「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

7点 大奥

「大奥」というタイトルだけきくと「あぁ、あのテレビドラマでやってた奴の漫画版かぁ」と勘違いされそうですが、ぜんっぜん違います。

自分は男女が逆転した大奥っていう設定の時点で非常に面白そうだと思いました。
男女が逆転した事でオリジナルな設定や展開もありつつ、男女が変わったのにもかかわらず史実と変わらないで話が進行できてしまう場面もあり、「本当にあったかもしれない」と思えるようなリアリティがあって面白いです。

八代将軍吉宗の話から始まり、そこから三代将軍家光の時代に戻ってさかのぼるように話が進むのですが、
正直家光とお万の方有功の話が良すぎて、それが終わってからの話がそのストーリーを超える盛り上がりを見せられていないのが現状だと思うので7点とします。
しかし今後も凄い楽しみな作品です。

また男同士の交わりだったりも多少ありますが、ほとんど描写は無いので覚悟して読めば大丈夫かと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-25 04:03:59] [修正:2009-10-25 04:03:59] [このレビューのURL]

ラブラブ夫婦のヨメとオット、そして時々近所の人々との交流をコメディタッチに描いた4コマです。

読んでびっくりしたのはまず絵柄。
完全デフォルメ調の絵柄で、「こどものじかん」と同じ作者と思えませんでした。(扉絵だけは「こじか」と似てますが)

若くてちっちゃいだめヨメの喜怒哀楽を見て楽しむ漫画という感じですかね。
全体的にネタは非常に単純明快なもので面白く、読みやすかったです。
オールカラーなのも良いです。

総じて悪いと思うような所もないのですが、「ここが凄い良かった!」というような特徴・インパクトに欠ける漫画だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-19 05:56:41] [修正:2009-10-19 05:56:41] [このレビューのURL]

作者が書いている通り、「OVAにしたら全3巻程度」な作品ですw
もっともっと色々広げて面白くすることができただろうなぁという印象です。
でも一巻でしっかり話をまとめていて良い作品だと思います。
毎話パンチラさせる事も作者の目標だったらしいですが、露骨すぎでした笑

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-17 02:20:13] [修正:2009-10-17 02:20:13] [このレビューのURL]

行商人ロレンスと狼の化身ホロが、行商をしながらホロの故郷に帰る為に旅をしていく話。
原作を最新刊まで読んでます。コミカライズの一つなんですが、作画の良さはそういった作品群の中でもかなり良い方だと思います。公式サイトの方で試し読みもできるので興味があれば是非。

内容もかなり忠実なのですが、その分の問題として展開の遅さがあげられます。漫画3巻(最新刊)まで使ってようやく原作の1巻を消化しました。原作は現在外伝を覗いても10巻あり、このペースでいくとはたして何巻必要になるのやら・・・ということです。(おそらく飛ばされる巻があるだろうなぁ・・アニメでもカットされてるし残念)
あと表紙で若干損している。漫画本編の方が断然かわいいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-16 08:58:05] [修正:2009-10-16 08:58:05] [このレビューのURL]

タイトル通りなのでいきなりこの作品から読み始める人はいないと思いますが・・w
「うしおととら」を読んだ方は楽しめるでしょう。
そうでない方はとりあえずこれを読む前に「うしおととら」を読んで下さい。
ちなみに、このコミックスのみだと一作品収録されてない外伝作品があります。
文庫版、ワイド版「うしおととら」の最終巻にはその外伝も含めてすべて収録されていますので、コミックス集めちゃったけどどうしても読みたいという方はそれらの最終巻だけ買われる等する事を薦めます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-25 22:57:21] [修正:2009-09-25 22:57:21] [このレビューのURL]

道士朗のキャラクターも非常に良いのですが、その面白さをひきたたせる周囲のリアクションが本当に面白い。(特にケンスケとエリタン)
あっけにとられる間の取り方、大小さまざまなフキダシ等で沢山描かれる心理描写だったりツッコミの配置が凄い上手いと思う。とても笑えます。

ただ、個人的には終盤の話がイマイチだったのと最終回が突然すぎる流れだったのが残念。
全8巻と非常に集めやすいので見つけたら手に取ってみてはどうでしょうか。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-09-12 07:48:10] [修正:2009-09-12 07:48:10] [このレビューのURL]

7点 YAWARA!

