「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

巷で色々とネタにされている「地獄のミサワ」先生の初単行本。
ちなみにネットでよくネタにされているものは作者のHPにあるネタで、この「カッコカワイイ宣言!」とは特に関連がないのでそれは期待しない方が良いです。

この作品はギャグ漫画ですが、ツッコミ役が存在しません。
読者が心の中でつっこみを入れる事でようやく完成する様な、そんな感じなので凄いシュールです。
「カッコいい男子・カワイイ女子しか登場しません!」と最初に宣言したりする癖に絵柄の所為でカッコいいとかカワイイとか思われる言動は全部シュールなギャグと化します。

好みの合う・合わないはまあ…癖のあるギャグ漫画なのであって然るべきというかw
楽しんだ者勝ちだと思います。

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[投稿:2010-10-21 23:48:10] [修正:2010-10-21 23:48:10] [このレビューのURL]

女子高生4人が「お笑い」に挑戦する日常系4コマ。
高校生活の中で友達と何か打ち込んでやるのって楽しいよね的なよくよくある展開でした。
コントの中身をしっかり漫画化してるのは丸々カットするよりはマシでしたが、お笑いを漫画でやるのってやはり鬼門だなぁと感じました。笑えないです。

キャラクターの個性がどうもイマイチで、最後まで名前と顔を一致させるのに少し時間がかかりました。掘り下げ不足な印象。
あと4コマは自然と台詞が他の漫画より多くなるので、詰め込みすぎると良くないのだなとも実感。
もっとテンポよく読めた方が個人的には好きです。

良い点といえば絵がかわいい事…表紙も良いですよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-16 16:49:34] [修正:2010-10-16 16:49:34] [このレビューのURL]

さびれた文房具店を再び繁盛させるべく小学生の主人公が奮闘する話。

家を出て行ってしまった母親との家族関係の修復、店を経営する事の難しさ、数少ない常連客との交流などが話のテーマに描かれています。

小学生が文房具店を経営するという無茶な設定ですが、人情だけではなんともならない現実的な厳しさを割と描いているのが新鮮。
なんとか店主として認められるべく奮闘している主人公を傍目に、もう誰も来ないからといってネトゲばかりやってまともに仕事をしない父親にイラッときました。
過去に何があったのかまだわかりませんがあまりにも酷い様な。

「ロケットペンシルってコレじゃないよなぁ…」と思いつつ読んでいたらあとがきでやっぱり作者の記憶違いだったという事が判明。なんてこった。
ていうかそれくらいは事前に調べたりしないものなんでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-16 13:31:15] [修正:2010-10-16 13:31:15] [このレビューのURL]

5点 兎の角

Fellowsの作品なのと、表紙に惹かれて買ってみました。
が、なんというかインパクトが非常に薄かったです。
一話目の導入が唐突にはじまり、話に入り込むのが難しいです。

大抵、第一話っていうのは何かしらインパクトのある展開を見せるものが多いと思うのですが…
また話の中での抑揚もあまりなくて淡々と展開するのでこの作品がどういう話を魅せてくれるのか掴みづらいです。
アクションでおっと思う様な場面やコマも無いですし…

ストーリーの軸であるゴースト退治に関しても奇抜な設定がある訳でもなく、ホラーの様な怖さがある訳でもなく…

あと個人的な好みですがアヤの秘密がわかって余計テンション落ちました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-13 21:04:20] [修正:2010-10-13 21:04:20] [このレビューのURL]

妹が大好きでたまらないが、それを妹に隠す兄。
兄の気持ちを知りながらもあえて知らぬふりをして誘惑する妹。
兄妹揃ってどうしようもない変態です。
兄に近づく敵を徹底的に排除しようとする妹は周りを巻き込んでドタバタ。

妹がとんでもなくヤンデレなので一巻の時点でどんどんエスカレートして展開がぶっとんだ事になっています。
ギャグ漫画としては小気味よく読めましたが、この設定でうまくストーリーに決着が果たしてつくのか心配ですw
「やりすぎ感」が魅力な作品かなと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-12 00:22:59] [修正:2010-10-12 00:22:59] [このレビューのURL]

同一人物と言われた方が納得できるくらい絵が「ヒャッコ」のカトウハルアキ先生と似ています。
いずれ真相は明らかになるんでしょうか。
そうでないなら酷いパクリです。
それとも他の漫画家に影響を与える程カトウ先生の画風がメジャーに……?いやいや。

