「鹿太郎」さんのページ
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サラリーマン漫画の定形コンビ・一見駄目人間だけど・・・な上司と新人女子社員が映画を通して傷つき迷う人々に何かを伝える。
まあ要するに『金魚屋古書店』の映画バージョンなのですが、個人的にはこちらの方が上かなと思う。
あちらは横にエピソードを並列的に並べていっている感じですが、こちらは「親父の撮った幻の映画」という大筋のお話があるせいか作品に芯がある印象。
取り上げられた映画をすごく観たくなる様な作り方・魅せ方も上手い。
この作品で使われた映画は次の日レンタルビデオ店から消えるとか消えないとか(大嘘)。
で、実際に映画を観てみるとさらに作品自体が味わい深くなるのも嬉しいですね。
作画家はもとより、原作者の「力」を感じられる秀作。
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[投稿:2007-02-04 09:01:23] [修正:2007-02-04 09:01:23] [このレビューのURL]
8点 桜蘭高校ホスト部
アニメから入ったのですが、ずばり面白いです。
最初からぶっ飛んだタイトル・設定で引いてしまいがちですがもったいない。
ギャグのテンポも良いし、少女漫画らしくメインキャラの過去のトラウマを克服していくシリアスパートもきっちり魅せてくれます。
そのあたりの緩急のつけ方、メリハリは抜群。
主人公も女の子女の子していないのでわりと野郎にも入りやすいかと。
作画がちょっと野暮ったかったり、キャラクター陣は濃くて面白いのだけどそっち方面に狙いすぎかなとも思いましたが、まあこれは自分が普段から少女漫画慣れをしていない弊害でしょう。
この馬鹿馬鹿しくも読んでいて楽しい雰囲気を忘れずにこのまま突っ走って欲しいなあ。
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[投稿:2007-02-02 01:02:21] [修正:2007-02-02 01:02:21] [このレビューのURL]
6点 メダロット
ポケモンのフォロワーゲーム「メダロット」のコミック版。
基本的には主人公の少年とロボット(メダロット)との交流を描いたパートナーシップ物。
トーンやベタをあまり使わないので全体的に画面が白い。
特異なコマ割で他には無い特徴を出そうとしている点は評価したいですが、児童向けと考えたらプラス要素にはならないかな。
物語のラストはパートナーシップの確認に落ち着くのですが、その過程が妙に壮大かつ観念的なので年少の読者には難しかったと思う。
生き物に関してある種の教訓じみたメッセージも発信しており、身につまされる部分もあって自分は十分楽しめましたが、これもメインターゲットの客層からしたらうるさいだけの要素になりかねないよなあ・・・。
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[投稿:2007-02-02 00:59:23] [修正:2007-02-02 00:59:23] [このレビューのURL]
3点 HAND’S−ハンズ−
「赤マルジャンプ」で読みきり版を読んだ時はわりと面白かったのだけどなあ。
結局ヤクザの皆さんと追いかけっこしていたイメージしかない・・・。
ヤクザ関連は読みきり一発でのギャグのネタとしては面白いけれども、連載で何話も掘り下げるべきところではないと思います。
さっさと解決して本格的に主題のハンドボールを始めるべき。
他の雑誌ならともかくジャンプにおいてこのもたつきは致命傷。
作画や個々のギャグ自体は悪くは無かったので次回作に期待したい。
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[投稿:2007-02-01 00:24:29] [修正:2007-02-01 00:24:29] [このレビューのURL]
4点 涼宮ハルヒの憂鬱
ライトノベルからアニメ化し大ヒットした作品のコミック版。
ストーリーは原作を大筋では追いつつ、オリジナルのエピソードを挟んでいるらしい。
自分はアニメのみ視聴の身なので、この作品の良さを100%引き出せているかは判断しかねますが、うん、悪くないと思います。
しかし、この漫画版は原作ファンの方よりの好評を得るに至っていません。
悪評の主たる要因は作画について。
まあ要するに仕上げが小慣れていない、または雑なんだと思います。
気合を入れて描いているキャラクター大写しの部分はともかく、それ以外の細かい絵で一本一本の線がぶれていたり、ベタがのっぺりとただ塗っているだけだったり、背景や小物の描写があまりにもぞんざいだったり。
いくらストーリーが好評の原作があるとはいえ、ファン層の多くは美少女物として期待しているであろう作品において、絵で読者を引っ張れないのは大きなマイナスになってしまいますね。
