「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

読んでみて思った以上にはるかにシリアスな内容だったので驚きました。

双ツ橋小学校に年度途中から赴任してきた新任・青木先生を主人公とし、九重りんをはじめとした生徒達との交流を通じて生徒と共に成長していくという内容です。
身体の成長の悩み、いじめ、恋愛などの問題の他生徒の家庭の問題に対して、すべての生徒に対して平等に接するべきか/特定の生徒に先生という立場を超えてでも介入すべきかという大きな悩みも描かれます。
ストーリーはこんな感じでシリアスです。

でもヒロインのりんが無駄にエロい為、他人に薦めるのが難しいです。
エロさでは一般誌の限界に挑戦しつつも、内容はエロ漫画ではないという何をしたいのかわかりづらいですw
中途半端、といわれても仕方ないでしょう。
エロがないと人気が出ないんでしょうかやっぱり…個人的にはなくても普通に面白い作品だと思ってます。

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[投稿:2010-03-08 03:40:21] [修正:2010-03-08 03:40:21] [このレビューのURL]

連載当時小学生だった自分には「ラブひな」と並んでお色気漫画の代表でした。
コレを読んでいるのが知られると「スケベ」扱いされるのでこっそり読んでいた記憶がありますw
実際単行本をそろえたのは最近の話なので、ちゃんと最後まで読んだのは最近です。

他に桂先生の漫画は「電影少女」を持っていますが、それと比べた時に大きく違うのは「心理描写の描き方」です。
主人公以外のヒロインやサブキャラも非常に細かく心理描写をかいた「電影少女」に対し、「I''s」は主人公・一貴の心理描写のみでストーリーが構成されています。
もちろんわざとですし、そうする事で「オレの好きなあの子は一体何を考えているんだろう」という思春期まっただ中な思考に読者がシンクロするようになってます。
主人公の一人称視点でストーリーが進むのでヒロインの言動の数々にドキドキしたりあたふたしたり。
週刊ペースで読むと非常に続きが気になる「引き」の強い作品です。

逆に他のキャラに感情移入できない、主人公の優柔不断にイラつくなどの批判もある様ですが…自分はそこまで厳しく批判するほど目に余る内容には感じませんでした。

絵のエロさには言うまでもないですねw
この「I''s」の時の絵が個人的に一番好きです。

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[投稿:2010-03-08 03:39:13] [修正:2010-03-08 03:39:13] [このレビューのURL]

6点 ACONY

アフタヌーンで不定期連載中の冬目先生の作品。
珍しく洋風な雰囲気を持つ作品で、簡単にいうと幽霊屋敷みたいな所を舞台とした日常話です。
かなりたんたんとしたテンポなのは相変わらずで、話に抑揚があまりないです。コメディは割と多い方かも。

連載のテンポもかなりマイペースで3巻ははたして何年後になるやら・・・
巻数も少なめでまだ「イエスタデイをうたって」ほど世界にのめりこめてないのでこの点数です。

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[投稿:2010-03-08 03:37:31] [修正:2010-03-08 03:37:31] [このレビューのURL]

都会者で書道家の主人公が五島という島で暮らすことになり、そこの人々との交流を描いた日常漫画です。

都会とはかけ離れた呑気な人々に戸惑いながらも、徐々にその島の生活に染まっていく主人公。
家にいる人だけが家族じゃない、島の人皆が家族っていう雰囲気が良いです。

メインキャラの一人として、なるという子供が出てくるので「よつばと!」「うさぎドロップ」「flat」等「大人と子供」の関係がメインな漫画が好きな方にお薦めです。

特筆して良い点が浮かんでこないのがアレですが…つまらないって訳ではないです。面白いですよ。
スローライフってこういう感じの事をさすんでしょうね。

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[投稿:2010-03-08 03:35:41] [修正:2010-03-08 03:35:41] [このレビューのURL]

福満先生の漫画は「エッセイ以外は避けた方が良い」と言われた事があったのですが、安かったので買ってみました。
アンダーグラウンドでブラックな感じの話が多く、エッセイ漫画のそれとは大きく雰囲気が異なります。

読んでいて精神が不安定になりそうな気がしましたが、案外最後まで読めました。
作者の鬱鬱とした雰囲気が作品からにじみ出てきてます。発想が凄い。

まぁ、エッセイとどっちが面白いかって聞かれたらやっぱりエッセイの方と自分は答えますが…

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[投稿:2010-03-08 03:34:32] [修正:2010-03-08 03:34:32] [このレビューのURL]

