「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

作者曰く「ツンデレじゃなくてツンウル(ツンツンウルウル)」を目指してヒロインを描いたらしいですが、どうみてもテンプレの塊のようなツンデレヒロインになってます。

とりあえずキャラの言動がお約束すぎて何の意外性もありません。
絵は凄くキラキラしてた印象で、個人的には上手だと思いますし、好きです。

学園ラブコメなのですが、部活の中身とかストーリーは何がしたいんだかよくわからない点も多かったです。
しかも最終巻になるとまさかのバトル展開に。

キャラやストーリーがベッタベタだった分、急な方向転換となった3巻の方が正直楽しめました。
そのお陰で3巻でなんとなく良い感じに読み終えられます。
とはいえ、あまり人にはお薦めできないかなぁ…って感じですね^^;

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[投稿:2010-07-06 23:02:18] [修正:2010-07-06 23:03:51] [このレビューのURL]

漫画でロボットものを連載するというのは個人的な先入観かもしれませんが、なかなか大変だと思います。

しかし、この「ブレイクブレイド」はそんな中シャープな線でしっかり動きのある戦闘が描けています。
読みやすいか、というとロボットというのはやはりデザイン性の問題か、どこがどうなっているのかわかりづらい所もありますが・・・
あと銃口と銃弾がとても小さいデザインで描かれるので、それも発想自体は面白いのですが、わかりづらいと思う時もあります。

敵陣営味方陣営どちらもバランス良く描かれ、また退場していくので常にどちらが勝つかわからない緊張感ある戦闘になっています。
また、女性陣はとても可愛く描けていて魅力的。
シリアスな戦争が続く作中でのオアシスとなってます、ホント。

まだまだ話が続きそうなので、主人公ライガットの更なる成長に期待です。

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[投稿:2010-07-04 23:24:50] [修正:2010-07-05 21:19:25] [このレビューのURL]

ぺんぎん版を読了。
表紙の所為で若干一話の展開が読めてしまったので、現在発刊されている版の方が読むときは衝撃度が増す…かも。

普通、主人公っていうのは読者が感情移入する対象です。
この作品は主人公の言動が、実は他の登場人物にどうやって受け止められていたのかという点がキモなので中盤から明かされる「真相」は結構自分はショッキングでした。

短い中でしっかり山場が作れていて面白かったです。

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[投稿:2010-07-01 23:07:47] [修正:2010-07-01 23:07:47] [このレビューのURL]

ウェブ上で面白いと話題になっていて存在をしった作品。
ウェブ上で読めるにもかかわらずスルーして読まずにいて、単行本がようやく出たので買いました。

心療内科、メンタル 
非常にデリケートで扱いづらい題材という印象です。
しかしその「とっつきづらそう」という事を徹底してなくしてくるこの作風は凄い。
単純にいえばメンタルについて語りながらひたすら漫才してます。ちょいちょい脱線する事も。
ひたすらボケまくりのヒロインとひたすら突っ込みを入れる主人公(なのかな?)
読者の予想を裏切ってくるボケの上手さがホントの芸人のネタの様で思わず吹き出してしまうところも多々。

もちろん、メンタルの中身に関しても「なるほど」と知識がついて理解が深まります。

この作品が連載されているのは何より「少しでも心療内科を生活の中で身近な存在に」という事でしょう。
何かあったら一人で抱え込まずに、メンタルへ。
各話のしめくくりが「○○な時はメンタルへ!」となっているのもその為。
私としてはこの作品の面白さはそれを十分果たせていると思います。
とりあえず普通に漫画としても面白く感じたので高めの評価です。

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[投稿:2010-06-30 23:13:51] [修正:2010-06-30 23:19:17] [このレビューのURL]

原作未読。アニメ化から手にとってみましたが・・・微妙です。

漫画版を原作挿絵の方描かれている、というのは「紅」とかと同じですね。
絵だけなら特に悪くもないと思うのですが、この漫画版は漫画として読みづらい印象をうけました。

漫画版としての印象は
展開が唐突に感じたり、キャラの掘り下げが不足していて勝手に動き出してる様に感じておいてけぼりくらったり…

作品自体のレビューとしては
そもそも主人公の目標自体もあまり面白味がなかったり、ファンタジーものにしても学園ものにしても設定が中途半端でのめり込めなかったり…続きもイマイチ気になりませんでした。

