「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

アニメ化もされたライトノベルが原作。
ちなみに原作・アニメどちらも未見です。

作画が最近の流行りにまったく添っていないためか原作のファン・アニメからのファンにはマイナスな評価が目立つ本作ですが、純粋に一つの漫画作品としての出来は悪くないです。

基本的に野球漫画として楽しむのではなくてキャラクターの会話劇を楽しむ作品かなと。
漫才やコントのような軽妙な掛け合いが上手いです。
90年代前半くらいのオタク漫画っぽい雰囲気のコメディで、ゆうきまさみ先生あたりの作風に近いかな。

作画もコミックリュウのカラーや読者層的には正しいのが何とも不幸ですが十二分に面白いです。

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[投稿:2010-02-08 20:55:09] [修正:2010-02-08 20:55:09] [このレビューのURL]

タイトル買いというのを初めて経験しました。
自分の目にはそのくらいに魅力的に映った本作ですが、内容もかなり興味深いものでした。

この作品は「単行本の3分の1が出版社の責任で紛失してしまった」場合のノンフィクションです。
おそらくは漫画史上でも類を見ない大事件だと思いますが、飄々とした筆致で描かれているので深刻になりすぎないのが良いバランス。

とは言えリアリティは損なわれておらず、ある種のハウツー本にすらなっています…もちろん実際に使う機会はないですが。

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[投稿:2010-02-08 20:53:06] [修正:2010-02-08 20:53:06] [このレビューのURL]

書道部を舞台にした女の子4人のゆるギャグ。
絵の感じが好きだったので表紙買い。
思った通り、絵はデフォルメ具合が好みで読みやすかった。

ただ、キャラクターがあずまんが以降のオーソドックスなタイプな上、舞台設定的にもトリッキーさが無い。
かといって日常のあるあるネタで攻めているわけでもなく、背景や小道具で遊ぶギャグマンガ。
あまりにも何を考えているかわからないボケキャラの出しろが多いので一冊読む中で飽きがきてしまい、悪い意味でコロコロの漫画を読んでいるようだった。

ギャグに徹して面白くなるほどにはキャラが強くはなく、これといった新しさもないので、厳しかったです。

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[投稿:2009-11-08 23:22:37] [修正:2009-11-08 23:22:37] [このレビューのURL]

アニメ化をはじめとしたメディアミックスで盛り上がっていたのが1999年。
つまり10年前です。
さすがに作品の賞味期限が切れていると思う。

初期の頃は純粋に面白かった。
正統派なキャラクター陣にファンタジーな世界観、神殺しというテーマだけ重めの少年漫画でした。

その後、ファンタジーものの宿命か、どんどん話のスケールが大きくなり、話の本筋から離れて展開されるストーリーがあまりに長く、難解で冗長に。

終わり方次第で1・2点の加点はありえるが、今のところは「昔、面白かった漫画」という評価に落ち着いています。

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[投稿:2009-06-18 00:19:06] [修正:2009-06-18 00:19:06] [このレビューのURL]

機動戦士ガンダム00のコミック版。
読後の印象としてはアニメコミックみたいな感じ。
アニメの内容を本当にそのままダイジェストで見せている。
ダイジェストとはいえ重要なシーンは全て押さえられているので、読んでいて内容がつかめなくなるようなことはない。

ただアニメで20話以上ある内容を単行本3巻に納めているので、ものすごくアッサリはしていますが。

ちょっと内容を知りたい人にはちょうど良いと思う。

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[投稿:2009-06-18 00:14:00] [修正:2009-06-18 00:14:00] [このレビューのURL]

消費者金融マンガ。
このジャンルの作品のパターンに漏れず、病んでいて気持ちが沈む暗い作品。

上司からはきついノルマを課せられ、客は一物も二物もった厄介なやつらばかり。
とにかく関わりたくない世界観が描かれている。
この漫画を読んだ人は悪徳な業者でなくとも、消費者金融から安易に借りたいとは思わないだろうし、転職先としても選ばない(と思う)。
そういう意味では人生の指針として有用だった。

物語としてはこれからというところで終っているが、この後どうなろうが救いは無いので先が読みたくはならなかった。

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[投稿:2009-02-24 13:53:50] [修正:2009-02-24 13:53:50] [このレビューのURL]

得点のみ

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[投稿:2009-02-20 12:40:38] [修正:2009-02-20 12:40:38] [このレビューのURL]

得点のみ

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[投稿:2009-02-20 12:40:10] [修正:2009-02-20 12:40:10] [このレビューのURL]

今更ながら谷川史子作品にはまっています。
これまで少女漫画をほとんど読んでいない自分にとっては、独特のコマ使いやすべて丸ペンで書かれているかのような細い線、着色したらパステルカラーになりそうな淡い画面や色恋沙汰だけで世界が動いている作風が一つ一つ新鮮で、かつすごく読みやすく面白い。

この『くじら日和』は今となっては「年上の男に憧れつつ、同い年の男の子にも言い寄られて…」みたいなテンプレの極みみたいなストーリーなのだけれど、このジャンルを一から勉強していくのにはちょうど良かったです(単巻だし)。

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[投稿:2009-02-20 12:39:51] [修正:2009-02-20 12:39:51] [このレビューのURL]

6点 手紙

表題作「手紙」が良かった。
先が読めない話では無いのだけれど、演出の妙で興味深く最後まで読んでいけるし読後にものすごい幸福感に包まれる。
ちょっとした好奇心と偶然からストーリーが転がり、ラストは「親」をテーマに綺麗に仕上がっている。

その他にも別れるべくして別れた話「ソラミミハミング」と別れそうで別れなかった話「河を渡る、君と歩く」を収録。
「ソラミミハミング」は凝った構成、「河を渡る、君と歩く」はファンタジー仕立てとこれまでとは多少違った谷川作品集です。

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[投稿:2009-01-30 19:34:40] [修正:2009-02-11 13:58:05] [このレビューのURL]