「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

実体験を元にした刑務所の描写は当然ながら生々しい。
主人公は一応存在しますが、ストーリーらしいものはなく、本当にたんたんと「刑務所にいる人間の一日」を描いていっています。

部屋の内装や小物にいたるまで徹底して描かれていて、刑務所の図鑑を読んでいる様な気分になりました。
他に類を見ない作品として是非一読してみては。

きっと漠然と持っている先入観を覆される様な点があるでしょう。

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[投稿:2010-08-19 14:42:44] [修正:2010-08-19 14:44:05] [このレビューのURL]

作画者の体調不良の為打ち切りとなって、現在単行本にはプレミア価格がついている「東方三月精」第一部。
単行本一冊となっていますが、実質漫画となっているのは100Pにも満たない短さです。

しょっぱなから作画に不安が募ります。
全体的に背景が白く、線も下書きとまではいわずとも、ラフに描かれている部分が目立ちます。

漫画チックにデフォルメがきいていてキャラがコミカルに動いている比良坂版三月精と比べると、内容自体はコメディでもどこか神秘的な東方の世界を感じさせるのが松倉版、という感じです。
(個人的には、比良坂版の方が好きです)

単行本の後半はキャラクター紹介、ゲーム紹介、ZUN描き下ろしの三月精のs小説となっています。
キャラクター紹介の欄では画像とキャラが間違っている箇所が多数あり、公式にしては酷いです。

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[投稿:2010-08-16 00:01:48] [修正:2010-08-16 00:04:40] [このレビューのURL]

ファミレス舞台の漫画、という事で「これも面白いよ」と最近よく薦められたので読みました。

「二番煎じでのっかってるのか」と酷い先入観を持って読み始めたのですが、ところがどっこいこの「ハニカム」の方が断然ハマってしまいました。
一話4ページ、という一見短いように見えるこのペースが絶妙です。

ラブコメ漫画らしくヒロインが複数いるのですが、そのキャラ立ちの良さも上手いです。
人気が見事に分散してそうです。

また、メインヒロインが途中から「覚醒」をものすごい変な方向に起こしてただでさえ空気になりやすいメインヒロインがさらに存在感が薄くなる事態になったりと、「テコ入れ」の恐ろしさを感じた作品でもあります。(最新刊の途中でようやく元に戻りつつあります)
ですが、この覚醒シーンは作中一番の笑いどころである事間違いなしです。

絵柄も個人的にはプラス点。皆かわいいですし、読みやすいです。
ちょっと点が高めかもしれませんが、「お薦め」という事で。

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[投稿:2010-08-14 01:51:53] [修正:2010-08-14 01:51:53] [このレビューのURL]

他の方と同じく、この作風のまま是非続けて欲しいです。

こういうコメディなテンションの話も普通に面白いですよ、先生。
主人公が自転車を嫌う理由がちょっと弱く感じましたけど、気がつけば自転車に惹かれていくっていう作りは王道で楽しみです。
あと個人的に輪ちゃんの方言はキャラ付けとしていいアクセントだと思います。(単に自分が方言が好きなだけですけど笑)

普通に進んでいる時の自転車の絵がは恐ろしい程動いてない様に見えるんですが、その分(?)加速した時や力入れて走る時の描写はぐっとスピード感がでていて、メリハリが利いてます。

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[投稿:2010-08-14 01:33:32] [修正:2010-08-14 01:33:32] [このレビューのURL]

ヒラコー作品は初挑戦でしたが…
絵のアクの強さ、迫力はとても良いと思います。

一巻の時点ではイマイチ世界観が掴み切れなかったですが、設定は好みなので今後面白くなるだろうと期待します。
やっぱりヘルシング読んだ方が作者の作風とか掴みやすいんでしょうか。。。

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[投稿:2010-08-13 23:46:26] [修正:2010-08-13 23:46:26] [このレビューのURL]