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[投稿:2010-05-29 23:24:53] [修正:2010-06-30 20:44:02] [このレビューのURL]

原作・福本先生による密室劇。
あらすじからとても興味が出て、買ってみました。

全一巻として無難にまとめています。
でも、オチは確かにそこまで意外性があるという程でもないです。
どんどん神経をすり減らしていくのがわかる浅井の表情の変化は見所。

「聞いてしまったあいつが・・・・悪いのだ・・・・!!」
この作品を象徴するセリフですが、使いどころが上手でとても印象に残りました。

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[投稿:2010-06-29 22:31:11] [修正:2010-06-29 22:31:11] [このレビューのURL]

「テルマエ・ロマエ」の作者さんによるエッセイコメディ作品。

内容は「ダーリンは外国人」系といえば伝わるでしょうか。
イタリアでの結婚生活のあれこれを面白おかしく描いています。
絵の雰囲気もそういう感じでデフォルメが99%。
ルシウス見たいな絵は極まれです。

「イタリア人と結婚して大家族と暮らしている」といわれてなんとなく優雅な生活をイメージした方は見事にそれをぶち壊されるでしょう。
文化の違い、人柄の違い、常識の違い。
国際結婚ってホント大変そうだなぁと読んで実感しました。

気軽にさくさくと読めますが、それだけという印象でした。

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[投稿:2010-06-27 23:00:49] [修正:2010-06-27 23:00:49] [このレビューのURL]

6点 マギ

「やぁ、ばくはアラジン!」「よぉ、俺はアリババ!」
という帯と表紙の綺麗さに惹かれて購入。

アラジン、アリババ、シンドバッドなどが共演するっていうなんでもアリっぽい世界観がワクワクさせます。
実際はアラビアンな枠を超えて世界規模のスケールになっていますが。
絵も丁寧でやはり連載経験のある作家は違うなと感じさせます。

結構壮大な設定がある様なので、連載が続いて話が展開すれば良い少年漫画作品になるんじゃないでしょうか。
まだまだ現時点は序盤とみて今後に期待しています。

という訳で打ち切りだけは勘弁してっ…!

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[投稿:2010-06-23 22:40:53] [修正:2010-06-23 22:40:53] [このレビューのURL]

あらすじ通り、中央線沿いに住むキャラクター達がモノローグによって日々の生活を語る4コマです。
自分が割と舞台と身近に住んでいるのもあり、各地の特色を多少は誇張しながらもわかりやすくうまくとらえて描けていると思いました。
絵もベテラン作家なだけあり安定しています。

すべてモノローグで語られるのでたんたんとしてはいますが、その分ゆったりと読める作品。
一気読みするよりは少しづつ読み進める方が良いでしょう。

地元愛というのでしょうか、そういうのが伝わってくる作品です。

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[投稿:2010-06-22 22:54:47] [修正:2010-06-22 22:55:40] [このレビューのURL]

表紙&帯買いでしたがとても良い作品でした。

環状白馬線の車掌である英(はなぶさ)さんを主人公として、乗客達との一期一会なストーリーを一話完結で描いています。

第一話から構成力・画力の高さが光っています。
作中の言葉ですが、街と街を繋いで、人と人を繋いで、市内を巡り、乗ってこられるいろんなお客様と誰も知らない物語を紡ぎながら今日も英さんは環状線に乗っています。

電車に乗りたいから電車に乗りに来るお客はいない、どこかに行きたいから電車に乗るんだ、というスタンスで常連の乗客とも慣れ合わない英さんですが、そのぶっきらぼうで不器用な所もまた魅力的。
それに「一期一会」って大切で良いものだと改めて思えました。
そういうハートフルな作品です。

全1巻という事で魅力的な脇役も結局名前がわからなかったりとかそういう所もありますが、その分良いストーリーが描けていると思います。

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[投稿:2010-06-20 23:56:12] [修正:2010-06-20 23:56:12] [このレビューのURL]

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