「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

[ネタバレあり]

25歳フリーターが市議を目指して選挙戦を戦う。

初っぱなから「当選確率は5分の4」「資金は100万あれば十分」などキャッチーなうんちくが続く。

主人公は本当にまっさらな政治ド素人で読者とともに政治知識をつけていく。
で、ストーリーが進むにしたがって市政に本気になって考えるようになるので作品に入りやすいし乗りやすい。

本当はもっと長くやりたかった作品だろうけれど、これはこれで短いながらもよくまとまった作品になっていると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-20 20:10:11] [修正:2007-12-20 20:10:11] [このレビューのURL]

「シリウス」創刊時に表紙をまかされ、雑誌の看板として期待されていた作品。

で、実際はそうはならなかったわけですが、うーん・・・やむなしといった感じかな。
天然系ロボット少年・ロビンとひねたうさぎのおっさん・ウサ吉のバディ物で二人の関係性としては初期の「ダイの大冒険」のダイとポップが近い。
最初は騙し・裏切り何でもござれだけれど最後は助けに戻ってくるウサ吉はポップとかぶる。

後半からはSF臭がきつくなってきて、物語もハードで暗い方向へ進む。
そのあたりからちょっと付いていけなくなってしまった。
元々、「感情移入」という面では微妙だったけれど、展開上それに拍車がかかって行ってしまった印象。

画力自体は相当高く少年漫画らしいデフォルメも上手いので次回作に期待。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-17 07:56:09] [修正:2007-12-17 07:56:09] [このレビューのURL]

100%悪ふざけ。

毎話の始めに作者と担当編集らしき人が流行に合わせてテーマを話し合う。
で、バトルやエロ、少女漫画や東大入試なりを47都道府県をモチーフにした美少女キャラでやってみましょうという作品。
全部ひっくるめて人気作のパロディギャグといった感じかな。

ところどころ笑わせ方が露骨な下ネタや強引な団体芸なところもあるので好き嫌いは極端に分かれそう。
個人的にはコレくらいやりきってこそギャグマンガだとは思います。

後半は大量に放り出したキャラの特徴付けのための4コママンガに変貌。
ここら辺は蛇足かな。
全キャラ終わったと思ったら作品自体が終わるし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-16 10:19:32] [修正:2007-12-16 10:19:32] [このレビューのURL]

正統派剣術変身ヒーロー物。

明朗快活な主人公。
ピンチに陥ったヒロイン。
そしてクールなライバル・・・と、コレでもかというほどに正しい少年漫画。
設定なりキャラクターなりを一つ一つ非常に丁寧に描写していっているので、理解りやすくはあるものの小学生以上の読者を相手にするには少しストレートすぎたかな。
本当にそのまま「コロコロコミック」掲載とクレジットされていても何ら遜色無い。
成人男子が今更読んでもという感じはしました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-15 02:44:46] [修正:2007-12-15 02:44:46] [このレビューのURL]

「携帯電話から女の子の妖精が!」という4コママンガ。

うーん、実に微妙。
気楽に読めるので雑誌の箸休めとしては良い塩梅なのかもしれませんが、単行本で読むとさすがに薄味すぎてイマイチ。
ありきたりなキャラクターでどこかで見たようなネタのオンパレード。
何が悪いってワケでもなく、何が良いってワケでもない。

実はこの人の同人誌何冊か読んだことがあるんですよ。
そっちの方が数段ネタのキレが良かったなあ。
パロディ物の方が真価を発揮する人なのかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-13 07:26:51] [修正:2007-12-13 07:26:51] [このレビューのURL]

ザ・学園コメディ。
生ぬるくちょうど良い感じのドタバタが心地良く、面白いキャラクターも多いので読んでいて単純に楽しい。
古き良き(?)かどうかは知らないが学園パラダイス感が惜しみなく出ていて、この終わらない学園祭的な雰囲気は好きだなー。

今のところはキャラクターをガンガン増やし続けており、一人一人を掘り下げていくのはこれからという感じですが、とりあえず期待作。
ついでにいつのまにかネットコミックの親玉的なポジションになってきているYAHOO!コミック自体にも期待。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-06 00:36:43] [修正:2007-12-06 00:36:43] [このレビューのURL]

一話目は読みきりとして非常に面白い。
何の予備知識も持たずに読んだのでラストで唸らされた。

それ以降は正直無理矢理エピソードをつないでいっている感じは受けたけれど、ところどころでニクイ演出もちらほらと観られて十分すぎる出来。
むしろ、ラストが終わったようで終わっていない感じだったので読後はもっと読みたいという気にさせられた。

だけど単行本に巻数表記が無いということはコレでおしまいという事なんだろうなあ・・・。
惜しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-06 00:35:52] [修正:2007-12-06 00:35:52] [このレビューのURL]

トキワ荘時代にタイムスリップしたかのように錯覚させる作画で落語のような人情時代劇を描いたショートストーリー集。

さすがに年少の読者をひきつけるような派手な魅力は皆無で、とにかく古い。
ここに漫画の未来は無いと思う。

・・・が、個人的には好きだなあ。
なんとも言えないほどに和む。
懐古主義なのかもしれないし広く受け入れられていく作品ではないのかもしれないけれど、たまにこういう作品にどっぷりつかってみるのも乙なもんですよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-22 01:47:42] [修正:2007-11-22 01:47:42] [このレビューのURL]

ドタバタコメディ探偵漫画。
基本的には依頼された事件を解決しようと破天荒なキャラクターたちが奔走するというよくあるタイプですが、それゆえに安定して楽しい作品でもあった。

うーん、もう少し読みたかったというのが正直な感想。
巻数を重ねればよりキャラクターも引き出せていただろうし、たまに人情話なんかを入れて(で、「シリアス話イラネ」とか言われつつ・・・)細く長く読んでいたかった。

「バンチ」でなくてもう少し美少女誌よりの雑誌ならば延命できていたのかなあ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-22 01:46:03] [修正:2007-11-22 01:46:03] [このレビューのURL]

5点 RANGEMAN

ヒーローネタをからめたラブコメディ。
スタートしてしばらくは真面目にヒーロー物をやる感じでしたが、最近はほとんどパロディの素程度で微妙な扱いになってますね。
むしろ足かせになってしまっているような気さえします。

実際、真面目にバトルシーンやろうとすると途端に魅力が無くなってしまう。
もっと言えばヒロインの風香が画面から消えると・・・になる。
そのくらい、主人公よりもヒロインのキャラクターや存在感が抜群。
モリ先生自身が根っからラブコメギャグの人なんだろうなあ。

`07 11.18 追記
結局、打ち切り。
後半になって初登場ないし再登場してきたキャラクター陣がいまいち機能しなかったかなあ。
せめて名脇役というようなキャラクターが生み出せていればもう少し盛り上がったかも知れないが・・・うーん。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-09 01:43:25] [修正:2007-11-18 17:47:59] [このレビューのURL]