「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

天野こずえ先生の中期短編集。

「浪漫倶楽部」の連載を経て画力が劇的に上達しています。
特に収録作では表題作の「空の嘔」の次に収録されている「魔法の郵便屋さん」から明らかに雰囲気が変わります。
線が安定しているというか、トーンの使い方が上手くなったというか…素人意見ですけど。

内容も作者が述べている様にジャンルもバリエーションが豊富。
自分が気に入ったのは綾乃お姉さんがかわいかった「魔法の郵便屋さん」と二転三転する展開に驚いた「アース」です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-19 23:23:50] [修正:2011-02-19 23:23:50] [このレビューのURL]

ぱぷりおーん!
ブックオフでなんとなく中古本を探していたら・・・
「ん?水原薫ってなんか見た事ある名前だ・・・あ、声優の水原薫と同姓同名だ」と思って手に取ってみたら本人でしたw

「らき☆すた」「喰霊-零-」などで人気を博したまだまだかけだし声優である水原薫さんの実体験を元としたコメディ漫画です。
作中で登場する作品や番組は完全に作中オリジナルのモノであり、主人公の「みずはらさん」≠水原薫くらいのフィクション度合です。

声優の仕事以外のみずはらさんのプライベートの話も割とありますが、声優という仕事の裏側だったり、声優として生活する苦労などを明るく前向きに描いているので声優に興味のある人、無い人どちらも楽しめるのでは。(もちろん、水原さんに興味ある方が一番楽しめるとは思いますが)
太めの線とスクリーントーンを駆使した影の付け方が特徴的で、一見雑に見えますが不思議と読みづらいことはなく、個性があります。


※2/9 7→6
3巻の内容は流石に「どうしてこうなった」としか…
3巻だけ別物といっても良いですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-30 00:17:47] [修正:2011-02-09 23:08:22] [このレビューのURL]

この作品は絵は作者の他作品と比べると大分簡略化。(まぁ、2ページ連載ですし)

自分は単行本で読みましたが、雑誌では巻末漫画らしいです(ジャガー的な感じなんでしょうか)
そういわれてみると作品として「こりゃ凄い!」みたいな爆発力に欠けますが、巻末を締める作品としてはちょど良いという感じ。

しかしながら石黒先生の作品を読むと毎度毎度発想の柔軟さに感心します。
どこか今まで気付かなかった視点を持っているというか。
いわゆるアハ体験ですね。だから好きです。
あとそれ町と同じくさりげなく伏線回収されていたりとか。

フルットをはじめとする動物キャラのデザインがちょっとイマイチ…人間キャラは相変わらず良いと思うのですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-27 23:25:14] [修正:2011-01-27 23:25:14] [このレビューのURL]

どこか西洋風な国のとある町を舞台とした日常系漫画です。

オールカラーですが、アニメっぽい塗りではなくキャラの髪の毛の光り方とかが綺麗です。
作者が予想以上に若くて驚き。

キャラが可愛くかけているので読んでいてニヤニヤできます。
しかし、大ゴマが多い所為か一冊があっという間。
まぁでもせっかくのオールカラーなのでそんなこまごましてもアレですね。

ストーリーの軸らしいものが無いのでいつ終わってもまったく問題無さそう。

にしてもただでさえ4コマサイズは高いのにオールカラーともなると一冊が1300円(+税)ってのは高い…

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-12 23:38:28] [修正:2011-01-12 23:38:28] [このレビューのURL]

「ゆるゆる」に続きこれまた「たかみち」だなぁって感じとしか・・・w

カラーの塗りが結構特徴的で様々な青を使って描かれているなぁという印象。
離島で暮らす人達をたんたんと描かれています。
海!雲!太陽!ていうカラー映えしそうな題材を使われています。

作者の絵の魅力ありきなので、話は二の次ってくらいのファンの方でないと印象に残りづらい作品かもしれません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-12 23:16:53] [修正:2011-01-12 23:16:53] [このレビューのURL]

