「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

竹本泉先生の百合百合女スパイSF活劇。
連合政府の秘密諜報部員、エイプリル・イーナス中尉が様々な任務に挑むというのがざっくばらんなあらすじ。

設定や世界観は作者のSF嗜好があらわれていて文字に起こすと割とシリアス。
でも竹本泉先生の描く絵の雰囲気のパワーが凄くて、良い意味でやっぱりどこか抜けている様に見えます。

「毎回コスプレ」「最後はベッドで寝るシーン」など「女スパイもの」という言葉に作者が拘っていて、他作品と比べてもサービスカット多目。
でも正直、そういう拘りがうやむやになってきた中盤以降の方がストーリーが純粋に面白い話が多くて好きでした。

あとこの作品も非常にレズっ気高いです。イーナスが可愛い子に目が無いのでチューしまくりです。
後半は自分の能力以上にそっちの面で有名になっていたり…笑

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[投稿:2011-05-11 22:23:21] [修正:2011-05-11 22:23:21] [このレビューのURL]

とあるコンビニを舞台とした4コマ。
キャラクターも1巻の時点で結構多く登場し、人型ロボットであるぽぷりちゃんをはじめどれも個性的でキャラが立ってます。
舞台としてコンビニがあるだけって辺りが「WORKING!!」に近い感じですが、ラブコメ的要素は今のところ皆無で、毎回「お約束」としてちょいエロネタがあるのが特徴。

絵は沢山ある4コマの中では読みやすい方かなと思います。萌え系とはちょっと違いますが。



ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-30 22:46:01] [修正:2011-04-30 22:46:01] [このレビューのURL]

名前だけは知ってましたが、原作自体は未プレイ。
「電撃のコミックスにしてはやけに分厚い1巻だなぁ」という点で気になり、「原作はなんか有名だし、ひょっとしたら面白いのかも」と思い購入。

読んでみて、予想よりもかなりひきこまれる内容でした。続きが気になります。
罪を犯し、懲役に代わりその罪に応じた「特別な義務」が科せられているヒロイン達。
そして彼女たちを更生させ、「特別高等人」になる事を目指している主人公という間柄。
何故そうなったのか、というヒロイン達の過去がこれからもっと掘り下げられていくのでしょう。
設定自体も斬新に感じましたし、この「義務」の所為で作品通してピリピリとした緊張感がどこか漂っています。
法月のおっさんの存在感が抜群なのも理由の一つかも。

他人を分析する癖がついてしまった、という主人公なのでモノローグが多め。
時折メタ視点から読者にも主人公が話しかけてくるので、思わずどきっとします。
ここらへんは原作の巧さを感じます。

義務という設定、法月、森田賢一(主人公)の3点が今のところの本作の大きな魅力だと思います。
ヒロインに関してはまだまだこれからでしょう。
とりあえず「面白い」と評判の作品はなんだかんだやっぱり面白い事が多いな、と改めて実感した作品でした。

絵柄にはあまり目立って良い点は…電撃っぽい絵だと思います。
今後に期待という感じで高めの点です。

※4/28 7→6
3巻で打ち切り…。メインヒロイン3人のうち、一人だけのルートを消化して終わってしまいました。
1巻の時点では全キャラに出番があったので、明らかに2巻以降で路線変更されています(単行本も急に薄くなるし)
1巻で意味ありげに登場しておきながら途中からフェードアウトして最後まで登場しないヒロイン二人の扱いが酷過ぎると思います。(3巻でエピローグ的なものが加筆されてますが、足りるわけがない…)
加えて主人公森田の過去についても結局不明瞭なまま、というのも…
とにかく完全に打ち切りです。勿体ない。。

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[投稿:2010-08-25 14:22:10] [修正:2011-04-29 10:14:12] [このレビューのURL]

うーん アニメ化からここのレビューを読んで買ってみましたが、確かに表紙やタイトルのあざとさに反して面白いです。

首が長いとか胴が細いとか特徴的な絵ですが、下手とは違い「個性」として昇華できているのでむしろ良いと感じます。
表紙で損しているタイプで、本編の絵の方が上手。

ストーリー的には予想以上に長く続いているせいか、最近の巻では一話あたりのページ数が週刊連載並で引き伸ばされている感がありました。

登場人物は変態だらけなギャグ漫画なので、他人に面と向かって直接薦めるのはちょっと自分は無理ですが…
レビューを読まれる程この作品が気になっている方には、オススメしたいと思います^^;

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[投稿:2011-04-26 23:30:29] [修正:2011-04-26 23:30:29] [このレビューのURL]

竹本泉先生から「変な話」をとると残るのは「猫」です。
それくらい作者が猫好きで、作品にもよく登場します。

この作品は作者が実際に飼っていた猫との生活のエッセイ漫画です。
エッセイ作品においてはいつもの自画像とは違う、人間に近い形で作者が描かれます。
自分は祖父母の影響で犬よりも断然猫が好きなのですが、この作品を読んでいると猫を飼うのってこんなに大変なの!?って思わされました。
家出はするわ、怪我するわ手術するわと、なんだか病院とかがよく登場していた気がします。
実際に家で猫を飼っていたわけではなかったので…やっぱり生き物を飼うのって大変ですね。
とはいえ作者の作風もありぜんっぜん重苦しくはなく、猫愛にあふれたほのぼのエッセイとなってます。

