「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

流行のラーメン漫画。

ただたんたんとおいしいラーメン作っているわけではなく、店舗経営にまで突っ込んでいるのでラーメンウンチクにも真実味がある。
人物画はともかく料理の絵は上手く描けているし、ラーメン屋に置いておけば食が進みそう。

ストーリーやキャラクターは『美味しんぼ』の亜種という気がしないでもないので、オリジナリティという点ではあまり評価できないけど、ラーメン縛りの中、お話のネタはいろんな方向によく回せていると思う。

しかし最近は少々マンネリ気味かな。
そろそろ新しい展開をみてみたい。

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[投稿:2007-07-11 22:01:24] [修正:2007-07-11 22:01:24] [このレビューのURL]

画力の高い作画家にストーリーキング受賞の原作者をつけたスポーツ物ということで『アイシールド21』の成功を受けての作品だと思う。

地味ながら堅実な作風で好感が持てる。
・・・とことん地味だけど、決して嫌いじゃない。
柔道界のサラブレットなのに柔道嫌いという初期設定も面白かったし、きちんと努力を描いたスポーツ漫画だったと思う。

他誌ならこの倍の期間くらいは泳がせたかもしれないが、舞台はジャンプ。
堅実さがアダとなったかな。
しかし、現在巻末をうろつきながらも延命している『P2』を見ていると、この作品や同じような運命をたどった『ユート』も報われるか。

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[投稿:2007-07-08 22:31:32] [修正:2007-07-08 22:31:32] [このレビューのURL]

教師物。
作画はエロ方面に力は入れられていると思うけれどお世辞にも上手いとは言えないし、掲載誌もヤングチャンピオンというマイナーぶりで、『GTO』のようにメジャー作品にはどうやってもなりえなかったと思うけれど、意外としっかりとした教育漫画になっていたんじゃないかな。

普段は情けないダメ教師が生徒のピンチには頼もしく活躍するというのはこのジャンルでは王道の作り方だし、ココさえしっかり抑えておけばそれなりに読める内容になる。
キャラクターも気持ちの良い連中ばかりで基本的に勧善懲悪なので読後感も良かった。
地味な良作。

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[投稿:2007-07-08 22:18:18] [修正:2007-07-08 22:18:18] [このレビューのURL]

いやー、結構笑ってしまった。
ダッチワイフが主人公のコメディーで、もっとエロよりの内容かと思いきや、以外にも打率の高いギャグマンガ。
エロというより下ネタメイン。
『妹は思春期』などの氏家作品に近いと思う。

毎回オチを統一していたり、ドタバタがエスカレートしていく構成には古いコント臭が漂い、個人的にはツボでした。
一部では有害図書に指定されたみたいだけど、逆に良い宣伝になったんじゃないかな(笑)
実際、自分はそれで知ったし。

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[投稿:2007-07-07 19:24:45] [修正:2007-07-07 19:24:45] [このレビューのURL]

政治の要素を取り込んだ料理漫画。
同一原作者の作品である『大使閣下の料理人』とは主人公同士が師弟関係という設定ではあるものの、今のところあまり関係ない。

要するに主人公の作った料理をきっかけに「全てを円満解決に」といった感じなのだけれど、首相官邸という舞台が特殊なだけであとは普通の料理漫画という印象。
基本的に落ち着いた雰囲気で調理・食事シーンだけ過剰気味に演出を入れつつ、主人公のカリスマぶりを見せていこうというモロに青年誌の料理漫画(ソムリエ漫画とかにも近いかな)なので突飛な展開も無く、とりあえずここまではノーインパクトかな。

作画は小畑健っぽいと思いつつも画力自体は高いので、その点は安心。

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[投稿:2007-07-07 00:03:10] [修正:2007-07-07 00:03:10] [このレビューのURL]

打倒ファミ通を掲げる高校生たちの奮闘。
その実態はキャラクター重視のラブコメ。
部活動としてのゲーム雑誌作りの方は物語を動かすキッカケ程度で、メインはあくまで突飛なキャラがラブラブコメコメしているだけという印象。

