「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

好きな人に告白するが失敗、その子はバンドマンが好きだった。
そこで入学した高校ではバンドを始め、そこで出会った人たちとの交流を経てバンドの楽しさに目覚めていく。
というあらすじだけ読むと物凄い某バスケ漫画に似ていますね^^;
入部するきっかけが女の子との出会いっていうのも似てる。
でもまぁこういう導入ってのは割とベタなんでしょうかね。

序盤は絵もストーリーもいかにもサンデー風で荒削りな感じがしますが、演奏時の絵の激しさや、それと対照的に宙に浮かぶ水滴の様な小雨の歌声の表現は良いなと思えます。
高校部活青春ストーリーとしてはまだ佳作って位の印象ですが、3巻頃から絵も慣れて安定度が増し、キャラクターの個性も深まってくるので俄然良い感じになってきますよ。

今から読まれる方には、4巻までまとめ読みする事をおすすめします。
4巻まででちょうどストーリーとしての区切りが一度つくような形になっているので。

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[投稿:2011-08-20 16:20:43] [修正:2011-08-25 23:12:02] [このレビューのURL]

アニメ版「日常」へ輸入されているネタ多数。
「日常」の小ネタ集的なものと、全く関係のない一発ネタにわかれます。

漫画部分は1ページに4コマ(一つと贅沢なページの使い方ですが、オールカラー。
カラーが結構きれいで読みやすいです。
シュールギャグなのでネタの好みはわかれると思いますが…

また、アニメだと冗長に感じた様なネタも原作だとほんの数秒で消化できてしまうので、あっさりサクサク読み進められるのが逆に面白いんだなと感じました。

書店向けに漫画家ってこんなにいろいろ描くものなのかってのも興味深かったり。
通常なら日の目を見る事の無い漫画家の頑張りのアレコレが読めるっていうのは、ファンからしたら嬉しいことでしょうねぇ。

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[投稿:2011-08-17 23:52:42] [修正:2011-08-17 23:52:42] [このレビューのURL]

「MOONLIGHT MILE」の太田垣康男が原作、「アイシールド21」の村田雄介が作画で描かれるソーラーカー漫画。

原作・作画両者の代表作と比べて地味で現実的な題材と展開を見せます。
「ソーラーカーとはなんぞや」といううんちく方面の話よりも、それに関わる登場人物達の青春ドラマがどっちかといえばメインです。
不幸な生い立ちを持つ主人公が、ソーラーカーによって青春の輝きを取り戻す、なんていうとなんか恥ずかしいですがそういう内容なんです。

全2巻と短いので後半の展開が結構スピーディーに感じますが、まとめとして綺麗に終わっていてさっぱりしてます。少年漫画らしいラストも逆に爽やか。
2時間の映画にしたらちょうどいい長さくらいの起承転結なんじゃなかと思います。

意外性は少ないですが、画力も高いのでこの点数で。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-07-06 22:46:30] [修正:2011-07-20 23:20:36] [このレビューのURL]

男女5人の中で突然心が「入れ替わる」。

入れ替わって相手の立場におかれる事でその精神の深層にあるトラウマだったり周りに隠している心情などを知っていくという感じの話です。

ココロが入れ替わる設定というのは割と使い古されてますが、複数人が頻繁に入れ替わるというのは新しい気がします。
でも、原因不明に突発的に心が入れ替わって自分の気持ちが知られてしまうっていうのは、いくら打ち解けている相手同士だとしても嫌だなぁ…というのが正直なところ。
そういう設定の為、各キャラそれぞれ掘り下げられるような過去だったりがこれからまだありそうです。

作画についてはとても良いですね。トーンが多目でキャラはとりあえず可愛いです。

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[投稿:2011-07-16 11:18:34] [修正:2011-07-16 11:18:34] [このレビューのURL]

アルセーヌ・ルパン(某三世ではありません)の活躍を新たにコミカライズした作品。

ルパンといえば変装。
詳しいことは知らないにわかな自分でもその事はあまりにも有名なので、読んでいて「あぁこれは実はこうなんだろう」という先の先が読めてしまうのが少し残念。読者をミスリードさせる伏線が弱いです。
ここが上手く魅せられれば自分の好みなジャンルだけに今後が楽しみです。

ルパンがまんまと警部たちを出し抜いて欺いていく展開が痛快な訳ですが、何の為に彼はこういう事をしているのか。
どんな理由であれその点がもっと明らかにならないとイマイチ感情移入も出来ないな、というのが現状の印象です。

