「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

ブーム全盛期の頃に連載されていたバス釣りマンガ。
タイトルからして脱力してしまうが、中身の方でもダジャレパロディ連発の良い感じに力が抜けた作品。

自分自身はバス釣りに関する知識ゼロでしたがキャラクターラブコメディとして十分面白かったです。
個性的なキャラクターも多いし、なんだか楽しそうなんですよね。
キャラクター陣が生き生きとしていてリアルにバス釣りやその他の日常をエンジョイしている感じが上手いこと表現されていたと思います。
佳作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-10 19:17:53] [修正:2008-02-10 19:17:53] [このレビューのURL]

ホモネタ満載のギャグマンガ。

この手の作品って濃い目の劇画タッチでやった方が面白いという自分の中での勝手な印象があったのでマガジンらしいスッキリとした描線で描かれた本作は第一印象から新鮮だった(昔のギャグマンガにBL作品の皮をかぶせた感じかな)。

基本は主人公が実はすごい奴なんじゃないか的な勘違いネタ。
当然主人公はスーパー変態野郎なのだけれど、その他のキャラクターたちも負けず劣らず奇人変人大百科。
投げっぱなし総ボケ状態でページが進み、その奇妙なハイテンションが次第に心地良くなってくることウケアイ。

この先キャラクターも増えてくるだろうからそうなった時のさらなるエスカレートにも期待したいなあ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-26 06:32:38] [修正:2008-01-26 06:32:38] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

25歳フリーターが市議を目指して選挙戦を戦う。

初っぱなから「当選確率は5分の4」「資金は100万あれば十分」などキャッチーなうんちくが続く。

主人公は本当にまっさらな政治ド素人で読者とともに政治知識をつけていく。
で、ストーリーが進むにしたがって市政に本気になって考えるようになるので作品に入りやすいし乗りやすい。

本当はもっと長くやりたかった作品だろうけれど、これはこれで短いながらもよくまとまった作品になっていると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-20 20:10:11] [修正:2007-12-20 20:10:11] [このレビューのURL]

ザ・学園コメディ。
生ぬるくちょうど良い感じのドタバタが心地良く、面白いキャラクターも多いので読んでいて単純に楽しい。
古き良き(?)かどうかは知らないが学園パラダイス感が惜しみなく出ていて、この終わらない学園祭的な雰囲気は好きだなー。

今のところはキャラクターをガンガン増やし続けており、一人一人を掘り下げていくのはこれからという感じですが、とりあえず期待作。
ついでにいつのまにかネットコミックの親玉的なポジションになってきているYAHOO!コミック自体にも期待。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-06 00:36:43] [修正:2007-12-06 00:36:43] [このレビューのURL]

7点 オーレ!

惜しい作品だった。
サッカー好き、というかJリーグ好き、もっと言えばJ2のチームを応援している読者からはかなり評価される内容であるとは思う。

弱小サッカークラブを選手ではなくフロント・運営の視点から描くというとことんコアでマニアな題材に真正面からぶつかっていて、個人的には非常に楽しめていたしもっと読みたい作品ではあったものの、サッカーそのものに全く興味が無い読者を引き込むだけの武器は無かったかなあ。
せめて作画がもう少しキャッチーだったら…。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-11-12 21:28:08] [修正:2007-11-12 21:28:08] [このレビューのURL]

『24のひとみ』のドラマ化に合わせて過去作品もリリース。
以前のヤングチャンピオン版の単行本は1巻でストップしたまま放置されていたので今回の復刊は素直に嬉しい。

内容は『24のひとみ』以上に下ネタ・時事ネタ・政治ネタのオンパレード。

以前どこかの書評で爆笑問題の漫才の様な漫画と紹介されていたのを読んで、確かにと思いつつも爆笑問題のラジオの投稿ネタっぽいといった方がより正確かなとも思った。

結構苦し紛れの語呂合わせも目立つし、ツッコミが単純すぎて上手くマッチしていないシーンも多い。
そういう絶妙な素人臭さも楽しみつつ確立されつつある倉島漫画を嗜みたい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-10-15 20:52:19] [修正:2007-10-15 20:52:19] [このレビューのURL]

漫画としてはかなりレアな本格政治物。
作者の思想がガッツリ入っているので少し鼻につく部分もあるかな。
まあ、この手の作品で作者の思想信条を一切入れずに描くなんてことは不可能に近いと思うけれど。

基本的には主人公の加治隆介の永田町での立ち回りをエンターテインメントとして楽しめれば十分な作品で、あまり深く考えず読んだ上で政治に興味を持つキッカケくらいにはなります。
世界情勢なんかは連載当時のものなので若干古いですが、知識として知っておいて無駄な物でもないし読んで損は無いと思う。

ジャンル的に最初はとっつきにくい作品ですが一度読み始めれば予想以上に楽しめる作品だと思いますよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-30 17:23:39] [修正:2007-09-30 17:23:39] [このレビューのURL]

映画化もされた人気小説のコミック版。
疾走感と爽快感を兼ね備えた良質なコンゲーム物。

正直な話、絵柄は女性向けで自分には合わなかったのですけれど、小説一冊・映画一本の内容を漫画単行本一冊できっちり読ませる、情報の取捨選択の上手さに驚嘆。
作者さんを調べたら大ベテランだった上に榎本俊二の奥さんだと知りさらに驚嘆。

この作品は小説も映画もコミックもそれぞれに違う味わいがあって面白い。
メディアミックスの成功例だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-12 06:24:34] [修正:2007-09-12 06:24:34] [このレビューのURL]

かつての通称「漫研のサンデー」の一翼を担っていた作品。

ギャグマンガなのでストーリー物よりも時代を感じてしまうかもしれないし、笑いの方向性が変態的かつマニアック、下ネタてんこ盛りなのではまらない人はクスリともしないかもしれない。
しかしその分、ツボの人からしたらカルト的にはまってしまうポテンシャルも秘めていると思います。

出てくるキャラクターは敵も味方も変態ばかり。
ボケもツッコミも変態なのでゲラゲラ笑いながらドッチもドッチだろとセルフでツっこんでしまいます。
何も考えずにただ笑いたいときにはこの手のバカ作品が一番。

個人的にはこの時代のサンデー作品にハズレなしというくらいに好きな作品が多いので、今のサンデーの状況は少し寂しく思ってしまいます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-05-17 23:09:56] [修正:2007-05-17 23:09:56] [このレビューのURL]

大枠に当てはめれば泣き虫で武闘派の女の子と巻き込まれ型の幼なじみのラブコメ。
が、そのまま一筋縄ではいかせてくれないのがいかにもチャンピオン掲載らしい。
他の雑誌だとここまで非一般向けにはならないでしょう。

描写やネタがとことん変態的で女装・SM何でもござれ。
勘違いに勘違いが重なってただでさえ必要以上にドタバタしているのに、そこに少年誌向けではない濃いネタを絡めてくるものだからカオスな仕上がりに。

作画が若干古いのも含めて万人にはお勧めできないかな。
しかし普通のラブコメに少し食傷気味な人をさらに胸やけに追い込むくらいのパワーがある作品だとは思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-05-06 18:07:26] [修正:2007-05-06 18:07:26] [このレビューのURL]