「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

近藤先生の初期作品。
バトル&コメディもの。とはいえどちらかといえばコメディに傾いてます。
というかバトルものとして期待すると拍子抜けする。
そのくらいほのぼのしてる。

作画的には安定しているとは言えませんが、これが初連載作なので致し方ないかな。

キャラクターはそれぞれ特徴がありおもしろいです。特に主人公とその親友を絡めて百合的な要素を流行するはるか以前に取り込んでいる点はすごい(笑)。

初期も初期の短編も収録されておりファンにとっては貴重。
近藤先生は作風や各単行本の巻末コメントからしててっきり女性の方だと思っていたので男性だと知った時は驚くと共に、少し空寒くなりました…。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-16 21:00:18] [修正:2006-05-16 21:00:18] [このレビューのURL]

無駄にエロいポケモン漫画。いや、無駄ではないか。むしろメインか(笑)。

基本的にはゲームのコミカライズというよりもアニメ版のコミカライズといった感じでしょう。
ストーリー自体は至極全うな冒険友情もの。
一話一話がてんでバラバラでエピソードごとのつながりが希薄な気もしましたが、アニメ版の良エピソードを選んで(多くのエピソードをはしょって)コミック化していたんでしょうから仕方が無いのかな。

それと連載途中に大人の事情でキャラクターの外見上細かい変更がありました。それに伴いエロも控えめに・・・。まぁ基が大きな作品ですしね。
ていうか小野先生に好き勝手描かせたらコロコロでの掲載は無理になってしまいますからね(それはそれで見てみたい気も(笑)。

地味にリアルなポケモンの造形が好みだったり。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-11 01:55:15] [修正:2006-05-11 01:55:15] [このレビューのURL]

金田一先生の他作品と比べると、掲載誌に合わせてか設定上に縛りが強く、良い意味で地に足がついている。
その上でキャラが良く動き作劇としての巧みさを感じます。
これぞシチュエーションコメディといった感じ。

2006年5月現在、まだまだ連載初期であり、今後どのように物語が展開するか分かりませんがとにかく期待作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-10 23:11:25] [修正:2006-05-10 23:11:25] [このレビューのURL]

あるゆる点において平均点はクリアしている作品。

作画は終始安定していたし、物語も手堅いつくり。
なにより原作であるゲームの魅力が十分描けていたと思います
このマンガ読んでドラクエやりたくなりましたし。

しかし、手堅いゆえに爆発力は無かったかな。
良い意味での展開上の裏切りは無かったように感じます。
そのあたりが全五巻という微妙な巻数での幕引きに繋がってしまったのでは。

そうはいってもやはり安心して読めます。良作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-01 02:16:26] [修正:2006-05-01 02:16:26] [このレビューのURL]

金田一先生の代表作といえばアニメ化もされた傑作『ジャングルはいつもハレのちグゥ』『ハレグゥ』ですが、それに比べるとヤングアダルト向け、というかはっきり言えば下ネタが多いです。
ラブコメと銘打っていますが、そういう要素はまだ触り程度です(1巻で止まっているから仕様が無いが…)。

個人的には下ネタ担当キャラとも言えるバニラの存在が面白かったです。
キャラクターの幅が拡がったことにより世界観も金田一先生のブラックシュールな作風によりマッチングしていると思います。

しかし、この作品ほど掲載誌に恵まれない作品も珍しいですね。
ギャグ王・ガンガンパワード・ガンガンYGと全て無くなってしまいました。
金田一先生はガンガンYGの後継誌ともいえるヤングガンガンでは、別の作品(『ニコイチ』←この作品はこの作品で面白い)を連載しているため、現在『アストロベリー』連載再開の可能性は非常に低いでしょうね。
連載再開が待ち遠しいほどに面白いのは間違いないです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-16 01:38:57] [修正:2006-04-16 01:38:57] [このレビューのURL]

天然系元気娘のたかこ、無気力適当娘のゆうこの二人の大学生と、まとめ役でツッコミなんだけどどこか抜けているOLのくにこ。
三人の掛け合いが楽しい日常マンガ。
要するに三谷幸喜脚本のドラマ「やっぱり猫が好き」のパロディだと思うんですが、そちらを観ていないので比較は出来ません。

登場キャラクターは全て独特な感じでデフォルメ化(スヌーピーが近い感じかな?)され、ひたすら三人の日常でのトラブルを描く。
良い感じに力が抜けているので気楽に楽しめます。
一雑誌のオマケマンガに適任。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-10 22:47:09] [修正:2006-04-10 22:47:09] [このレビューのURL]

収録作品の発表時期が1978年から1994年までとかなりのブランクがあるため、作風・画風ともにばらつきがあります。
掲載誌が少女誌から少年誌・青年誌までとバラエティに富んでいるのもそれに拍車をかけてますね。

特に目を引くのは、高橋先生にしては珍しく少女誌に掲載された『スリム観音』。
やっていることは普段の高橋作品と変わらないライトなラブコメなんですが、軽めのトーンを使ったり枠線を細くするなど少女漫画よりの表現に寄せてチューンすると、ここまでそれっぽく見えるのかと無意味に感心してしまいました。

他の短編集に比べると特に軽いノリの作品が多いので読み応えは無いですがスナック感覚で楽しめる短編集。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-03-26 01:40:55] [修正:2006-03-26 01:40:55] [このレビューのURL]

『いでじゅう!』と比べると良い意味でアクが強い。

いきすぎた妹コンプレックスやらドラえもんのオマージュなどやたら好き勝手やっている印象を受けました。
大ゴマを使ったギャグパターンが本の中でかぶっていたりとややワンパターンかなあとも感じましたが、コマ割や構成が単純ながらも読みやすく画風が自分の好みなのもあいまって中々楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-03-25 00:38:48] [修正:2006-03-25 00:38:48] [このレビューのURL]

全3話からなる表題作『アッセンブル・インサート』他、ギャグあり、SFあり、ファンタジーありの短編集。
いくつかある短編集の中では最も内容が濃い。
作品ごとにジャンルも雰囲気もバラバラですが、どれもしっかり「ゆうきまさみ」しています。
『アッセンブル・インサート』をはじめとしたギャグ物はいちいち楽しいし、「ウルトラQ」っぽいSFホラーも雰囲気出ていて非常に面白い。
ファンタジー物は発表時期が一番古く、単純に未熟というのもあるかもしれませんが少しタッチが軽すぎるかな。

どの作品でも割と入りやすい作家さんなので需要が無いかもしれませんが、ゆうきまさみの入門書として勧められる一冊。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-03-16 02:43:32] [修正:2006-03-16 02:43:32] [このレビューのURL]

学生が問題をかかえ、一風変わった教師がなんだかんだでそれを解決する。
教師がヤンキーだと『GTO』になり、教師がオタクだど本作『電波教師』になる。
以外にもオーソドックスな教師物。

小ネタとしてオタクあるあるを挟みつつ、本筋の話は教訓じみた話が小気味よく続く。
ここ!という見せ場のシーンも演出が上手い。
特に、あえてセリフを透かして、最大限絵を見せる手法は何度かハッとさせられた。

従来の教師物とは違って、女性徒メインではあるものの、美少女漫画(というか成人向け同人誌)を主戦場として活躍してきた作者なだけにサービスシーンも含めて「上手い」デキかと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-06-11 14:31:47] [修正:2012-06-11 14:31:47] [このレビューのURL]