「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

ヤマザキマリさんの自伝的作品で、中二でヨーロッパ一人旅の部分を期待して読んだのですがヨーロッパ出発前の話の方が面白かったです。
一人で空港に降り立った時どう思ったとかエッセイ的なのを期待して読んでしまったのがまずかったと思います。
色々な国でのエピソードをそれぞれいい感じの短編に仕上がっててそれはそれでいいのですが、パンチが弱く感じました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-16 23:24:41] [修正:2013-07-16 23:24:41] [このレビューのURL]

見やすく美しめの絵柄での奈良時代の宮廷物語。
物語の冒頭の釘が刺さった仏像でツカミはOK。
「大化の改新」は一般的には蘇我氏が悪い方にされているけど、実は違うんじゃないか?
という前提で織り成されるストーリーは興味深くていいです。

ただこの時代の歴史をほとんど覚えてなかったので、分かっていることが前提で描かれている気がし、人物関係が分かりにくかったです。自分で後で調べるはめに。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-16 23:13:30] [修正:2013-07-16 23:13:30] [このレビューのURL]

サラリーマンが週一で全国各地からお取り寄せをテンション高く楽しんでいる漫画。
お取り寄せ先も聞いたことないものが多く、種類も多岐にわたっているし、また絵もそこそこ上手で美味しそうだし自分もお取り寄せしたくはなります。

ただ他のストーリー部分があってないようなものに感じるし、フーンと食べ物には感心するけど漫画自体続巻を読もうとは思えませんでした。
雑誌で時々読むにはいい漫画かも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-03 23:19:16] [修正:2013-07-03 23:19:16] [このレビューのURL]

人間のみを食べる見た目は人間と同じグール(人食人種)が存在する世の中、内気な大学生である主人公はとある事件がきっかけで半分だけグールになってしまって…という物語。

普通の人間だっただけに人間を食べることができず、でも食べないと生きていけないという葛藤を描いた前半部分は色々稚拙さを感じつつも面白く読めました。
冬目景っぽいシンシンとした暗めの作風もいいと思います。

ただ途中からテコ入れしだしてのでしょうか?
登場人物をどんどん増やして出してからは私の中では逆に微妙になってきたかな。

戦闘シーンが何が起こっているのか分かりにくいのも残念だし、
警察にグールを分別する機械があったり検査で分かるのに、いくら時間かかりそうでも人間を食べるだなんてかなりの脅威なんだから普通無理やり全住人の検査するのでは?と気になりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-03 22:19:33] [修正:2013-07-03 22:19:33] [このレビューのURL]

8点 capeta

[ネタバレあり]

カーレーシングにはあんまり興味なかったけどこれは面白い!
彼の今までの作品と同じく才能が突き抜けた天才が主役の熱い作風。
作者の名前の横にクレジットされてる方と一緒に作っているせいか、もう少し地に足がついてる感があって私はこの作品が一番好き。
16歳でF3のレーサーになっちゃうとか色々ありえねーってことは健在ですが。

前作の大吾や昴はすげーことをやらかしても「なんとなくこうした方がいいって思っただけだもん」とセリフをはくのみで、彼らの天性の勘がクローズアップされてました。
もちろんそれはそれで面白かったのですが、カペタではレースで勝つための綿密な計算をカペタ自身がしていたり、周りの人によって解説されてるのが読んでいてより納得できてよかったです。

またカペタだけの才能でレースを勝っていくのではなく、周りの協力によっても成り立っており、カペタがそれを成長と共にちゃんと理解し、周りの人々に頭をキチンと下げる姿も好感が持てました。

カート→フォーミュラステラ→F3とテンポよく主人公がステップアップしていくのとともに、それぞれの車の特性やレースの解説があったので分かりやすかったし、飽きがこない展開でいいです。

あと少ししか描かれてないけどナオミとモナミの取り合わせがいいですね。
曽田先生って恋愛面に関しては少年漫画の王道を描かなくて好きです。
ただカペタがナオミに対して頬を赤く染めすぎなのが気になりますが…。なんなのあれ。

