「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

作者の博先生の作品は、以前に「アクアリウム」を表紙買いした経験があり、この「ゆめくり」も同じ作者とは知らずにまた表紙買いしました。
同じ人を2度表紙買いしてしまったと後でわかって、自分は博先生の絵が本当に好きなんだなぁと自覚しました。
女の子がとにかく可愛らしく、仕草や表情がとても丁寧に書かれています。
特にヒロインの神様こと白羽ゆりの可愛さが反則的です。
とにかく絵だけでも読む価値ありと思います。
画風は5巻の中で結構試行錯誤されていて、線の太さなんかが大分かわりますが、キャラが可愛くかけているところはかわりません。

ストーリー部分や、主人公のキャラクターなどはイマイチに感じる所もありますが、3巻からの展開は驚かされましたし、最後はハッピーエンドで、綺麗に終わっています。
掲載誌のせいなのか、イマイチ知名度の低い作品ですが、人気があればアニメにでもなったのかなぁ、

最新作の「明日ちゃんのセーラー服」は、より綿密な絵でよりフェチにこだわり抜いたような作品となっていて、長所を活かした感じに進化していると感じました。この作品が好きな方は是非こちらも。

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[投稿:2018-09-17 00:03:57] [修正:2018-09-17 00:03:57] [このレビューのURL]

アース・スターコミックス初レビュー。
女子高生4人が自転車でキャッキャウフフな漫画ですね。

自転車のうんちくが無いというわけではないですが、読んで自転車自体に興味が湧くというよりは自転車載ってなんかする事って良いなって思える様な作品です。

基本は学園もので、「東京案内コメディ」とも称されており、サイクリングしながらちょっとした近所をみていくような話がメイン。
しかしどちらかというとキャラ重視に見えます。
背景の描写自体に凝っている感じでもないですし、偶に実写っぽい部分も見受けられます。

ではキャラクターはというと、惜しいです。ヒロインである加藤さんはクールで素直になれない感じがかわいいのですが、主人公のいるかの言動がかなりイタイタしくて癖があります。変な語尾だし。
自分としては珍しく主人公にちょっと拒否反応が…
でもとりあえず加藤さんがいるので今後も読んでみたいと思います笑

h26.5追記
4-6巻まで続いた「照姫伝説編」が面白かったので点数を上げます。

行くところが偏狭なところとかではなく本当に街の中なので、作者が実際に行ってみて回ったんだろうなというのが伝わってきて、それが逆にいいなと最近感じてます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-21 00:15:22] [修正:2014-05-04 21:24:17] [このレビューのURL]

6点 咲日和

美少女麻雀漫画「咲-saki-」のスピンオフ四コマ。

アニメ化とかをきっかけにメディアミックスでスピンオフのゆるい四コマが始まる事は割とある事ですが、この「咲日和」はその中でも数少ない好きな作品。

麻雀する描写は皆無で原作のキャラクター達を使ったギャグ4コマになってます。

原作のキャラクターを大事にしながらもどこかフリーダム。
スピンオフですが雰囲気は独特で、くすっと笑えます。

一気読みするよりはちょびっとずつ読み進めていくのに適していると思います。
個人的には「大人の巻」の二人のかけあいが特に好きでした。

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[投稿:2013-02-24 23:51:36] [修正:2013-02-24 23:51:36] [このレビューのURL]

昨年のヒットアニメの一つ「TIGER&BUNNY」のコミカライズ版。

もともとは桂正和のキャラクターデザインを元にした作品ですが、アニメ版から絵の雰囲気も話も非常に忠実に漫画にされています。
(アニメは一度みたっきりなので断言できませんが、セリフの一つ一つもかなり忠実な気が…)
「なんか原作と雰囲気かわっちゃってコレジャナイ・・・」感は少ないと思います。

画力も十分高く、コミカライズとしてはオススメな作品です。
忠実すぎるゆえに作者独特の何かっていうのがないのですが…もっと漫画的な表現っていうか魅せ方があっていいような気もします。

アメコミ的ヒーローもので、同じ特殊能力「NEXT」を持ちながらも性格も考え方も正反対の虎徹とバーナビーという二人が「バディヒーロー」として街を守っていくというストーリーです。
相棒ものっていうのがいまどきになって逆に珍しく新鮮な点と、世界観がうまくはまって面白いです。

今コミカライズされてる時点ではまだ序盤ですが、徐々に反発しあう二人が結束を深めていくところに注目です。

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[投稿:2012-07-25 22:48:22] [修正:2012-07-25 22:48:22] [このレビューのURL]

まずタイトルは「いぬぼくしーくれっとさーびす」と読みます。
ちょっとネタバレ注意。
いやぁ、タイトルでちょっと引きますよね。
「妖狐」「×」「僕」ってね…
表紙も黒縁に黄色とピンクっていう…なんか物凄く女性向け?な感じがしてアニメになるまでは手にとった事すらありませんでした。

別にイケメンシークレットサービスが次々増えていくような漫画ではありません。
男性でも全然楽しめます。
というか凛々蝶(りりちよ)さまとかかるたちゃんとか女性キャラも魅力的です。
キャラクターが皆妖怪の先祖帰りっていう設定は「狙ってるなー」と最初は感じたのですが、それも序盤だけ。