あとルパンの外見的デザインがどうも自分のもっていたイメージとしっくりこないのが惜しい。でも変な先入観を逆にぶち壊してくれたらいいなとも思ってます。

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[投稿:2011-06-30 23:25:54] [修正:2011-06-30 23:28:17] [このレビューのURL]

参考書から先生が飛び出てきたっていうホームコメディ。
主人公が女の子なのでラブコメにはなりませんしとらぶるな事も期待できません。

作中でもすでにツッコまれてますが、各教科のスペシャリストみたいな先生がドラゴン桜みたいにいる為、メインヒロインの存在意義をなんか別のところに見出さないとどんどん空気になりそうです。1巻の時点ではまだ大丈夫ですけど。

癖の少ない絵なので自分は嫌いじゃないのですが、確かに背景が白いのは気になりました。

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[投稿:2011-06-27 23:28:15] [修正:2011-06-27 23:28:15] [このレビューのURL]

古き良きポルノを愛するベテラン官能小説家と、売れっ子でいまどきな萌え萌えイラストレーターがコンビとなるというギャグ作品です。

設定で笑いました。
文章と絵がまったく嚙み合わない烏賊川先生とMOMOZI君。
お互い仕事には真剣ですし、エロスへ賭ける情熱は熱いものが有ります。
しかしどちらが頑張っても決して混ざらず余計酷い事になるというのが面白いです。

画風の所為で、MOMOZI君の絵が全然いまどきな萌え萌え?な感じではないですけどね。

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[投稿:2011-06-08 15:37:25] [修正:2011-06-08 15:37:25] [このレビューのURL]

旅館を舞台とした朝ドラ風作品で、序盤のインパクトは○。

個性豊かな喜翆荘の面々と、真っすぐでKYで天然な主人公緒花。
緒花のキャラクターが自分はとても気に入っています。
緒花がどんどん動いていくのでその度にまた何かやらかすんじゃないかとハラハラします^^;

アニメと同じように展開しているように見えて、キャラクターの立ち回りなどの細部が異なり、一巻の三話の時点で作品に受ける印象が既にかなり違ういました。
(自分は原作の方がやっぱり好きです)

漫画版だとページ数の都合なのかキャラの描写も浅ければ、登場すらしていないキャラクターもまだ多いです。

原作を超える程の作品かというとそこまではいかないと思うのですが、アニメの方へ触れるきっかけになれば良いんじゃないかなと。

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[投稿:2011-05-29 10:07:00] [修正:2011-05-29 10:07:00] [このレビューのURL]

新約トイレの花子さん(?)
何しろスマホもってツイッターやったりしてます。

一話完結方式で、毎度様々なトイレで花子が出会った人々との話を描いています。
基本シリアスというかイイ話系のオチで締められるのですが、良く見ると設定や展開が結構ぶっ飛んでいる時もあり、施川先生の存在感は抜群です。
でも秋★枝先生の絵とネタの雰囲気は凄く合ってるなと思います。
一部のギャグ顔や動物の顔はまんま施川先生だったりも。

そんな感じなので、今までの秋★枝先生の作品とは結構違う雰囲気を持つ作品です。

あ、ちなみに元祖花子さんみたいなホラー要素は一切ないですよ。そこは安心(?)して下さい。

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[投稿:2011-05-29 05:56:44] [修正:2011-05-29 05:56:44] [このレビューのURL]

「今全盛期を迎えている漫画家は」と尋ねられたら矢吹先生を挙げたいですw

ジャンプSQに移ってからというもの、画力もストーリーもいろいろと突き抜けてます。

ハーレム漫画っていうのは主人公が無意識的に作っているか勝手に作られるかが従来のパターンだと思うのですが、ヒロインの方から意識的にハーレムを作ろうとしていく作品なんて珍しいのではないでしょうか。
ちなみに「ダークネス」では現時点のヒロインはララというよりその妹のモモです。見た目もマイナーチェンジしてヒロインぽくなってます。

ストーリーも前作と同じようなエロラブコメも入れつつも、新ヒロイン・メアを加えてヤミをめぐるシリアス展開も見せていて、一話完結ではなくストーリーものの様です。
その結果作品の雰囲気が少しシリアス寄りになっていて、前作よりも面白そうです。

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[投稿:2011-05-16 00:15:01] [修正:2011-05-16 00:15:01] [このレビューのURL]

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