また、後に作者の次の飼い猫のエッセイが始まった時に、ツヴァイが死んでしまった事を知ることになります。
その事についてはあえて触れられていないのが、作者の心情を考えると逆になんだか悲しい気分になりました。

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[投稿:2011-04-14 23:23:04] [修正:2011-04-14 23:23:04] [このレビューのURL]

「BASARA」の様に世界を冒険する話ですが、世界観が完全なファンタジーであったり、旅の目的が全然違うので雰囲気がかなり異なります。

最初はシリアスなのかギャグなのか作品の雰囲気がつかめず、少し戸惑いました。
しかし、主人公であるパイ・ヤンの性格がつかめてくるとこの作品は「シリアスな笑い」を誘う思ったより軽い作品だとわかります。
パイ・ヤンは王に仕える7人の勇者の一人という「英雄」の立場でありながら、妻と子に逃げられてしまい、魔法のねずみによって猫mixへ変えられた子猫のとらじと共に捜索の旅へ出ます。

パイ・ヤンのその性格は至って生真面目でありながらも不器用で気が利かない面を持っています。
魚mixににらまれて「魚ににらまれた」と本気でショックを受けたり、
猫に関する知識も全くないのでとらじの言動にいちいち真面目に「ヒゲが 丸ごと一本 落ちた!」「箱に 入りたい!?」(背景は雷ピシャーン)
などとリアクションする様が実にシュールです。

なので全体としては長い間子供と妻から離れていた結果「英雄」ではあっても「夫」や「父親」としてはまだまだ未熟な面を持つ主人公パイ・ヤンがとらじとの絆を深めると同時に成長してくというストーリーという感じでしょうか。

あ、あとマスコット的存在である猫mixのとらじはもうホントかわいいです。言葉のな行がにゃ行になったり単純に田村先生の絵がかわいかったり。

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[投稿:2011-04-03 23:32:57] [修正:2011-04-03 23:32:57] [このレビューのURL]

2時間ドラマのパロディギャグ漫画です。

とり・みき先生の作品は読んだことがなく、ゆうき先生目的で購入しました。
しかしゆうき先生の色が確かに強く、大して違和感もありませんでした。
(ヒロインのA子がゆうき先生のキャラまんまだからかも)

パロディ要素も強いので。ギャグをちりばめながらの展開は結構強引な感じで好みが分かれそうです。

事件の内容は二時間ドラマとして話は意外な程ちゃんとまとめられて解決(?)しているので悪くはないです。
ただ、まるまる一巻をひとつの事件に使った「新」の方は途中でだれを感じました。自分は一巻目位の短さでそれぞれ完結させてくれた方がテンポが良くて好きでした。

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[投稿:2011-03-27 18:21:27] [修正:2011-04-02 23:49:08] [このレビューのURL]

元々藤田和日郎が企画したものを彼のアシであった作者が作画をする事となったという経緯なので仕方ないが、絵柄もキャラも藤田先生の影響がモロにでていると感じました。

健気で優しくてまっすぐで熱いものを持つ主人公が、同居する仙人たちや周囲を知らぬ間に徐々に変化させていくという王道少年漫画です。
妖怪退治もので主人公が少女っていうのが珍しかったです。
しかしホウライがアヤカに母との面影を重ねる場面など「母性」を感じさせる場面もあり、一方で妖怪を退治するときは熱い涙を流す。
この両方の描写は主人公を少女に据えないとできないなと思いました。

あやかし堂の面々との絆をホウライの過去を含めすべて綺麗にまとめた最終話の盛り上がりは素晴らしかったです。

藤田作品が好きな方ならその延長で手を出して楽しめるでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-20 23:56:39] [修正:2011-03-20 23:59:43] [このレビューのURL]

連載3回目にして早くもサブタイトルを付け忘れたり
4コマ雑誌連載のはずなのに途中から4コマじゃなくなっていたりとフリーダム。

内容は、あらすじ以上でも以下でもない…
ファンシーなものを売るはずの「かわいいや」なのに、美的感覚が常人のそれと少しズれてるお陰で「変な店」扱いされてしまう河飯(かわいい)家。
だけどめげずに今日ものんびりふわふわ営業中っていう感じです。(「めげる」とか作者の作品に凄い縁のなさそうな単語ですが…笑)

竹本泉先生は良い意味で「全部同じ」と言える作風なので、それが好みに合う方には「ハズレのない作家」となると思います。

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[投稿:2011-03-04 01:11:39] [修正:2011-03-04 01:11:39] [このレビューのURL]

エンターブレインからの再販版を読了。
とりあえず「なかよし」連載で原始時代が舞台の作品を描いている辺りの発想がもう何かおかしいです。
けどこの作者も認める「変な話」は、作風としてこのデビュー間もないこの頃から現在まで良い意味で変わってないのだなぁと感じました。

絵柄がこの頃はまだ「少女漫画」ぽさがあって線が繊細な感じです。
今はなんていうかこう…輪郭の線が太くないと違和感がというか笑

あとこれはこの作品に限ったものではないですが、作者の巻末などにあるおまけが凄い好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-26 00:54:10] [修正:2011-02-26 00:54:10] [このレビューのURL]

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