[ネタバレあり]

浦沢作品で現在唯一読んだことある作品。
「MONSTER」「20世紀少年」の様なミステリアスな作風とは180度違い、さわやか・ドタバタ、努力・友情・勝利な漫画です。

主人公がはじめっから最強。
しかし、柔VSテレシコワや最後の柔VSさやかなどの試合の白熱ぶりはホントにどっちが勝つかわからなくなるほど。
(冷静に考えれば最後は柔が勝つに決まっているんですが‥)
息もつかせぬスピード感あふれる技の応酬と実況により、目が離せなくなります。

初めから強いという柔と対照的で、素人から徐々に力をつけてい
った富士子さんは柔以上に感情移入しやすい良いキャラでした。
やっぱり作品を面白くするのは主人公以外の脇役が大事だと思い知らされました。
柔のじいちゃんも面白かった。

恋愛も柔道も家庭の問題も綺麗にまとめて良い終わり方でした。

有名な話かもしれませんが、この漫画の柔ちゃんは現実で柔ちゃんと呼ばれている某選手よりはるかにかわいいです。
「全然似てない!」って思った方はかなり多いはず(笑

‥っていうかレビューになってませんね‥

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-14 01:59:52] [修正:2009-08-05 04:17:32] [このレビューのURL]

・ほのぼの系ギャグで頭を使わずに読める
・爆笑したい!っていう人には合わないが、クスリと笑いたい人に是非
・キャラクターと絵は魅力的でストーリーもまったりしてて良し。
・安定感のある作画

などなど、皆様のレビューを読んで自分の好みのセンサーが反応しました。
買ってみて見事に当たりでした!w
久しぶりに「当たり」を引いた気がします。
これがチャンピオンっていうのは確かにちょっと驚きですねぇ。

イカ娘のかわいさだけで読める漫画かも知れません。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-08-04 00:13:08] [修正:2009-08-04 00:13:08] [このレビューのURL]

7点 屍鬼

[ネタバレあり]

藤崎作品を読むのは「封神演義」以来です。

まず読んでみて驚いたのは絵の向上具合です!
「封神」の後半は週刊にしてもかなりのクオリティだとは思いましたが、まだまだこんなに進化できるんだと関心しました。


序盤から多くのキャラクターが登場しますが、デフォルメ調な顔だったりリアル調な顔だったりいろいろと描きわけていて、覚えやすいです。

村に蔓延する死・・その原因は何なのか。
謎につつまれたストーリーに非常に惹き込まれました。
先を読んでから読み返してみると伏線がしっかり張られていたのにも気づきます。

4巻までで原因は何か、大分明らかになってきましたが、それでもこれから一体どうすればいいのか・・続きが非常に気になる漫画です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-06 00:51:49] [修正:2009-06-09 17:40:24] [このレビューのURL]

さらにレビュー変更。
QEDとはジャンルのまったく違う題材が扱われるのでそれはそれで面白いです。
構成はほぼ同じですが姉妹作品なので当然っちゃ当然ですよね。

そして主人公とヒロインの関係。
QEDと似ているようで似ていないその違いは
「主人公」が「ヒロイン」に振り回されるのが「QED」
「ヒロイン」が「主人公」に振り回されるのが「CMB」

まぁだからなんだって話ですけれど^^

追加
最近は一巻に4話の短編という形も増えて来ました。
一話あたりに割けるページ数は少なくなるのにしっかりとした謎の提起とその解決を無駄なく織り込んでいる構成のうまさはさすがです。
なによりネタがなくならないのが凄いなぁ…世界は謎だらけって事ですね。
殺人のない小さな事件も題材に出来るっていう強みもあるからでしょうね。

今後も短編メイン時々長編なスタイルをやってくれるなら点をあげたいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-03-18 21:25:09] [修正:2009-06-09 17:12:32] [このレビューのURL]

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