アニメ版劇場版などの内容は全く知りません。
ほんの少しキャラの設定と顔を知っている程度。

コミカライズものはあくまでメディアミックスの一環程度にしか力を入れられていない様な作品も非常に多いのですが、その点は本作は絵もストーリーも比較的丁寧な方なんじゃないかなと思います。

ヒロイン・エウレカの意外な正体、世界を救った英雄の子であるレントン少年の成長、世界の改変を目論む黒幕など、どちらかといえば王道な内容です。(だがそれがいい)
中盤以降の展開はドミニク・アネモネの話なんかもあるので全体的に重く感じました。

ただ全6巻という巻数の割に話が一気に世界の危機レベルまで広がるので、黒幕の掘り下げが不足していて魅力に欠けたり、ゲッコーステイトの面々が最後まで覚えきれないくらい出番が少なかったり、という面もあります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-19 03:44:50] [修正:2010-12-19 03:44:50] [このレビューのURL]

空から女の子が、ではなく海から女の子がやってくる話。
アニメ版と大体同じストーリーを展開しています。
ピュアな心を持つ海人(うみびと)のマリンと邪悪オーラ全開の女の子・宮守夏音が、海の巫女と空の巫女とに変身し、封印が解かれた闇の力「セドナ」と戦う。俗称「ふたりはうみキュア」。
出会った事により二人は徐々に精神的に成長していきます。

絵が思っていた以上に安定していてキャラデザも忠実。
ただ、アニメ版では特徴の一つであった音楽が漫画版には当然ながら無いので、独特な落ち着いた雰囲気を出すのに後一歩という感じでしょうか。

最後は結局二人はもとの世界へ戻り、お別れとなるのですが…
てっきりそのまま日常が続く系かと思っていたのでそのラストにしんみりしていまいました。(でもこれはアニメの方が演出が良かった…)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-11 15:46:11] [修正:2010-12-11 15:47:01] [このレビューのURL]

同作者の他の作品と比べると、内容が更に作者の描きたいものを描いたという印象。
作者もあとがきで述べていますがいかにも同人にありそうなちょっと読者向けでは無い作品が多いです。
タイトルからの想像通りSFが入ってるものがメイン。

この作者特有の間というか雰囲気はこういう少し不思議な話の方が「しっくり」来ました。
「コーヒーもう一杯」等でハートフルな話の中にもどこか物悲しいなんともいえない気分にさせられるのはそれはそれで良いなと思うのですが。

とにかく山川直人先生は唯一無二の漫画家だなと改めて感じた作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-07 01:13:13] [修正:2010-12-07 01:13:13] [このレビューのURL]

「異国迷路のクロワーゼ」から入って絵柄が思いっきり好みなので、正直絵だけでこの点数を付けてます。
内容もそれほど悪くなく、表題作の「狐とアトリ」は面白かったです。

「やえかのカルテ 番外編」も本編をまだ自分は知らなかったのですが、「ARIA」っぽい良い雰囲気持ってる作品だなと思いました。
本編もいずれ読んでみたいです。

ただこの作品の残念なところは140ページ程度しかなくて短い事です。
せめてあと一作何か短編があればまともに見えるのですが、見た目がとても薄くてこれではどうしても割高感がしていまいます…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-25 00:02:41] [修正:2010-11-29 00:42:19] [このレビューのURL]

作者が代表作である「愛人[AI-REN]」で色々と大変な思いをした結果、その反動が思い切りでています。

「漫画家」と「編集者」という作者にとても身近なものを題材とし、内容も普通なハートフルラブコメとなっています。
「漫画家漫画」の一つに一応入るとは思いますが、メインはあくまでラブコメ。
話はとてもわかりやすいですし、楽しく作者がかいているのも伝わってきます。

でもまぁその結果普通によくある作品の一つになってしまった感もあります。。
最後をもっと綺麗にまとめてくれたらよかったなと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-21 21:02:58] [修正:2010-11-21 21:05:14] [このレビューのURL]

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