「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

主人公の武器がバナナっていう事で、もっとギャグテイストな出オチ作品かと思ったのですが、あらすじ通り冒険あり・バトルありな意外と熱い作品でした。

冒険・友情・能力バトル。
主人公を男にしたら「ジャンプ」でやれる様な内容じゃないか思う程です。
ブレイドっぽい要素がありません。
冒険に関しては「伝説の地 オーズ」を目指すというものなのですが、主人公達が冒険する動機としてはこれだけではちょっと物足りない気がします。
これからキャラの過去や因縁なんかが出てきてそこらの動機付けをもっとしっかりしてくれると良いなと思います。

良い意味で期待を裏切ってくれたので買って良かったです。

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[投稿:2010-11-21 03:01:21] [修正:2010-11-21 03:01:21] [このレビューのURL]

お嬢様学校を舞台としたレズと女装少年の組み合わせのギャグ漫画。

4巻位までは今までに無いタイプのギャグ漫画だったのでそれなりに楽しんで読めました。
毒舌なツッコミとかが好きです。

しかし、5巻すぎから急に失速した気がします。
作中で主人公の存在感の無さを自虐する様になり出番をわざと無くして行ったり、主人公が女の子にときめいて鼻血を出すというネタのマンネリ化を回避しようとするなどを意識した結果、それが裏目に出ていると感じました。
また、個人的な好みですが鼎神父のネタはどれも微妙。

しかし最初は必要なのかわからなかったシリアスなストーリー展開は、逆にまったくそういう要素がからんでこないと非常につまらない事がわかったので7巻はまた少し盛り返した印象でした。
でもちょっと今後どうなるのか不安です。。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-15 00:03:21] [修正:2010-11-15 00:03:21] [このレビューのURL]

RPGゲーム、「LUNAR」シリーズのコミックではありますが原作者の重馬敬はかかわっておらず、作者の船戸明里発案のオリジナルストーリーとなってます。
なので二次創作と公式の中間くらいな位置づけかと思います。

大きく分かれて二話あり、どちらもゲーム本編よりも過去の話です。

前半の「記憶する風景」「魂の告白」は飛空船事故をきっかけに出会った四英雄(一人除)の物話。
過去話特有の物語の最後で現在とのリンクが明かになる構成がベタですが気持ちいい。

後半の「告白する記憶」は飛空船誕生までの経緯を原作の中でも人気キャラである「ガレオン」を主役に据えて描かれます。
ニンゲンと魔族の共存についての紛争も起きる最中、最終的にガレオンは無事兄や仲間の遺志をついで飛空船を完成させます。
にも関わらず…120年後の世界(ゲーム本編)でガレオンは…というこれも本編とのリンクを知るとちょっと悲しい気分になります。

「幼年期の終り」はLUNAR外伝っぽい雰囲気を持つ内容でしたが、こちらはもう別世界の様な感じで雰囲気にLUNARぽさをあまり感じなかったのが残念でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-09 00:34:06] [修正:2010-11-09 00:34:06] [このレビューのURL]

職人達の島のちょっとヘンテコなモノづくり漫画。

まだ1巻ですが、「とろ鉄」の方がキャラクターが魅力的に感じます。
主人公が「モノづくりの工程が見れる」という特殊能力を持っているので毎回何かしらの身近なものの作り方の工程が描かれます。

しかしその内容は「その島独自のもの」という設定であり、現実の工程とは完全に別物。
作者の想像を膨らませたちょっと(かなり?)変な工程が描かれ、シュールなギャグとなっています。

ですので基本はシュールなギャグ漫画で、職人漫画ではないので注意です。
キャラクターは妹が妙にウザキャラで、とろ鉄女性陣の様な癒しキャラがいないのが辛い所。

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[投稿:2010-11-04 00:10:59] [修正:2010-11-04 00:10:59] [このレビューのURL]

ファンタジー少年漫画らしく良くまとまっていると思いますが、掲載誌の関係もあるのか若干子供向けな印象も。
(自分が歳くっただけかもしれませんが…)

全3巻で最初から最後までハイテンション。ですがギャグになりすぎない程度のギリギリのバランスで最後まで突っ走っています。
所謂ロボットである「リュー」に関しては作画の乱れもなくよく描きこんでいると思います。
でもシルエットが星型に見えるというそのデザインの所為か、画面内がいつもいっぱいいっぱいで詰まっている様な感じもしました。

あと正統派ヒロインなパッフィーが可愛かったです。
マジドーラ召喚のシーンが一番印象に残ったコマでした。

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[投稿:2010-11-01 22:49:40] [修正:2010-11-01 22:49:40] [このレビューのURL]

