「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

SFアクション物。
しかし『究極超人あ〜る』の筆致が抜けていないために、致命的にアクションシーンに迫力が無い。
かつ未完終了しているため物話が尻切れとんぼです・・・

ヤングサンデーにてゆうき先生自身がセルフリメークしているため、
そちらを読めばあえてこちらに手を出す必要は無いかな・・・
ちなみにヤンサン版はもう一度始めからやり直しているため、この本の続きではないので注意。

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[投稿:2006-03-12 19:55:16] [修正:2006-03-12 19:55:16] [このレビューのURL]

青春柔道コメディー。

初期は稲中の影響(藤原や皮村の下ネタなんか特に)を受けているように感じました。
しかし、巻数が進むにつれて徐々にオリジナルな作風に洗練されていき、キャラクターの個性ともあいまって正しい学園コメディーに。

昔からサンデーのコメディーを読んで育った自分としてはなぜか妙に落ち着くんですよねー、このぬるい世界観が。

後期のラブコメ重視は評価が分かれるところですが、あの身体中がむずがゆくなってくる「これぞ青春!!」といった感じが割と好きだったり・・・

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[投稿:2006-03-09 08:33:24] [修正:2006-03-09 08:33:24] [このレビューのURL]

ある意味伝説。
『終わりよければ全てよし』という言葉に真っ向から反逆する作品。
もう少し物語を綺麗に終わらせる努力をして欲しかったなぁ。

ショートエピソードには非凡なものを感じました(特に恐山ル・ヴォアール辺り)が、長期でのストーリーテリングの能力に欠けていたかなと・・・
キャラクターのデザインセンスは素晴らしいと思うので、次回作に期待したいです。

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[投稿:2006-03-07 10:12:31] [修正:2006-03-07 10:12:31] [このレビューのURL]

高橋留美子先生の数多い代表作の一つであり出世作。

アニメとしても有名。
というかアニメの方が世間的な評価も高いですよね。

美少女ハーレム物の元祖であり、その後現代まで脈々とこの作品のDNAは受け継がれていますし、おそらく今後も途絶えることは無いでしょう。
そう考えると漫画史の大きなターニングポイント的な作品だったのかもしれませんね。

連載が長期に及んだ点について、しばしば批判の声を耳にしますが自分は連載後期の1話や2話完結ぐらいの小気味良い短編も嫌いじゃ無かったり・・・

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[投稿:2006-03-04 13:12:07] [修正:2006-03-04 13:12:07] [このレビューのURL]

10点 まんが道

[ネタバレあり]

富山での藤子両先生の出会いから、上京、そしてトキワ荘でのマンガ家生活までを描いた大河的自伝漫画。
この作品についてはいくら語っても語りきれないだろうと思います。
なにしろ自分がこれほどまでに漫画を読むきっかけとなった作品だから。

まだ漫画が現在のようにメジャーでない時代に、漫画というものに対して真剣かつ真っ向から取り組んでいた青年たちの奮闘記です。
主人公の満賀道雄をはじめ、才野茂ことF先生はもちろん手塚先生や石ノ森先生、赤塚先生など実在の漫画家たちが登場し、彼らの示す漫画哲学・漫画道には心を打たれます。

これを読むとすごく漫画が描きたくなるんですよねぇ(いや、そんな技術も頭も無いけど・・・)
現在も多くの漫画家達に慕われるバイブル的名著。

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[投稿:2005-10-20 04:38:53] [修正:2005-10-20 04:38:53] [このレビューのURL]

作者の伊藤先生曰く『B級アクション漫画』。

ところどころストーリーラインが分かりづらい部分はありますが、そんなことはこの作品においては瑣末なこと。
要するに警備会社の新入社員が美女だらけの先輩たちと一緒に悪い化け猫たちを退治しているとだけ理解しておけばオールOK(笑)

注目すべきは銃撃戦やカーチェイスなどのアクションシーン。
細かいコマ割の中で集中線が縦横無尽に行き交う。
仁侠映画を髣髴とさせる無駄撃ち上等のガンアクション。
ところかまわず人が飛ぶ!!車が飛ぶ!!建物が飛ぶ!!
紙の上でここまでのアクションシーンが見れるとは!!

伊藤先生のアクション映画への愛があふれる快作です。

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[投稿:2005-10-11 01:33:24] [修正:2005-10-11 01:33:24] [このレビューのURL]

リアリティあふれる警察ロボット漫画。

押井監督のアニメ版や劇場映画版があまりにも有名でコアなファンを獲得している作品ですが、自分は漫画版も同等に気に入っています。

ゆうき節ともいえるごく自然な雰囲気、「つくりもの」としてのリアリティが登場人物の配置やセリフ回しなどにまで行き渡っていて非常に読みやすいです。
実際に主人公たちが存在していて、現実でもパトレイバーが作れるんじゃないかと思えるほどリアルに感じました。

それに、何といっても後藤隊長のキャラクターが秀逸。

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[投稿:2005-07-13 23:51:35] [修正:2005-07-13 23:51:35] [このレビューのURL]