毎回お菓子などのレシピがちゃんと載せられています。
絵柄のあいまって小学生の学習雑誌に載っている漫画の様な感じです。

ストーリー自体もそこまで凝って描かれている訳でもなく、結末もはじめから予想できるものです。

本作の主人公・りんちゃんはこの後続編が描かれたり他作品にも登場したりするので、この作品を読んでから読み返すとまた新たな発見が。
ですので、作者のファンの方でそういう事を知っておきたい方は読んでみてはどうでしょうか。

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[投稿:2010-08-13 23:32:28] [修正:2010-08-13 23:32:28] [このレビューのURL]

よく言われるのは「『よつばと!』をちょっと不思議にした感じ」。

読んでみて確かにその通りに感じました。
大人から見れば普通の物事を、リューシカの視点を通す事で新鮮で不思議な物に見せてくれます。
そして何も知らないが故のリューシカの度重なるボケとそれに対するツッコミのテンポは相変わらず良く、笑えます。

また、この作品はオールカラーとなっています。
一話毎にコマの余白部分の色も違っているので、一話毎に雰囲気がガラッと変わり、絵本の様な印象も受けました。

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[投稿:2010-08-12 17:43:56] [修正:2010-08-12 17:43:56] [このレビューのURL]

時間の繰り返しを体験して「自分の人生を変えていく」という実にF先生らしいSF作品です。

主人公の一生を追っていく形なので、人生の浮き沈みや人間関係の変化といったドラマ的な部分も面白いですし、もちろん随所に伏線の張られた「未来の想い出」に関しても上手。
ギャグ色は薄め。
全1巻で無駄なくまとまっています。

個人的に気に入っているのは「未来の想い出」というタイトルです。
未来なのに想い出。先生らしいすこし不思議なタイトルに物凄い惹かれました。

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[投稿:2010-08-12 00:56:12] [修正:2010-08-12 00:56:12] [このレビューのURL]

アリスという所謂超能力を持った子供達の住む学園、アリス学園を舞台とした少女漫画です。

あまり深くつっこむのは無粋なのですが、星の数によって部屋とか食事まで天と地の差があったり、差別扱いされたりっていうのは教育機関としてはどうなのって思いました。
学園外との接触が親でさえも絶たれたりとかも…
小さい時に読めば「面白い学校だなぁ」って感じたかもしれませんが…今読むと「その扱いは酷くない!?」と気になってしまいます。
とはいえ、そんな厳しい境遇でもへこたれない主人公は良いキャラしてます。主人公が関西弁というのも良いアクセントになってると思います。

主人公が女の子、という意味でこの作品のヒロインである棗は・・・いわゆるツンデレ。
似てない、似てないけど「こどちゃ」の羽山をどうしても連想してしまいます。。
棗はギャグパートにあまり絡んでこないのでツンツンなイメージが強く、蜜柑への心情の変遷がもうちょっとわかりやすくてもいいんじゃないかなと思いました。
個人的にはルカぴょんと蛍が好きです。クールブルースカイッ…!w
キャラクターは能力含め皆個性的です。
能力バトルモノではないので、能力の細かい設定とかそういうところは気にするのはお門違いです。

ストーリーはここ最近4,5巻を費やして語られた過去編が素晴らしい出来だと思います。
作中で張られていた伏線がしっかりと解消され、現代へとつながっていきます。
また過去編の執筆の中で作者の画力が大分向上した気がします。
そして過去編が終わってこれからどうやって話がまとまるのか…楽しみです。

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[投稿:2010-06-13 02:15:12] [修正:2010-08-10 00:14:57] [このレビューのURL]

作者の印象が多少は変わる、と思います。
一冊通じて最後まで楽しめた短編集でした。

でも流石に長編作品のインパクトが強いので、どの作品読んでてもどこか油断できない気持ちで読んでました(汗
でもこれが作者の持ち味なのでしょう。

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[投稿:2010-08-10 00:10:32] [修正:2010-08-10 00:10:32] [このレビューのURL]

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