ゆえに、それぞれに一癖あるキャラクターが気に入ればそれなり楽しめるだろうし、逆ならそれまでかと。
それと、人気の関係なのかな?最初はメインヒロイン風だった娘の出番はどんどん減って、今ではサブヒロインだったはずの部活の先輩の方が出番が多い。
あたかも、サブの方でフラグがたったのでメインからはずれたシナリオに入りましたというようなストーリー展開は、ゲーム雑誌掲載らしくギャルゲー的ではある。

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[投稿:2007-07-06 23:47:39] [修正:2007-07-06 23:47:39] [このレビューのURL]

前作『グルグル』とは違ってギャグは少なめで、ジャンル的にも青春物に分けられると思う。
ポップなセンスの絵柄やアイテムの下地の上に、痛痒甘恥ずかしい青春ストーリーを淡々と描写していく感じ。
細かいストーリーテリングではなくて雰囲気やセンスを読む作品かなあ。
「考えるな、感じるんだ」といった風。
作品の端々からブッ飛んでる「ナニか」もちょいちょい顔を出してきて、笑ってしまったり少しジーンとしたりで油断できない。

「グルグル」の初期ノリが好きだった人達の期待には応えられないだろうけれど、この作品単体で見れば個人的にはなかなかのスマッシュヒット。
「衛藤ヒロユキここにあり」を確かに感じました。

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[投稿:2007-06-23 23:25:51] [修正:2007-06-23 23:25:51] [このレビューのURL]

年を取るとほとんどの読者が卒業していく、読者の出入りが激しいコロコロにおいて20年弱もの間、連載し続けていることは素直に驚嘆に値する。
おそらく沢田先生が描けなくなるまで続くのでしょう。
いや、もしかしたら沢田先生本人が描けなくなってもアシスタントさんが引き継いでさらに続くのかも。

ネタの傾向は小学生の共通理解に基づいた時事ネタを取り込みつつ分かりやすく作られているので、万人ウケする内容になっていると思います。
キャラクターの味付けも嫌味染みたものではなく、徹底してコミカルに仕上げられており、決してブラックに落とし込まない姿勢は児童ギャグ漫画のお手本のような出来ですね。

とは言っても、自分はリアルタイムで読んでいた頃から長期連載での弊害、「マンネリ気味」&「若干のセンスの古さ」を子供ながらに感じていたような。
今現在、リアルタイムで読んでいる子たちはどう思っているのだろう。

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[投稿:2007-06-23 23:24:32] [修正:2007-06-23 23:24:32] [このレビューのURL]

5点 舞-HiME

当たり前だけれど、同一作者で後に連載された『舞−乙HiME』に比べると荒削りで一段落ちる。
熱い演出は効いているものの、そこまでのもって行き方がスムーズではなく、キャラクターも上手く描けていないためかキャラマンガにもなりきれていない。
その辺りのバランスが崩れているとせっかくのサービスシーンも煙たく感じてしまうから人間って不思議だ(笑)

よく書き込まれた作画もともすれば見難くなってしまいがち。
総じて惜しい作品だけれど、『舞−乙HiME』は本当に良く描けていると思うので、この作品で見放さずにチェックして欲しい。

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[投稿:2007-06-12 23:59:45] [修正:2007-06-12 23:59:45] [このレビューのURL]

花屋で働く主人公が人々の悩みを花で解決する一話完結人情物。

・・・ふ、普通すぎる。
味も素っ気も無い。
基本的にちょっと良い話系の作品なので素直に感動できれば良いのだけれど、演出や見せ方が硬く、キャラクターも薄味で感情移入も出来なかったせいか、さらりと読めてしまいました。

揉め事を花で解決という題材は他に無いものだと思うし、自分はこの手の人情物が大好物なので期待はしていましたが、もっとケレン味たっぷりに笑わせるところは笑わせる、泣かせるところは泣かせるとメリハリを利かせて、濃い味付けで仕上げて欲しかった。

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[投稿:2007-06-10 22:01:02] [修正:2007-06-10 22:01:02] [このレビューのURL]