個人的なベストシーンは(27巻までだけど)「もうミラーは見ねー!」です。


++追記

ラストまで読みました。
個人的にこの作品勝負シーンはずっとテンションMAXで描かれてたせいか、一番の上げ所を間違ったように感じました。
私の中ではマカオよりF3のラストで車と一体化したカペタの方が感動したし。あれで最終回でもよかったかななんて思ったり(苦笑

あとマカオはF1の登竜門じゃなかったの!?
どうせ「ねーよ!」ってなミラクルが多すぎる漫画なんだから、F1チームからオファーが来たで終わってもよかったんじゃ?なんか中途半端すぎる。

色々惜しい終わりだったけど、ラストまで面白かったから8点のままで。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-04-11 15:43:23] [修正:2013-07-03 20:23:08] [このレビューのURL]

異常に霊能力が高く、800体もの霊を身にとりつかせているサヨコさんが大学生の稲葉くんに恋をして…というラブコメ。
「ああ探」が好きなので期待したのですが、やはり霊がどうたらこうたらって話に興味がないので思ったより楽しめませんでした。
ギャグとかそこそこ面白いんだけど話の運びがダラーっとした感じで。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-07-03 20:14:28] [修正:2013-07-03 20:14:28] [このレビューのURL]

19世紀パリが舞台の有名画家フィンセント・ファン・ゴッホの弟、テオドルスが主役の物語。
天才画商と言われるテオドルスが上流階級のものである芸術を民衆に解放しようとする話で、まだ1巻しか出ていないので物語はまだ序章という感じ。
ワクワクする話ではないけどクールな感じで描かれた話の運びは大人な漫画という感じです。


話題作「式の前日」と同じく画力やコマ割り、エピソードの魅せ方は相変わらず上手い。
その時代の空気がよく表現されていると思います。

ただたまにフラッシュバックさせる過去の描き方は(過去の憧憬を引きずっての現在の想い)は前作の短編と似たような感じで、またそのパターン?と思ってしまいました。

とりあえず続きが楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-06-25 01:18:41] [修正:2013-06-25 01:20:30] [このレビューのURL]

大人になっても児童文学が大好きなままの私にとって「児童図書館を舞台にした物語」とくればつい手にとってしまいました。
悩める子供も大人もこの児童図書館で司書さんが薦める児童書を手にとって自分や周りの人々の心の内を再発見しては癒されていく…という感じの短編で成り立っているよくある物語。

メインキャラのスーパー司書御子柴さんが無愛想なキノコメガネなのは独特でいいのですが、あとのキャラ達が弱いかなぁ。
物語を薦める上で仕方ないのだと思いますが子供より大人の方が出てきすぎ。せっかくの児童書の話なのに本筋に恋愛ネタが多すぎるような…。宮本さんが異常に図書館に居すぎなのでは!?
そしてお薦めの児童書の解説も通り一遍でなんだかうすっぺらい気がしました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-06-21 20:33:03] [修正:2013-06-21 20:33:03] [このレビューのURL]

絵が見やすくて登場人物みんなカッコいいしかわいい。
田舎娘の女子高生すずめちゃんが都会に出てきて恋に友情にジタバタする話でありきたりなんだけど、作者さんのセンスがいいのかポップに面白く仕上がっててついグイグイ読んでしまいました。

ただ楽しく読みやすいんだけど正直今のところ何も残らない漫画なイメージです。
主人公以外の登場人物の考えが軽いイメージだからかな。

あと先生。何やってんのアンタ!と思わずツッコんでしまいますw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-06-19 22:52:10] [修正:2013-06-19 22:52:10] [このレビューのURL]

5点 ONE OUTS

野球に独特な賭けゲームを持ち込んだ頭脳戦。
最初の沖縄でのゲームはありえそうで面白かったです。
でも主人公がプロに入ってからは、頭脳戦だけを楽しめばいいのに、つい9回まで投げるのいきなり無理やろーとかプロがこんな遅い球一回キリならともかく何回も対戦して打てないって嘘やろーっとか考えてしまいテンションが落ちてしまいました。
最後の方5巻はもう惰性で読み終えました。

うん、まぁ上手く行き過ぎやね。

彩川社長のテンションの高さは面白かったです。
社長人生楽しんでるよなぁ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-06-19 22:43:26] [修正:2013-06-19 22:43:26] [このレビューのURL]