「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

6点 Pico Pico

衛藤先生の代表作『魔方陣グルグル』の初?中期頃に別誌で連載されていた作品。
したがってこの作品も『グルグル』初?中期のノリそのままです。
衛藤先生は時代によって作風も画風もガラッと変わる作家さんなのでその辺ご注意を。

基本的には『グルグル』と同じRPGゲームのパロディだと思います。
最初の舞台設定を現代にしたことでファンタジーの『グルグル』よりも自由に自分の趣味であるPC関係やDJ関係を盛りこんだ感じ。

ギャグセンスのわけ分からなさなんかは相変わらずの衛藤節で面白いんですが、『グルグル』と比べるとどうしてもキャラクターが薄いかな・・・。
まあ要するにキタキタおやじ分が足りないかと。

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[投稿:2006-05-10 23:08:30] [修正:2006-05-10 23:08:30] [このレビューのURL]

『ゲームセンターあらし』へのオマージュを基本として、レトロゲームから連載当時の最新ゲームを扱った作品。

相変わらず作画は大安定。
基本的に扱っているゲーム自体を知らなくても楽しめる作りになってます。
知っていれば「そうそう!!」「あったあった!!」「懐かしい・・・」などノスタルジーに浸れちょっとお得かな。
その辺のコアな読者向けandライトな読者向けのバランス感覚やネタの取捨選択は『ケロロ軍曹』でも分かるように抜群。
何より吉崎先生のゲーマーぶりが伝わってくる作品です。

アニメ化の際の復刊にあたって細かく描き直されてますが(パックマンパンティー→パッションパンティー、謎の人のビジュアルetc)、吉崎先生と『ゲームセンターあらし』のすがやみつる先生の対談が収録されなかったのは残念。

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[投稿:2006-05-06 17:57:28] [修正:2006-05-06 17:57:28] [このレビューのURL]

アニメ化もされた『ジャングルはいつもハレのちグゥ』の金田一先生の作品の中ではマイナーな本作。
自分は少女漫画に疎く掲載誌の『月刊プリンセス』を聞いたことさえ無いという体たらくです。

一話読み切り、かつ10ページ前後なのでライトに読めますし、金田一先生のアクの強いキャラクター、ブラックなギャグは今作でも炸裂しているので金田一作品の導入としては最適かな。

エピソード自体は重いものが多いんですが、基本的に解決策を見出してハッピーエンドで終わるので、読後暗い印象は受けません。
その辺のバランスは今作が一番じゃないですかね。

完結記念に追記
結構あっさり終了してしまいましたね。少し残念。
まぁ他に新連載もありますしそちらに期待ということで。
あとはどうでも良いことですが、この作品だけペン入れが妙に丁寧じゃないですか?
少女誌だからかな?

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[投稿:2006-05-02 01:58:18] [修正:2006-05-02 01:58:18] [このレビューのURL]

あるゆる点において平均点はクリアしている作品。

作画は終始安定していたし、物語も手堅いつくり。
なにより原作であるゲームの魅力が十分描けていたと思います
このマンガ読んでドラクエやりたくなりましたし。

しかし、手堅いゆえに爆発力は無かったかな。
良い意味での展開上の裏切りは無かったように感じます。
そのあたりが全五巻という微妙な巻数での幕引きに繋がってしまったのでは。

そうはいってもやはり安心して読めます。良作。

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[投稿:2006-05-01 02:16:26] [修正:2006-05-01 02:16:26] [このレビューのURL]

金田一先生の代表作といえばアニメ化もされた傑作『ジャングルはいつもハレのちグゥ』『ハレグゥ』ですが、それに比べるとヤングアダルト向け、というかはっきり言えば下ネタが多いです。
ラブコメと銘打っていますが、そういう要素はまだ触り程度です(1巻で止まっているから仕様が無いが…)。

個人的には下ネタ担当キャラとも言えるバニラの存在が面白かったです。
キャラクターの幅が拡がったことにより世界観も金田一先生のブラックシュールな作風によりマッチングしていると思います。

