「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

7点 SEKIDO

高校水泳部を舞台にした青春物。

青春物ではあるものの「爽やかさ」よりも、とにかく「暑苦しさ」が前面に出てきている。
作画もそうだし、キャラクターたちの性格、ストーリーまで「アツい」を通り越して「暑苦しい」。

これを濃厚・濃密ととるか、一歩退いてしまうかは人それぞれだと思いますが、このくらいやってこそのこの作者だし、こうでなければこの作者である意味も無い。
合わなかった人には素直にあだち先生の『ラフ』をオススメしますが、手頃な巻数でまとまっているし、個人的には良作。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-07-06 05:29:33] [修正:2008-07-06 05:29:33] [このレビューのURL]

ラーメン漫画ではあるものの、ことラーメンという料理そのものについてそれほど深く切り込んでいる作品ではないと思う。
あくまで正統派の少年料理バトル漫画として面白い。

内容は王道中の王道、ベタ中のベタを真正面から突き進んでいて80年代チックな絵柄ともあいまって「古さ」を若干感じてしまうかもしれない。

ただ、単純で分かりやすいストーリーは少年漫画らしい熱を持っているし、非常に丁寧に造られているキャラクターや真面目な作風も好感が持てました。

ザ・良作という感じかな。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-17 21:10:13] [修正:2008-04-17 21:10:13] [このレビューのURL]

かのあかほりさとるが最も脂にのっていた頃に発表された作品なので、この後同じタッグで漫画化された『MAZE』と比べてもこちらの方がテンションが高く面白い。
キャラクターにもパワーがあるし、エロありアクションあり小難しいことを考えずに読めるライトファンタジーというB級娯楽作なので単純に楽しく読める。

ストーリーがシリアスな方面に傾きはじめると個人的にはイマイチでしたが、それでもラストまで読んでも悪くない出来かなーと。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-13 03:46:45] [修正:2008-04-13 03:46:45] [このレビューのURL]

ライトノベル原作のラブコメディ。
主人公とヒロインがお互いの恋愛を成就するためにタッグを組むが・・・といった導入。

まだ1巻のみですがかなり先が気になるスタートでした。
ラブにより過ぎず、コメディ一辺倒でもないライトさがちょうど心地良いバランス。
作画の力も相当高く、キャラクターが本当にかわいく魅力的に描けています。
それこそ原作で先が読みたくなるものの、この絵で楽しみたいという葛藤が生まれるくらいに。

どうやらアニメ化が決まったみたいですね。
大きくハネそうだなあ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-03 20:10:56] [修正:2008-04-03 20:10:56] [このレビューのURL]

体に衝撃を受けると過去にタイムスリップしてしまう特異体質な男。
未来に起こった核戦争を原因に30年前に戻ってしまう。
核戦争の原因となる将来の総理大臣を殺そうとする
・・・とこうしてあらすじだけ見ると荒唐無稽でどこのターミネーターの亜流だよという感じですが、読み始めるとすぐにそんなのどこかへ吹っ飛んでしまって、キャラクターの真剣さとストーリーのドライブ感ですっかり引き込まれてしまいました。
息つく間もない展開はさながら最近流行のアメリカドラマの様。
日本にもこんな作品、しかも漫画で表現できる人がいるんだなあと感心することしきり。
舞台が1995年というのがミソでこの一点とってもよく練られているのが伝わってきます。

全2巻という尺的にも手ごろだし、よくまとまった良質なサスペンス作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-29 00:00:31] [修正:2008-03-29 00:00:31] [このレビューのURL]

よそでの評価のあまりの低さに笑ってしまって手にとってみました。
ちなみにアニメ版は楽しんで観ていました。

で、読んでみて「あー、なるほど」と。
これは厳しいなあと。

この作品能力バトル物なんですよ。
それを少女漫画タッチでやろうってのがまず間違い。
迫力やアクションの機微がまるで無し。
キャラクターも微妙に改変され、そもそも扱いがぞんざい。
一部人気キャラに至っては登場すら無いし。
要するに元々在った魅力を引き出せず、それによって何か新しい魅力を提供出来ているかというとそうでもない。

この作品が好きな人ほど低評価になってしまうコミカライズだと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-27 07:40:22] [修正:2008-03-27 07:40:22] [このレビューのURL]

中華風バトルコメディ、と言ってまず思いつくのが『らんま1/2』だと思いますが、実際雰囲気が近いかな。
バトルもありつつ基本はコメディな感じや主人公のキャラクターなんかはそれこそ女乱馬を思わせる。

ただ、それが悪いというのではなくてライトな作風が十分に楽しいし、作画もシンプルながらそこはかとなく上手い。
今後ラブコメ的な盛り上がりもあってくれるとなお嬉しい、と「ブラッド」の中でもかなり楽しめている作品だったりする。

後は連載スピードが遅いのを何とかして欲しいかなあ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-23 00:55:19] [修正:2008-03-23 00:55:19] [このレビューのURL]

ウルトラマンのキャラクターたちの児童向けギャグ。
この手の作品は今読んでどうこうという話でなくて、子供の頃に読んだ感想が一番率直なものだと思います。

で、この作品、小学生の頃の自分は毎月楽しみにしていました。
ゲラゲラ笑っていた記憶があります。
キャラ絵のディフォルメの仕方が上手かったし、何と言っても学園物への落とし込み方が絶妙でした。
ウルトラマンを生真面目な学級委員長、レッドキングをガキ大将などキャラのイメージにあったアレンジがされていて、それがまたバッチリはまっているんだなあ。

児童誌ギャグのお手本のような作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-01 01:50:29] [修正:2008-03-08 00:08:58] [このレビューのURL]

これは失敗だったかな・・・。

要するにフィギュアスケート+ツンデレお姫様とのラブコメ。
最近の「流行物」をこれでもかというくらいに詰め込んでありますが、本当にそれだけという印象。
本格的にフィギュアスケートを取り上げるわけでもなく、ラブコメとしても目新しさは無い。
作画も下手ではないんだけれど、それだけでお金が払えるか?といわれると微妙なレベル。

結局、流行物で一発当てたかったのだろうなとしか思えないなー。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-10-15 20:50:38] [修正:2007-10-15 20:50:38] [このレビューのURL]

5点 GO ANd GO

読み始めてまず第一に思ったのが『スラムダンク』の野球版かなということ。
ステレオタイプな不良っぽくてイキの良い主人公が持ち前の身体能力を活かして大活躍という設定や、何より作画や表現方法が「井上雄彦」とそこに少し「森田まさのり」を足して2で割った感じ。

もちろん30巻にもわたる長期連載の上、基本的には王道の高校野球物なので読んでいけばそれなりに読ませてくれるし、グッと来るシーンもちらほらある。
しかし、前述の印象を吹っ飛ばすほどのパワーは無く、良くも悪くもまとまった作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-09-08 07:03:43] [修正:2007-09-08 07:03:43] [このレビューのURL]