「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

[ネタバレあり]

囲碁を将棋にくらいのアレンジはしているけれど、基本的には『ヒカルの碁』のフォロワー。
漫画化するならルールがわりと一般にまで知られている将棋のほうが作り易いとは思います。

お話を数年すっ飛ばしキャラの等身を変えるなど派手なテコ入れ・四苦八苦した後は見えますが、ストーリー的に安直過ぎてあまり面白い方向には行かず、作画的にも無理矢理キャラクターの等身を上げたせいかどうしても違和感が付きまとい、さらに堂々と致命的な作画ミスがあったりで、総じて低空飛行のままワケの分からない所に着陸してしまった印象。
というか二歩のイメージしか残っていないなあ。

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[投稿:2007-04-26 20:01:13] [修正:2007-04-26 20:01:13] [このレビューのURL]

GX誌上でのドッキリのような終了。
そしてすぐさまのリスタートには驚かされました。

やっていることや作品のテイストは無印の頃と変わらないんですが、お話がフィクションに寄り過ぎているような・・・。
以前は多少尾ひれがついていたとしてもモトになった出来事が見えてきたのですが、「新」になってからはそのあたりがいま一つかな。
特に最近のエピソードではリアリティが伝わってこない。

もちろん、抜群のハッタリ・異様なテンションなど島本節は健在で、十分すぎるほど楽しんではいるのですけどね。

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[投稿:2007-04-20 15:29:26] [修正:2007-04-20 15:29:26] [このレビューのURL]

ドラマ化もされた人気作という位置づけでいいのかな?
極フツーの青年である主人公がひょんなことから女の子たちとひとつ屋根の下で暮らすことになるという、まあよくあるハーレム漫画。
女の子たちもそれぞれに裏で課題を秘めていて、それを主人公と触れ合う内に少しずつ解決していく。
うん、コメントに困るくらいに手堅いつくりで普通すぎる。

作画的にも標準レベルで安定しているし、特に文句の付けようもないのだけど、いわゆるかわいいアニメ絵系ではないので同じベクトルである赤松作品とかが好きな人からしたら完全スルーの対象になってしまっているのかな。

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[投稿:2007-04-14 16:26:59] [修正:2007-04-14 16:26:59] [このレビューのURL]

海外でプレイし日本代表でも中心的な役割を果たす。
日本サッカー界を背負って立っていた男の突然の引退。

どこかで聞いたような話ですが、驚く無かれこの作品は中田英寿の引退以前に連載開始した作品です。
何この先見の明。

内容でも過去の高田先生のスポーツ物は丁寧に描きすぎているがゆえに、いまひとつテンポが悪いというきらいがありましたが、この作品ではその辺りの弊害も大分解消されている印象。
はしょる所ははしょる。
目標も「天皇杯優勝」としっかり設定されているので、極端に迷走することも無いでしょう。

これから話題になりそうな作品だけに期待。

終了記念に追記。
思ったよりも低空飛行のまま早い段階で終了してしまいました。
世界観が村という狭い単位で完結してしまっていて、そこでウダウダしていただけの印象。
その先のひろがり・発展性が見えなかったかなあ。
惜しい。

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[投稿:2006-08-16 21:36:07] [修正:2007-04-14 10:43:57] [このレビューのURL]

映画化もされた小説のコミック版。
お役所からスーパーに研修で派遣された主人公の悪戦苦闘ぶりをコメディに描く。
原作本も映画も未見なので比較は出来ませんが、この漫画版はなかなか面白かったです。

課題にぶつかり解決するというテンポが早いため、ストレスを溜めず小気味良くさくさくと読める。
物語自体の作りとしてはオーソドックスだけど、だからこそ解りやすいし入りやすい間口が広い作品になっていますね。
偉ぶるお役人やクレーマーたちもイイ感じにイラッとするし、やり込めた時の爽快感もありとにかく読後感が良い。