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[投稿:2007-01-27 07:03:23] [修正:2007-01-27 07:03:23] [このレビューのURL]
6点 やわらか忍法SOS
コミックボンボン大リニューアルの際に打ち切られてしまった作品。
内容はおバカなエロコメ。
小難しい設定も無く、コマ割もとことん丁寧かつ分かりやすく構成されているので非常に読みやすい。
まさにベテランの仕事。
漫画の教科書という感じ。
しかし、作画や漫画表現が近年の流行に乗っているというわけではなく一世代前の、はっきりと言えば古臭い代物なので、今のボンボンメイン読者であるべき小中学生よりも、むしろ帯先生の代表作、往年の『ゴエモン』シリーズを楽しんでいた世代の方がはまると思う。
メインキャラも「ヤエちゃん」よろしくの「くのいち」だし。
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[投稿:2007-01-27 06:50:43] [修正:2007-01-27 06:50:43] [このレビューのURL]
8点 ROOTねこねこ
小野先生の近作『ネコの王』の一話完結式サイドストーリー集。
とはいっても舞台設定が同じというくらいで『ネコの王』との関係はあまり無い。
主人公のネコが旅の途中で色々な人と出会い、様々な問題解決にあたる。
作品構造としては至極簡単なものですが、そのぶん分かりやすく、まさに小野先生のコロコロ時代の作品『バーコードファイター』や『ヤドカリくん』の正統進化系といった感じ。
どこか郷愁を感じさせるさわやかな作風は、ジブリ作品にも通ずるところもある(と言ったら褒めすぎか)。
しかし、物語ごとにきちんとテーマが伝わってくるし心に残るものもあるので、『ネコの王』本編よりもむしろ完成度は上かな。
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[投稿:2007-01-24 04:03:50] [修正:2007-01-24 04:03:50] [このレビューのURL]
人気ゲームのコミック版。
ストーリーはゲーム版にある程度忠実なRPG仕立て。
大きな脅威を相手にしながらも細かいおつかいエピソードをこなしつつ旅を続けるといった感じ。
王道な作りなのでゲーム未プレイでも楽しめます。
ゲーム原作という言葉から受けるイメージよりも敷居は低い。
気になったのは作画のタッチが少女漫画風で、主人公とヒロインのラブストーリーにはバッチリはまるのですが、バトルシーンになるとどうしても迫力不足になりがちな点。
丁寧で綺麗ではあるものの一長一短かな。
エニックス社内のゴタゴタの所為か終わり方が急だったのは残念。
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[投稿:2007-01-23 07:13:36] [修正:2007-01-23 07:13:36] [このレビューのURL]
5点 爆走兄弟レッツ&ゴー!!
「かっとべ!!マグナム!!」
第何次だか忘れてしまったが、数年毎に繰り返すミニ四駆ブームの立役者の一つ。
リアリティとかはとにかく無視。
主人公たちがミニ四駆とともに走り、ミニ四駆同士のぶつかり合いや壊し合い、果ては空中を華麗に舞ったりと基本的になんでもアリ。
大人になったいまこそ滑稽に見えてしまいますが、子供の頃は現実ではありえないと頭の中では理解しつつフィクションとして純粋に楽しめていたし、子供相手ならばむしろこのくらい派手なほうが食いつきがいいと思います。
だって、ただ周回コースをミニ四駆がグルグル回る様を突っ立って観ているだけではものすごくシュールな漫画になってしまいますから(それはそれで読んでみたい気もするが・・・)。
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[投稿:2007-01-22 01:17:00] [修正:2007-01-22 01:17:00] [このレビューのURL]
3点 ゾクセイ
前作『エイケン』の頃と何ら変わらない松山節。
一切のストーリーを排し、ギャルゲーなどでありがちなベタなシチュエーションのみを楽しむだけ。
言うなれば松山版「BOYS BE・・・」といった感じ。
ここまで徹底するならむしろ清々しい。
「漫画は心のヌード写真集」とは『魔法陣グルグル』の衛藤先生の言ですが、この作品はまさに松山先生の心の中・好きなシチュエーションや性癖を覗いている気分。
松山先生の絵や作風が好きならOK、それ以外の人には完全に地雷。
興味本位でパラ見することすらお勧めできない。
ある意味究極のマニア本。
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[投稿:2007-01-20 18:08:29] [修正:2007-01-20 18:08:29] [このレビューのURL]
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