しかし、この作品ほど掲載誌に恵まれない作品も珍しいですね。
ギャグ王・ガンガンパワード・ガンガンYGと全て無くなってしまいました。
金田一先生はガンガンYGの後継誌ともいえるヤングガンガンでは、別の作品(『ニコイチ』←この作品はこの作品で面白い)を連載しているため、現在『アストロベリー』連載再開の可能性は非常に低いでしょうね。
連載再開が待ち遠しいほどに面白いのは間違いないです。

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[投稿:2006-04-16 01:38:57] [修正:2006-04-16 01:38:57] [このレビューのURL]

言わずと知れた名作サッカー漫画。

主人公が魅力的なのはもちろんなんですが、この漫画脇役たちがとにかく熱くカッコいい。

いわゆる天才型ではない凡人型のキャラクターが、凡人ゆえに苦労し努力する姿は、時代を超えて感動できると思います。

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[投稿:2006-04-14 22:17:15] [修正:2006-04-14 22:17:15] [このレビューのURL]

天才騎手・武豊原作の競馬漫画。
あの武豊がレース中にどのようなことを考えながら騎乗しているのかが垣間見れるという点では興味深い(あまり分からなかったけれど・・・)。

作画的には万人に受け入れられるタイプではないと思います。
描写線が多く、どうにもスマートではない泥臭い感じ。
「冷静さ」よりも「熱さ」を描くのに適した画風。

それもあいまって、ある程度の長期連載にもかかわらず一定のテンションを保ち続け、「熱さ」は十分描けていると思う。
その辺りは素直に評価に値します。
瞬間的な熱量の描写は過去の名作競馬漫画となんら遜色ない。

しかし、せっかくの武豊原作なので「冷静さ」の方、あの超然とした勝率の秘訣。
一歩引いた目線からの騎乗テクニック、他の騎手との心理戦や駆け引きをもっと読みたかったなあ。

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[投稿:2006-04-14 22:07:50] [修正:2006-04-14 22:07:50] [このレビューのURL]

天然系元気娘のたかこ、無気力適当娘のゆうこの二人の大学生と、まとめ役でツッコミなんだけどどこか抜けているOLのくにこ。
三人の掛け合いが楽しい日常マンガ。
要するに三谷幸喜脚本のドラマ「やっぱり猫が好き」のパロディだと思うんですが、そちらを観ていないので比較は出来ません。

登場キャラクターは全て独特な感じでデフォルメ化(スヌーピーが近い感じかな?)され、ひたすら三人の日常でのトラブルを描く。
良い感じに力が抜けているので気楽に楽しめます。
一雑誌のオマケマンガに適任。

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[投稿:2006-04-10 22:47:09] [修正:2006-04-10 22:47:09] [このレビューのURL]

とりあえずアニメの方を視聴してないと敷居が高いかと…。
漫画中での設定説明などはほとんど無いので、ターゲット自体もアニメ視聴者のみに絞られているのでしょう。
ちなみに、自分はアニメ未視聴であったため100%は楽しめてないと思います。残念。

内容的にはアニメ以前の話だったり以後の話だったりで、一冊の中で時間が吹っ飛び、軽く混乱気味。
まあ『ストラトス・フォー』のファンの方向けでしょうね(サービスシーンが多めな所も)。
後はページ数の割には本の値段が高いような…

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[投稿:2006-04-06 01:04:42] [修正:2006-04-06 01:04:42] [このレビューのURL]

本格西部劇コミック。

ここまで西部劇の雰囲気を紙面上で再現できるのか!!
というくらい、西部劇特有の渇いた空気感を堪能できます。

ストーリー構成もアクションの魅せ方もまさに西部劇のソレ。
列車強盗のシーンなどは伊藤先生得意のガンアクションが文字通り炸裂しています。

西部劇好きならぜひ!!

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[投稿:2006-04-06 00:37:29] [修正:2006-04-06 00:37:29] [このレビューのURL]