世知辛い日常のちょっとした清涼剤的良書。

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[投稿:2007-04-14 10:19:08] [修正:2007-04-14 10:19:08] [このレビューのURL]

タイトルの通りミニスカの女の子がサッカーをするというギャグマンガ。
それ以上でもそれ以下でもない。

徹底的にバカなノリでエロコメディを通り越して下品。
それもおっさんが読む男性週刊誌に載っているような下品さ。
少なくとも女の子が読んで面白い内容ではなく、男の自分でもバカだなあと思いつつ若干ヒいてしまった。
作画が絶妙に安っぽくてキャラの顔がどことなくダッチワイフみたいに見えるのも下品さに拍車をかけているなあ。

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[投稿:2007-04-14 10:02:16] [修正:2007-04-14 10:02:16] [このレビューのURL]

人気ゲーム「ファイアーエムブレム」シリーズのGBA版第一弾「封印の剣」のアナザーストーリー。
とはいっても、ゲーム版のキャラクターは本筋にはあまり絡まず、もっぱらオリジナルのキャラクターたちの正統派ファンタジー冒険譚。

平凡な出来かな。
キャラの死に様とか盛り上がるところはきっちり盛り上がるし、作画も序盤は危うかったものの巻数が進むにつれて特にトーン技術と背景は同じ作品とは思えないほどの成長ぶり。

しかし、「ファイアーエムブレム」の漫画だと構えて読み始めると・・・うーん。
特筆するものの無い普通のファンタジー漫画といった感じ。
それっぽいモンスターを出しておけばドラクエの漫画としても通用する(実際、内容的には『ダイの大冒険』に近いと思う)。

ゲームのファンとしては物足りなく、それ以外の人にとっては若干とっつきにくい作品。

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[投稿:2007-04-10 00:39:46] [修正:2007-04-10 00:39:46] [このレビューのURL]

原作小説を既読だったのでドぎつい内容ということは知っていましたが、作画が上手いというわけではないからか、絵で見てこその新しいショックはなかったかな。
小説で読めばいいかという感じ、というかぜひ小説で読んで欲しい。
ストーリーは不快感で戦慄するほどにえげつないから。

それにしても漫画の雰囲気自体は「漫画アクション」の芸風にピタリとはまっている。
まるで原作小説など無く、アクション発の作品の様。
だからかな、そこにこの作品が本来持つ「ダーク感」を感じなかった。

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[投稿:2007-04-08 02:22:59] [修正:2007-04-08 02:22:59] [このレビューのURL]

真面目にファンタジーな少年漫画。
なにぶん、やりつくされた感のあるジャンルなので、なかなか新しい物を見せるのは難しい。
導入の時点でどうしても既視感がつきまとう。
バックの大きな話もちらほら見えてきたけれど、それも含めて、うーん・・・ありがちかなと。

作画もカプコンのゲームチックなデザインセンスは面白いとは思うけれど、ところどころ整理されすぎていて効果や表情に迫力が無いのが気になった。
それと、ネームが小慣れないせいかどうにも読みにくい。

総合的に洗練されれば、メジャー志向の作品が描けそうな作家さんだとは思う。

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[投稿:2007-04-08 02:21:18] [修正:2007-04-08 02:21:18] [このレビューのURL]

終始、何を読ませたいのかがはっきり伝わってきませんでした。
プレイ描写にしてもとことんリアルでもなく、かといって振り切れるほどにマンガチックというわけでもない、どっちつかず。
ではストーリーで熱いものを魅せてくれるのかというとそうでもない。
正直、「翼くん」よろしくの天然系天才サッカー少年がサッカー部に入部するために肉弾戦を繰り広げていた印象しか残っていない。
作画もいまひとつ垢抜けず、総じてひきつけられるものが無かったなあ。

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[投稿:2007-04-07 02:00:25] [修正:2007-04-07 02:00:25] [このレビューのURL]