「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

作者初の青年誌での連載作品らしいです。
けど内容や作風自体はほとんど変わった印象をうけませんでした。
暖かい絵柄・ストーリーばかりで、どれもそれなりな面白さ。

でも個人的にはやはりどうもインパクト不足でした。
相変わらずすぎるというか…安定感は抜群ですけど。

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[投稿:2010-02-28 22:48:28] [修正:2010-02-28 22:48:28] [このレビューのURL]

この作品は作者の代表作のひとつである「いいひと。」のanother story集です。主人公をゆーじ以外の登場人物にした短編がそれぞれ収録されてます。ゆーじは一応出てきますが顔は出しません。
自分は作者買い、表紙買いという感じでさささーっとレジにいって買って帰ってしまい、さぁ読むぞって時に「これ『いいひと。』の外伝かよ!」と気付いてちょっと失敗した気分でした。
「いいひと。」自体は初めの数巻を読んだ程度で、全部読んでいなかったので・・はたして楽しめるのかな、と思いました。

でも、結構この単行本は初見の人あるいは「いいひと。」を久しぶりに読む人への配慮か、各キャラクターの設定解説があり、お陰で話にすんなり入って楽しむことができました。
短編の内容もグッとくる話や、ホッとする話、ニヤっとできる話など抑揚があって面白かったです。

まぁでも一応「いいひと。」既読者向けの本だとは思うので6点としておきます。

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[投稿:2010-02-28 22:47:18] [修正:2010-02-28 22:47:18] [このレビューのURL]

哲学する犬、もずくともずくを飼っている藤村家の日常をギャグとウンチクで描いた作品(wikipediaから)
哲学する犬、というのはもずくが日常考えている事がどれも人間の思考と同じ位の内容で描かれているからです。
見た目はただの犬ですし、藤村家の人にとってはただのペットであることは変わりません。
こんな事犬が考えてたら面白いな、って思いました。

ギャグな内容の場面と、なんかシリアスな場面との切り替わりがはっきりしていて、ギャップがあるのも良い。
また作者が自分は絵が下手だという事を自虐する程の絵なのですが、この作品は主役が動物なので可愛らしく、絵の下手さという点はそれ程気になりませんでした。むしろシンプルにデフォルメされた表情は可愛いと思いました。

作者の施川ユウキ先生の漫画を読んだのはこれが最初で、きっかけは下にあるACT-69-さんのレビューです。今は同作者の他作品も集めてます。

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[投稿:2010-02-28 22:46:17] [修正:2010-02-28 22:46:17] [このレビューのURL]

自分は作者の前作「クロノクルセイド」は大好きです。表紙買いで買った漫画で今までで一番得した作品だと思ってます。
次回作のこの「ワールドエンブリオ」にももちろんどんな結末を描いてくれるのか期待しているのですが…正直今の時点ではまだ「クロノ」の方が好きです。

理由としては、ひとつは主人公の性格が苦手。主人公の屈折した性格はどうも好きになれません。
二つ目は様々なもののデザインが微妙。刃旗や棺守のデザインがどうもありきたり感がして新鮮味がありません。
三つめは展開の遅さです。単行本発刊のペースも遅いですが、作中での話の進み具合も謎を広げまくっていてなかなか終わりが見えてこないです。(これは前作「クロノクルセイド」が8巻で綺麗に完結したのと比較して、という意味合いですが・・)

最後にうーん…こういっちゃなんですがやっぱ「全体的に中二臭すぎる」ところも個人的にマイナスかなぁと思ってます。
「中二ってなんだよ」って突っ込まれると困るんですが・・こう、ニュアンスで伝わらないですかね?^^;

画風は更にスマートになった印象で、凄いなぁと思います。

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[投稿:2010-02-28 22:42:17] [修正:2010-02-28 22:42:17] [このレビューのURL]

アニメ映画の方は見てません。
「ウォーズ」っていうんだからどういう戦争をするのか、と思ったらバーチャル世界での戦争なんですね。少し意表を突かれました。
作画担当の鈴基イクラ先生は「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を読みましたが、個人的には「サマーウォーズ」よりあっちの時の作画の方が好きです。
しかし全体的には高い画力なのは確かです。

親戚総出で協力するたたみかける様なテンポの良さはいいな、と思います。
バーチャル世界での戦争でどれだけ「戦争っぽさ」を出せるか、というのが大事だと思うのですがそこは正直イマイチ。
キャラクターとそれを操作する人間のシンクロをあまり感じられないというか…

おそらく次の巻で完結なので、結末次第で点数は上がると思います。
ベタなハッピーエンドが見たいw夏希先輩かわいい。

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[投稿:2010-02-28 22:40:40] [修正:2010-02-28 22:40:40] [このレビューのURL]

6点 四年生

無気力な大学生である島昭夫と、司法試験を目指す大学生相馬芳乃という男女のカップルを主人公とした作品です。
タイトル通り、二人が大学4年の時点から物語は始まり、就職活動・友人関係・恋愛などの悩みを抱えていく内容です。

