「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

1巻3話収録の内、1話目はわりとシリアスなストーリー物、2話目はポリス(エロ)コメディ、3話目は完全にサブストーリーといった感じ。
個人的には2話目が好きかな。
ストーリー物の方も悪くは無い出来だけど少し分かりにくい。
まあ絵はとにかく上手い、お話はあまり・・・といういつも通りの大暮作品。

その点、コメディの方はちょいエロ風味の娯楽作品で気軽にサクサク読めます。
場面転換が多く混乱しがちだけど、テンポ良く上手いことまとめられている。
大暮先生はやはりこういうテイストに最も適正があると思うのですが・・・。

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[投稿:2007-03-09 22:51:25] [修正:2007-03-09 22:51:25] [このレビューのURL]

「日本一の美容師になる」という夢を持つ主人公。
その理由が家族を捨てた母への復讐という、重たい上に「なぜそうなる?」といういま一つ共感できないものなので導入で躓く。
作品としてまとまってはいたし、何より少年誌というフォーマットで美の表現というある程度画力に頼るしかない題材に挑戦していたのは評価したいものの、とりあえず美容師対決で勝ち上がっていくひねりの無い展開はコロコロ的というか『じゃぱん』的というか。

しかし、あのまま連載が続いていたら『じゃぱん』のようにはっちゃけたラストを飾っていたのかもしれないかと思うと早期で終われたこの作品は幸せだったのかも。

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[投稿:2007-02-23 22:29:27] [修正:2007-02-23 22:29:27] [このレビューのURL]

あおやぎ先生の作品はサンデーで連載していた『ふぁいとの暁』もそうなのですが、悪い点は特には無いけど取り立てて良い点も無い。
作画も下手では無いもののスポーツ物として必要な迫力・熱さは無い。
ストーリーもサッカー漫画にありがちな、楽しいサッカーこそ最強というだけで何か新しい物があるわけでは無い。
総じて中途半端で普遍的。

正直、画風的にあおやぎ先生はスポーツ物に向いて無いと思うのですが、そればっかりなんだよなあ・・・。
惜しい。

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[投稿:2007-02-23 22:27:15] [修正:2007-02-23 22:27:15] [このレビューのURL]

急な終了。
想像していたよりも短期での連載になりましたね。
いつも通りの阿部作品で、過去作と比べても特に劣った点は無かったので少し意外でした。

内容をざっくりと言えばドラえもんのパロディ的なことを旧日本軍人(この設定はあまり活かせていない気もするが・・・)というブっ飛んだキャラでやってみようといった感じ。

阿部先生はデビューの頃からあまり絵柄が変わりませんが、あまり少年誌でうける絵柄ではないと思う。
モロに青年誌のギャグ漫画でござ〜いといった感じなので、やはりそちらに軸足を置いたほうが良いかな。

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[投稿:2007-02-06 20:17:20] [修正:2007-02-06 20:17:20] [このレビューのURL]

「かっとべ!!マグナム!!」
第何次だか忘れてしまったが、数年毎に繰り返すミニ四駆ブームの立役者の一つ。
リアリティとかはとにかく無視。
主人公たちがミニ四駆とともに走り、ミニ四駆同士のぶつかり合いや壊し合い、果ては空中を華麗に舞ったりと基本的になんでもアリ。

大人になったいまこそ滑稽に見えてしまいますが、子供の頃は現実ではありえないと頭の中では理解しつつフィクションとして純粋に楽しめていたし、子供相手ならばむしろこのくらい派手なほうが食いつきがいいと思います。
だって、ただ周回コースをミニ四駆がグルグル回る様を突っ立って観ているだけではものすごくシュールな漫画になってしまいますから(それはそれで読んでみたい気もするが・・・)。

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[投稿:2007-01-22 01:17:00] [修正:2007-01-22 01:17:00] [このレビューのURL]