主人公とヒロイン(?)の関係の進展が想像以上に早く、普通の少女漫画なら10巻くらい使いそうなところを2巻でささっとまとめてます。
最初のあたりはキャラの紹介と二人の関係の進展を描いているのでどちらかというとまったり気味。
このまま話が続いていくのかと思っていたらシリアスに入り4巻でなんと第一章完。

「先祖帰り」という設定を生かして「転生」したキャラクター達が再度物語を始めるという珍しい展開を見せています。
第一部の話を序章として二部以降にどう絡んでくるのか、気になってます。

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[投稿:2012-02-28 00:19:58] [修正:2012-02-28 00:19:58] [このレビューのURL]

「遊戯王R」「遊戯王GX」「遊戯王5D's」はどれも作者が高橋和希先生のアシだった方なので、高橋先生の画風に意図的に似せられて描かれています。
しかし最新作であるこの「遊戯王ZEXAL(ゼアル)」は作者が元アシの方とは違う為、雰囲気が今までの漫画と異なります。

比較してみると全体的に線は細目で繊細な感じ。
トーンが多く、画力も低くありません。漫画は漫画だけで楽しめます。

「GX」「5D's」程舞台や設定も奇抜ではなく、初代を意識している点が多いです。
(主人公の持つ謎アイテム、ライバルの設定(モンスター・兄弟)、テーマパーク等)
特に第一話なんかは初代の一話のオマージュのような展開。内容はカードゲーム特化ですけどね。

また、主人公が歴代と比べて年齢も若く、カードゲームもまだまだミスの目立つ初心者?中級者レベルとして描かれています。
これらの内容からして、新たな年齢層低めの新規ファンの獲得を目指しているのかなと思います。

まぁ歴代を追っている人がすぐに受け入れられるかってのはわかりませんが、2巻まで読んで案外面白かったです。

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[投稿:2012-02-07 23:10:35] [修正:2012-02-07 23:10:35] [このレビューのURL]

画力もストーリーも飛びぬけて特徴的な何かがあるわけではないのですが、好きです。
吹奏楽部を舞台としたカップルのラブラブっぷりに思わずにやにやしちゃう作品です。
恋人同士がネクタイをあげたりっていう学生時代ならではの流行りみたいなのにも、覚えがあって懐かしい気分になりました。
あまりの初々しさに、読んでるこっちが恥ずかしくなってきますが…とにかくあずみ先輩が可愛いw

少女漫画だと他にも恋愛に絡むキャラクターがでてきて三角関係になったりっていうのがあるんでしょうけど、どちらかというと日常漫画なのでそういう展開は無さそうです。

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[投稿:2012-01-05 00:25:27] [修正:2012-01-05 00:25:27] [このレビューのURL]

既に似たような設定やジャンルの作品は沢山ある様に思われ、新鮮味がないのがイマイチ。

まほらば+美少女妖怪ハーレムの様な漫画ですが、絵はそういうジャンルに向いている感じで○。
バトルも決して駄目じゃなく、雑誌の中では上手い方だと思います。主人公もちゃんと成長していっていますしね。

既に上がっていますが途中からハーレム化の傾向が強くなり、初期の頃位の人数で良かった、とか考えてしまいます。
連載を続けていく上でのテコ入れが露骨に感じるなぁというか…

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[投稿:2011-12-16 00:03:49] [修正:2011-12-16 00:03:49] [このレビューのURL]

大正時代を舞台とした所謂大正浪漫もの。

大正浪漫の魅力といえば和と洋が入り混じりはじめた社会だとか、女性の社会進出が始まったりとかという点だと思います。(あと個人的には現代ではありえないような女性の丁寧な口調がツボです)

袴に警帽という一見アンバランスな組み合わせが良いと思った人にはオススメです。大正浪漫の華やかな感じは出ていると思います。


主人公の愛染椿は幼少時に警察官に命を救われた経験から、「人を助けられる存在になりたい」と思うようになり、最終的には女性でありながら警察官になる事にあこがれているという変わり者です。

しかし実際に警察官達と触れ合ったり、事件に首をつっこんだ事をきっかけに人助けの難しさや、必ずしも感謝される事でもないという現実を知っていく事に。

まぁいくらなんでもこの時代に女性警官はないだろうと思っていたら女性警察官が特設されるとかそういう展開に…なんてこった。
こっからどういう風に転がっていくのやらという感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-27 22:50:58] [修正:2011-11-27 22:50:58] [このレビューのURL]

【ネタバレ注意】

「Steins;Gate」のスピンオフ作品。ちちろんですが原作(本編)を知らない方は絶対に読まない方が良いです。

「Steins;Gate」は何故こんなにいろいろコミカライズされるのか。
まぁ人気作品だからというのは当然ですが、何よりも「誰の主観で話を追うのか」がかなり重要な作品だからです。
この作品は本編の主人公岡部の視点ではなく、メインキャラの一人である阿万音鈴羽を主人公として描かれます。

本編ネタバレに深くかかわってしまうので大した事は描きませんが、読んだ印象は「第一印象以上に面白かった」です。
鈴羽をしっかりとメインヒロイン顔っぽいデザインにして描いているのが良いと思います。
画力は荒削りな点も目立ちますがアクションも頑張っていますし、おおっと思わされた場面もあったりしたので嫌いではないです。
あ、でもダルの描き方の酷さだけは擁護できないです。腕が極太だったり足が激短だったりとダルが人間じゃなくなってますよ。あれじゃあドワーフか何かに見えます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-12 00:32:24] [修正:2011-10-12 00:33:54] [このレビューのURL]

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