続編として「五年生」があります。
「げんしけん」「ぢごぷり」などと比べるとどうしても画力が未熟であり、少し減点対象。
「四年生」だけでもひとつの区切りはついていますが、せっかくならば「五年生」まで読んでもらった方がより楽しめるでしょう。

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[投稿:2010-02-28 22:38:06] [修正:2010-02-28 22:38:06] [このレビューのURL]

アニメ化きっかけで揃えてしまいました。
現代の日本に突如ヴァンパイアの姫ミナ・ツェペシュの手によってヴァンパイア達の国、「ヴァンパイアバンド」が出来、人とヴァンパイアが共生する様になるお話。
描かれる内容は人との共生の部分よりも、ヴァンパイア世界での権力闘争などのイザコザがメインです。(少なくとも現時点では)

主人公・鏑木アキラは一見普通の高校生ですが、実はミナ姫に仕える地の一族であり、人狼です。本人は昔からいずれ姫に仕える事を知っていて、自分の正体は隠して生きていたのでした。
作者の絵柄は可愛い系というよりは結構ホラーっぽい方が作風にあっていて、怖い顔した時の方がいい表情を描けていると思います。ミナ姫も「くわっ」とするとちょっと怖いw
そして妙にエロティック。アンジーの体の描き方とか狙ってるとしか思えないw
ミナ姫は巻数が進むごとに可愛くなってると思う。悪いとは思いませんが意外な変化だったというか・・

気になる点はコマの割り方とかが少し読みづらい時があったり、アングルによって絵のバランス?が変だったりする気がします。(あくまで素人の感想ですが)
しかし、全体的な書き込みの量等の画力は高いのでそこまで気にする事でもないかもしれません。
ストーリーにもグっと引き込まれるような何かが足りないのが残念。(なんだかんだ最新刊まで買いましたが…w)

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[投稿:2010-02-28 22:36:41] [修正:2010-02-28 22:36:41] [このレビューのURL]

アニメ化した「ヒャッコ」が有名なカトウハルアキ先生の1巻完結の短編です。
弟・緋色(ヒロ)が大好きな姉・夕暮(ユウ)。いわゆる禁断の愛ってヤツです。でもディープな話ではないですよ。

途中から姉のライバルとして義理の妹(これも弟好き)が登場して、どたばた感が強くなります。
「ヒャッコ」をちゃんと読むまでは「粗い絵」という印象しかなかったカトウ先生ですが、キャラクターの表情の豊かさ、デフォルメ顔の可愛さが大好きになってから、全体的な絵柄も大好きになりました。
いちいち表情が豊かで可愛いです。
基本他愛のない話だけなのですが、お母さんの涙のシーン等シリアスなところはまた上手に描けているなぁと思いました。

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[投稿:2010-02-28 22:33:50] [修正:2010-02-28 22:33:50] [このレビューのURL]

「AIR」「CLANNAD」等で知られるKeyのゲーム「リトルバスターズ!」を原作とした4コマ漫画です。
実は原作ゲーム「リトルバスターズ!」が発売される1年以上前から連載を開始していた為、この4コマから登場したネタ(ドルジなど)が原作に逆輸入される事もありました。
そんな訳で初期のころは原作キャラとの相違なども見られますが、原作好きな方なら楽しめるクオリティはあるでしょう。

個性豊かなキャラクター達の魅力が全てといっていい内容ですので、キャラありきの漫画が苦手な方には薦めません。
また、原作を知らない方でも興味があればここからでも入っていけるのではないでしょうか。
最初に描いた通り原作発売のかなり前から連載しているため、初期の話は毎回一人のメインキャラにスポットを当て、どういうキャラクターなのか掘り下げをしてくれているからです。
ちなみにこの作品(リトルバスターズ!)が好きなのは女キャラだけじゃなく、男キャラである真人・恭介等もギャグパートで活躍する点ですw
男女問わずいいキャラしている作品、というのが昔から好きなので・・

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[投稿:2010-02-28 22:32:57] [修正:2010-02-28 22:32:57] [このレビューのURL]

6点 自殺島

「ホーリーランド」の森恒二先生の新作。
自殺未遂者達がとある無人島、通称「自殺島」で突然目覚め、サバイバル生活を余儀なくされる、という内容。
「生きる目的」がなくなったから死のう、と思っていた人たちが「生きる事」自体が生きる目的となり、その先に何が見えてくるのか・・

正直、「題材がベタすぎる!」と思いました。
「死のうと思っていた連中がサバイバル生活を経て生きる喜びを思い出し、また立ち上がる」みたいな内容がぱーーっと頭にすぐ思い浮かんだからです。デジャヴを感じずにはいられません。
ベタすぎる内容という点は2巻まででは脱却できていない印象ですが、2巻最後で気になる事実が発覚したので評価は今後次第で変わる可能性大です。

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[投稿:2010-02-28 22:31:40] [修正:2010-02-28 22:31:40] [このレビューのURL]

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