施川先生によるエッセイ漫画です。タイトルに惹かれました。
絵は確かに上手ではない施川先生ですが、「サナギさん」「もずく、ウォーキング!」等はデフォルメしたキャラが可愛く書けていたので特に気にならずに読めました。

しかし作者の自画像が多用されるこの作品は、絵に可愛げがなく「あぁ、本当に下手だなぁ」と思ってしまいました。
そこがマイナス点です。
もっと何か・・・自画像を変えてみてもよかったんじゃないかなぁと。
エッセイの内容も作者が自虐するだけあってあまり面白味が無い話が多かったです。

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[投稿:2010-03-08 03:33:23] [修正:2010-03-08 03:33:23] [このレビューのURL]

5点 ゆゆ式

「萌え4コマ」の一つに分類される作品です。
ゆずこ、縁、唯の3人の女子高生が送るまったり生活。
毎回「部活」と称して何かテーマを決め、それを調べてダベる内容となっています。

元気娘でボケ役のゆずこ、ツッコミ役で二人に振り回される唯、天然で金持ちでほんわかした雰囲気の縁、とキャラの構成はありきたり。
ネタも大笑いする程の破壊力や、何度も読み返したくなる程の中毒性も感じませんでした。
一応2巻まで買いましたけどね・・w絵がかわいくて安定してる事が救いでしょうか。

まぁ…結局数ある萌え4コマの一つとしか見れませんでした。
単行本1冊読み切るのがちょっと大変に感じました。
溢れ返っている萌え4コマの中から、どれが当たりでどれが外れか見分けるのが非常に難しいと思います。(この作品は一応薦められて買ったのですが、個人的には当たりって程でもなかったです)
自分でも「なんでこの作品は好きでこれは合わなかったんだろう」というのがよくわからないですw
(そこまで多く4コマ漫画を読んでいる訳ではないですが…)

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[投稿:2010-03-08 03:32:27] [修正:2010-03-08 03:32:27] [このレビューのURL]

冬目先生の短編集。
目の描き方の変化が顕著ですね。
まだまだ全体的に未熟です。

ストーリーは現在と比べてもあまり変わらない印象で、既にスタイルが出来上がっています。
ちょっと変わった設定の話があっても、内容は青春ものとして上手にまとめています。
短編の評価はなんとなく低くしがちなのでこの点ですが、別にそこまでつまらないとは思ってません。

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[投稿:2010-03-08 03:29:41] [修正:2010-03-08 03:29:41] [このレビューのURL]

「マクロスF」のヒットから人気が再燃中の「マクロス」シリーズ。現在はパチスロなんかもはじまってますね。
そのマクロスシリーズの初代「超時空要塞マクロス]を、新創刊した雑誌「マクロスエース」誌上で初代マクロスのキャラクターデザインを手がけた美樹本晴彦の手によって漫画化した作品です。
いうならばマクロス版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」的なモノです。

自分の初めのこの作品に対する印象は↑の通りだったので、ちょっと昔風な絵柄だと思っていました。
が、読んでみてちょっと驚きました。絵柄は意外にも割と今風です。トーンもかなり量が多いです。
巻末あとがきによると、この作品を描くにあたって漫画をデジタルで描くようにした様です。

空中戦を描くシーンなどではコマ割が奇抜で面白いです。
しかし、描き込みの細かさゆえにゴチャっとして一見で何がどうなってるかわかりづらいという所もありました。
(そういう時はたいてい本を横向きに持ってみるとわかりやすいです。2ページぶち抜きで縦にコマを割る描き方が多いので。)

画力も、キャラの可愛さも好みですし、ストーリーもまさにこれからってところなので続きはとりあえず購入予定です。

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[投稿:2010-02-28 22:54:22] [修正:2010-03-02 02:57:27] [このレビューのURL]

8点 SWWEEET

主人公・ススム、失踪した双子の弟・ツトム、そして二人の幼馴染のさくら。ツトムはある日からススムの鏡の中にだけあらわれるようになります。

この作品は青春漫画というのか・・・の割にはいじめの描写などもかなりいやらしい。
心の内にいろいろ抱え込んでしまう様子もいたいたしい。見ていてつらい。
あっさりした内容ではありません。

なにより物語終盤で明らかになる真相にはあっと言わされました。
絵柄がとても線がはっきりしていて、顔の描き方も癖が少ないのでとても読みやすいです。
終盤のさくらのキレるシーンは圧巻でした。

綺麗にまとまって終わるのも良いです。

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[投稿:2010-02-28 23:45:58] [修正:2010-03-01 00:04:36] [このレビューのURL]

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