 19:44:11] [修正:2011-07-25 21:37:01] [このレビューのURL]

出だしは失恋した相手の為に修行に出てお店立ち上げて、
フランス人のオタク御曹司がでてきて と正直アホらしい設定の
漫画やなーと思ってたのですが…。

ヒロインはあっさり人妻になるのに主人公諦めないし、主人公
アホかと思えば意外と物事分かってて(結婚式の妄想スピーチは
噴いた。そこまで分かってるのに好きなんかよ!)腹黒い思いが
あったり大人だったり、冴子さんの黒い思惑(天然も入ってるけど)、
桜子さんの女心のずるさの指摘っぷりなどが結構面白い。

意外な展開を繰り広げる中、ショコラの丁寧な解説があったりして
本当に美味しそうでお高いチョコが食べたくなります。

冴子さんって爽太のチョコレートのミューズ(ダリにとってのガラ
みたいに)なんじゃないかなと思ったり。

それにしてもこのショコラ屋さんお父さん以外の従業員みんな
失恋というか片思いしてるし。バレンタイン的には店ヤバすぎw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-23 22:11:25] [修正:2011-07-23 22:11:25] [このレビューのURL]

ヒロインは22才年下の13才のかわいい金髪フランス娘、マレッタちゃん。
殿方にとったら理想なんですかね?まぁこの漫画のすごい所はその
マレッタちゃん元娼婦で11才の時からブローニュの森で立ちんぼしてて
主人公との出会いも売春でしたけどね。ねーよ、そんなヒロイン!
さすが御厨先生。

でマレッタちゃんも主人公と出会ってから真っ当になって
普通の少女らしくなっていって普通に焼きもちやいたり、物事を色々
達観してたりと魅力的なのですが、それにしても主人公はよくモテル。
しかも結構美女に。それまでしょうもない生活してたわりに様々な
国の政治、経済、文化、裏社会に通じててスキーも抜群でそして
女性にも積極的ですからね。案外こういう殿方って少ないから国際的に
モテちゃうのは仕方ないですよね。

って書いてると恋愛漫画のようですが、全然違います。スパイス程度には
からんでるけど基本パリを中心としたヨーロッパ各国の社会的な問題を
二人に(若しくは一人だけに)からめてて非常に勉強になります。

って言っても30年前の作品なんでソ連や社会主義国家としてのチェコが
舞台だったりします。その他にも様々な西側諸国(+中東)の政治、経済、
文化や裏社会がテーマになっていて時事ネタとしては古すぎるけど
当時のそれらの諸国や日本の様子が味わえて興味深いです。

話は短編?中編。絵も上手いし(劇画調)テンポもよく読みやすいです。
結構切り口が面白いのでもっと長くてもよかったのですが
人気がなかったのかな?それとも御厨先生が飽きたのかな?


それにしても今時こんな古い漫画読む人少ないですよね。
私は古本屋でビッグコミックスの初版を手に入れましたが、今だと
オンラインコミックスで読めますよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-23 21:23:37] [修正:2011-07-23 21:41:01] [このレビューのURL]

絵がもう少し上手ければとも思うし、あの絵でこそ巨人の不気味な
感じや絶望的な世界観をかもし出してるかもとも思いました。
でもそんな言うほどヘタじゃないし。
漫画はやっぱりストーリーがあってこそですよね。
序盤からグッとひきつけられる面白さがありました。
ああいう狭い世界を作っておいての人間の根源的な様々な心理って
作者の言いたいことがダイレクトに出てる感じがしていいです。

ただ唐突に始まる過去話。ネタが尽きてきたのか、今後の布石に
なるのかが気になりますが。
巨人の発生の謎が意表をつくそして納得のいくものであれば
さらに高評価し直すと思います。(現在4巻まで読破)

あと高い壁に囲まれた世界って村上春樹の作品を思い出しました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-19 21:59:43] [修正:2011-07-19 21:59:43] [このレビューのURL]

たらたらした漫画は苦手なのですが、この作品は別格。
最初かわいい絵柄でロボットの女の子がカフェを営む話って
なんかあざとい感じがするなぁとしか思ってなかったのですが…
読みすすむうちにアルファさん達の世界にどっぷりはまってました。

連載が終わった時はがっかりしたし(続けようと思ったらいくらでも
続けられそうな漫画なのに!)、今でも時々読み返してしまいます。

不思議な黄昏の時代。世界のあり方の説明は全然なされてないけど
ものすごくしっくりきました。
海に沈む街灯が光るシーン、形が崩れた富士山、地上からみあげる
ターポン。こんな風景が見られるなら世界の終焉も悪くないなぁ。

ちょっとした物事を見て楽しむ。バイクで、歩いて景色を楽しむ。
(特に一人で)そういうのが好きな人にはたまりませんね。

ほんと何気ない話で、くどい説明も写実的な画でもないのに
読んでいると、色、味、匂い、湿気や温度、手触り、空気などなど
自分の感覚もゆさぶられる時があります。
ココネが色や音でできているってセリフがありましたが、まさに
彼女達を通じて読んでるこちらもそれらを刺激される気がします。
すごい漫画だなぁ。

そして時間は流れ行くのに変わらないアルファさん。
いつもはノホホンした感じの彼女の切ない思いがたまりません。
先生からペンダントを譲り受けるシーンとラスト一個前の夕凪通信
ではホロリと涙がでてしまいます。
切なくてでも暖かさがあるラストは素晴らしい!

ちょっとした描写やセリフだけで読者にものすごく色々想像を
させる稀有な漫画だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-07-16 13:09:51] [修正:2011-07-16 13:09:51] [このレビューのURL]

むかーし高校生ぐらいの時にジャパネスクにはまって原作の小説
読んだものです。でも人妻編はあんまり好きじゃなかったので
一回しか読まなかったので内容覚えてませんでした。

人妻編が完結したので久々に読むと…ラストがモヤモヤして
そら好きじゃなかったのも当然だと。物語自体は破綻してないし
ハラハラ面白いんだけど、敵役の帥の宮がねぇ。
ヒロインが腹パンチされる(しかも腹を狙う理由がひどすぎる)
少女漫画も珍しいですよね。

物語が動き出す最初3巻ぐらいまではちょっと退屈なのですが、
メイン二人が出会ってからが面白い!瑠璃姫のターン!帥の宮の
ターン!とお互いの思惑と行動が読めなくてハラハラしました。
平安期の貴族の王宮物語の政治的なドロドロした部分などよく
描けてますよねぇ。

あの長い原作をコンパクトに分かりやすくまとめた山内さんも
すごいなぁ。10年ブランクがあるのに絵がそんなに崩れてないし。
描き続ける方が絵って変わるのかな?
ただ目に色気がなくなったなぁとは思いました。
坊主である吉野君まで色香を振りまいてたのにw
鷹男昔(前作)カッコよかったのに今作では全く魅力がなく感じたかな。

それにしてもラスト毎回高彬って心が広くてカッコよすぎる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-16 11:56:43] [修正:2011-07-16 11:56:43] [このレビューのURL]

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