自分の外見の所為で周りに不良と思われて友達がいない主人公が、同じく友達がいないヒロインにつれられて友達を作る部活「隣人部」に無理やり入部させられる羽目になる、という話です。
あまり意外性のある内容でもなく、寧ろデジャブする様な場面が多くイマイチに感じました。
主人公が存在感無さ過ぎて読んでいて話に入り込みづらいです。

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[投稿:2010-10-06 23:50:38] [修正:2010-10-06 23:54:57] [このレビューのURL]

「Q.E.D 証明終了」の加藤元浩先生の作品群の中で黒歴史扱いされている本作。

原作は知りませんが、原作を知っている方からすると「これのどこがアクトレイザーじゃ」という位関係ないらしいです^^;
RPG原作なので剣に王宮に魔法に悪魔にドラゴンにといかにもな要素タップリ。

1巻が第一章。2巻から時代が変わって第二章となります。
二巻以降に一巻のキャラもちょびっと出てきますが、正直そこまで深くかかわってこないので一巻まるまる使う必要はあったのかと疑問です。
二章の方がメインストーリーという感じです。キャラも二章の方が個性があって好きです。

絵は「Q.E.D」の初期に近いですが、作者の特徴はそのままでありアクションなんかはむしろこっちの方が現在よりうまいんじゃないかと。

原作とかけ離れているという点を除けば別に黒歴史扱いする程酷いものでは全然ないと思います。

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[投稿:2010-09-11 23:37:10] [修正:2010-09-11 23:37:27] [このレビューのURL]

かなり前の作品である事と、何より原作つきであるという事から作品の雰囲気に「あだち充」っぽさがあまり無いです。

内容はもうベッタベタ70年代さわやか青春ドラマです。

爽やか過ぎて今読むと台詞の数々がもうおかしくてたまりません。
「冷や水…飲むな… 腹巻き…忘れるな…」とか。これこの作品の決め台詞です。
(まぁこれはちょっと作品を斜に構えて読んだ場合ですが…)

普通に読めば話自体があまり長くないですし上述の通り凄い爽やかなのであっという間にさらっと読めるでしょう。
野球部の女子マネージャーが主人公なのですが、その「女子マネ」という存在に対しての偏見とかも凄い昔っぽくて時代を感じました。
青春ドラマが中心なので野球そのものの描写は期待してはいけません。バッテリーの二人だけでほとんど勝負決めてますし。
ベンチにいる女子マネが試合中にスタンドにいって観客から情報集めてベンチに戻るとかそんなとんでもないものもあったり。

時代を多少感じるだけで、決して悪い作品ではないですよ。

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[投稿:2010-09-04 00:57:01] [修正:2010-09-06 00:12:41] [このレビューのURL]

原作が「涼宮ハルヒの憂鬱」の谷川流先生、キャラクターデザインが「異国迷路のクロワーゼ」の武田日向先生な和風ホラーファンタジー(なのか?)。

キャラクターの設定・ストーリーの雰囲気がどうしても「痕」や「月姫」を連想する場面が多いです。
そこから脱却できるかは今後の展開次第ですが…
二巻の時点ではどうしても「ありきたり感」は拭えません。

絵は背景は良いのに、肝心の人物の描き方がイマイチ安定しないのが残念です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-21 17:39:48] [修正:2010-08-21 17:39:48] [このレビューのURL]

作画者の体調不良の為打ち切りとなって、現在単行本にはプレミア価格がついている「東方三月精」第一部。
単行本一冊となっていますが、実質漫画となっているのは100Pにも満たない短さです。

しょっぱなから作画に不安が募ります。
全体的に背景が白く、線も下書きとまではいわずとも、ラフに描かれている部分が目立ちます。

漫画チックにデフォルメがきいていてキャラがコミカルに動いている比良坂版三月精と比べると、内容自体はコメディでもどこか神秘的な東方の世界を感じさせるのが松倉版、という感じです。
(個人的には、比良坂版の方が好きです)

単行本の後半はキャラクター紹介、ゲーム紹介、ZUN描き下ろしの三月精のs小説となっています。
キャラクター紹介の欄では画像とキャラが間違っている箇所が多数あり、公式にしては酷いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-16 00:01:48] [修正:2010-08-16 00:04:40] [このレビューのURL]

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