5点 MARΩ

安西先生のブログで読んだのですが少なくとも作品終盤には『MAR』に対するモチベーションが無かったみたいですね(例えそうであっても、それを公にするのはどうなんだろ?『MAR』が好きって人もいるだろうに)。
で、安西先生=『MAR』辞めたい、サンデー=『MAR』続けたい、で始まったと思われるのがこの作品。

元アシとは言え作画、特にキャラクター絵はあまり似ていないです。
そこには安西先生の持つシャープな描線は無く、より少年漫画らしい泥臭いタッチ。
ストーリーも前作より主人公に好感が持てますし、多少対象年齢が低いかなと思いつつ、とりあえず王道を走っていますので安心して読めます。

さすがに前作が前作だったので漫画好きの方からすればマイナスな印象からのスタートになってしまいますが、さてどうなるか。

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[投稿:2007-01-17 02:01:16] [修正:2007-01-17 02:01:16] [このレビューのURL]

自分の中ではいまだに橋口先生といえばこの作品や「スト?胸優灰沺廚凌佑噺世Εぅ瓠璽犬?あります。

イジワルばあさんが孫をいじりつつ豆知識を披露するというショートギャグ。
当時は子供ながらにへーっと感心する知識もあったような(鼻づまりのときにつまっているほうを上にして横向きに寝ると鼻の通りが良くなる、ビニール傘がはりついて開かないときはドライヤーをかけるとすぐ開くなど)。

というかこれいまだに手に入るんですかね?
どこかで見かけたらぜひもう一度読んでみたい。

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[投稿:2006-11-11 05:24:22] [修正:2006-11-11 05:24:22] [このレビューのURL]

わかりやすい努力系サッカー漫画。
ど下手だけど根性だけは人一倍のダメキャプテンが、同じくダメ集団のサッカー部をを引っぱって行く。

熱いシーンはきっちり熱く燃えさせてくれる。
難点はキャラクターがちょっと弱くおとなし過ぎるところかな。
サッカー部員なのにみんな文化系っぽいですし、サッカーの実力も基本的に素人に毛が生えた程度なので、この先レベルアップするにしてもかなり時間がかかりそう。

作画は少しクセが強い。
スポーツ漫画としてはデフォルメ過多で動きのあるシーンに向いた画風。
構図・見せ方は工夫されていて良い感じ。
特にアオリの使い方が達者ですね。

・・・とかなんとか思っていたら全3巻で終了ですか。
スポーツ漫画としては短すぎて評価不能。
新キャラも投入したばかりだったのに、何かあったのだろうか?

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[投稿:2006-11-03 04:37:32] [修正:2006-11-03 04:37:32] [このレビューのURL]

安西先生の連載デビュー作。
ジャンルは学園サイボーグコメディ。
天真爛漫なサイボーグ美少女が主人公をはじめとした周りの人々をひっかきまわすという毒にも薬にもならない内容。

この手のジャンルの作品はそれこそ星の数ほどありますが、その中でも特筆したい何かがある訳でもなく良くも悪くも普通すぎかな。
『烈火の炎』や『MAR』でも時折異常なまでにエロ描写に力が入っていましたが、この作品はさらにサービスシーン多めなので安西先生の絵が好きな人には良いのかも。
とりあえず、エロくは作られていると思う。

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[投稿:2006-10-23 01:02:02] [修正:2006-10-23 01:02:02] [このレビューのURL]

カルト宗教に妻を取られたサラリーマンの闘い。

カルト宗教のモデルはオウムであり、作品通してとことん重く、とことん異常。
教祖メシアはもちろん、主人公とその妻、妻の脱会に協力するカウンセラーまでどこか狂っている。

原作を先に読んでいたので後半での大仕掛けにも驚きはありませんでしたが、短いながらにもよくまとまっています。

作画は少し軽いかな。
説得力・はったり不足。
もっと劇画タッチで濃く描いた方がこの作品には合っていたと思う。

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[投稿:2006-10-22 00:47:59] [修正:2006-10-22 00:47:59] [このレビューのURL]