初音ミクを題材としたサイレント漫画。
ボーカロイドの存在の設定やミクの生い立ちなどはすべ創作ですが、ここまで世界観を膨らませて構築できるものなのかと少し感心しました。

台詞がほとんどないのが特徴です。
しかし、場面の移り変わりの描き方が上手でストーリーをきちんと把握できます。「台詞やモノローグがなくても話がわかる」というのは素直に凄いと思います。
途中から語られるミクの過去、そしてミクを雇った女性の過去。
映画の様なストーリー構成で感動できます。

単行本一冊でおよそ260P位あるので少し分厚め。
ですが、この作品は2ページつかって4コマ(つまり1Pあたり2コマ)というものなので、実質10分もかからずに読み終えられてしまいます。
なので思ったより短く感じるかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-28 23:51:54] [修正:2010-10-28 23:51:54] [このレビューのURL]

エロ同人としては一種のネタとしても有名な作者による、ファンタジー作品。

キャラの性格は少年漫画の王道をいっていますが、名前・デザイン・必殺技などがレトロゲーム達のパロディとなっているのが見所です。
キャラクターの言動それぞれに元ネタがあり、後の解説で「アレもパロディだったのか」と気づかされるほど細かいです。
ストーリーは国対国の王道バトル少年漫画風なので、誰でもそれなりに楽しめますが、こういう設定の為レトロゲーに造詣が深い方程ニヤリとできる作品となっています。

もちろんマリオやゼルダ、ソニック、ドラクエなど有名どころはそれぞれ重要な立ち位置を演じているので元ネタがわからなすぎてつまらんて事にはならないと思いますが…

「完全版」と称して作画に大幅の加筆修正を加えてはいますが絵に関しては雑誌に連載する作品だったら酷すぎる位の印象です。
全体的に絵は白いですし、コマの使いまわし(アップにするだけ等)もよく見かけます。何よりバトル描写が適当すぎます。
表紙でそこに期待すると肩透かしをくうでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-20 21:54:04] [修正:2010-10-20 21:54:04] [このレビューのURL]

エンターブレイン版を読了。

ナルミさんのぬいぐるみ・ドミノの視点から、彼女の独り暮らしの様子を描いています。

この作品の面白い点は視点はあくまでドミノという部屋にいるぬいぐるみなので、ナルミさんが外出している間に彼女が何をしていたか把握しきれないところです。
それなのに、家に帰って一人になったナルミさんは当然「素」が出るので表情や雰囲気から心情の変化が読み取れるのです。

ドミノはぬいぐるみの身なので当然ナルミさんにはどんな言葉も届きません。
ナルミさんが笑ったり、悩んだりしていたいつの時もそばで見守っていました。
しかし、ドミノの知らぬ所で少しづつナルミさんは変化していきます。。

あぁもうストーリーのほとんどのネタバレになってしまいました(汗
最後はなんとも切ない気持になりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-19 00:19:54] [修正:2010-10-19 00:19:54] [このレビューのURL]

マクロスFの漫画版より絵は大分マシです。
顔つきがしっかり似ています。
パース狂ってたりする箇所もありますが…

テレビ版とも劇場版とも微妙にストーリーが異なります。
シェリルはもともと女性向けに作られたキャラクターなので少女漫画という場所で描かれていても不思議と違和感はありません。

STAGE1から本編の話がはじまり、STAGE0はマクロスギャラクシーでの生活を描かれているのですが、せっかくシェリルが主役なのだから「マクロスF」本編では描かれないであろうマクロスギャラクシーでの内容をもう少しあっても良かった様な気もしました。

「マクロスFが少女漫画ってどん判」って思っていたのですが…思った以上に悪くありませんでした。興味ある方は一度読んでみると良いです。

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[投稿:2010-10-11 17:15:38] [修正:2010-10-11 17:15:38] [このレビューのURL]

備考欄にある様に、コミカライズではありますがアニメ版を見ていない方には薦めません。まずアニメを見て下さい。

ですが、逆に「ストライクウィッチーズ」が好きな方ならば楽しんで読める事うけあいです。
「ストライクウィッチーズ」は設定が綿密で無駄に凝っていますが、その分メディアに出てきていない部分も非常に多いです。
こういった間のストーリーで違う部隊のキャラクターを登場させて一緒に活躍させる事で、世界観の繋がりが確認できてファンとしてはついニヤリとしてしまいます。

絵も同人ぽさはありますが、今までのコミカライズと比べるとはるかに上手で、雰囲気が出ていて良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-08 00:45:31] [修正:2010-10-08 00:45:31] [このレビューのURL]

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