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今のマイブームは「ブルーロック」
ナイスレビューくださった方、本当にありがとうございます。
イマイチと思っても、最後まで読めた漫画はレビューを... 続きを表示>>

8点 野球狂の詩
「ドカベン」「あぶさん」と並ぶ水島御大の代表作。
球界のお荷物球団・弱小メッツの個性豊かな選手たちを描きます。
水島先生の過去作は人情物がとても上手い。
それに絵柄その時代の雰囲気がとてもマッチしています。
メッツの一癖もふた癖もある選手たち一人づつにスポットを当てて描かれる前半の連作読み切り時はどれも高い完成度。
この作品の評価もそちらの方が高い傾向がある気がします。
しかし、現在「野球狂の詩」を象徴するキャラといえば鉄っつぁんと五利監督の次にくるのはやはり「水原勇気」です。
自分は水原勇気編の方が好きかもしれません。
(もちろん前半あってこその水原勇気編なのですが…)
本作の後半にあたる「水原勇気編」は今まで短編連作だったものから一転してストーリーものに変化します。
その際に今までの短編で登場した、いわば「パラレルワールド」の東京メッツの選手達の設定を整理されました。
火浦、立花、国立、金太郎、甚久寿、日の本などなど短編で見せた個性を残しつつも一つの「チーム」として東京メッツが描かれる様になった事でようやく世界観がひとつに固まった事が好きな要因の一つです。
後はやっぱり「ドリームボール」の存在がもうワクワクものでした。
ホントの最後の最後までどんな球だったのか明かされなかったので…
またいつか読み返したいなぁ・・続編は読みたいとは微塵にも思いませんが。
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[投稿:2011-01-14 00:22:42] [修正:2011-01-14 00:22:42] [このレビューのURL]
8点 花のズボラ飯
一冊読み終えての満足感が高かったです。
・一話あたりのページ数が多くないので収録された話数が多いこと
・柔らかいタッチと妥協のない丁寧な書き込みからくる絵柄が凄い読みやすいこと(もろ自分の好きなタイプです)
・何よりその珍妙なセリフ回しと花のキャラクターが面白いこと
などが理由です。
花が一人であれこれつぶやいたり実況(?)しながら料理と食事に勤しむ姿はコミカルだし笑えるんですが、実際に30歳女性が一人であんなしゃべってなんかやってる姿を想像すると無性に寂しくなりました。
シリアス要素は無いので「花と奥たん」と似てるようで似ていないです。
今年最後の好みのツボにヒットした作品でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-30 19:55:01] [修正:2010-12-30 19:55:01] [このレビューのURL]
8点 真月譚月姫
原作「月姫」は未プレイです。(Fateやメルティブラッドはプレイした事あります)
その上でのレビューなんですが、まず読んでいて思ったことは絵がとても原作の雰囲気が出ていて且つ安定していることです。
(たまにやけに小顔で等身がおかしい時がありますが。)
メディアミックスで作品がコミック化されると原作の雰囲気と違ってがっかりすることもよくあるんですが、この漫画はそれがありませんでした。
本当に原作キャラが漫画内で動いているように感じました。
(原作未プレイの癖になに矛盾した事いってるんだって感じですが…)
原作好きの方も安心して読めるのではないかと思います。
設定や雰囲気が独特なので、それが肌に合う/合わないで評価は変わるかも知れませんが…
※12/23 7→8
完結に伴い加点。
終盤が特に素晴らしかったです。
アルクェイドの笑顔 破壊力半端ないです。
ヒロインと別れた主人公がヒロインの元へ会いに行って再開してエンドっていうのは「LUNAR2」の真エンディングを思い出しました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-08-25 03:36:17] [修正:2010-12-23 14:47:38] [このレビューのURL]
8点 さよならもいわずに
このマンガが凄い!か何かでランクインしていたのと、ここのレビューのおかげでタイトルを覚えていたので購入。
自分の身近な存在との別れは、突然かどうかの差はあれど誰でもいずれは体験する事です。
なのでありふれた話といってしまえばそうなんだと思います。
それでもこの作品に惹きつけられるのは演出の上手さもありますが、それ以上に「作者の体験を作者自身が漫画化している」点に尽きるのではないかと。
(かなり自分が漫画贔屓な脳をしてる所為もあるのですが)
このストーリーをもし別人が演じて2時間ドラマにしたとしたら、自分は果たしてこのマンガを読んだ時ほどのめりこめただろうかと思うと素直に頷けないです。
ひょっとしたら「また人が死んでお涙頂戴か」くらい思っているかもしれません。
作者はどうしてこのような体験をしながらも、それを漫画にしようと思ったのか。
漫画にする時にこのコマは一体どんな気持ちで描いたのだろうか。
漫画の最初から最後まで全てに感情移入する事が出来ました。
作者の体験したことの一切を忘れない様、漏らさない様に描こうとしている様が伝わる記憶に残る作品でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-22 00:04:43] [修正:2010-12-22 00:04:43] [このレビューのURL]
8点 からくりサーカス
個人的に非常に非常に点数がつけづらい作品。
途中までがものすごく面白く、熱い為、どうしても「うしおととら」のように最後も最っ高に盛り上げて且つ綺麗に終わらせてくれるだろうと期待せずにいられませんでした。
しかし、ラスボスが判明してから最終章までのストーリー(所謂『黒賀村編』)が長すぎた所為でその盛り上がりも冷めてきてしまいます。
(黒賀村編は個々のエピソードは悪くないとは思うのですが、あそこまで盛り上げた展開の直後に入るというのは読んでいる側からすれば長期にわたって「お預け」を食らった様なものでした。リアルタイムで読み始めたのが丁度黒賀村編からだったのもありましたが…)
やっとはじまった最終章も全体的に間延びしちゃったせいで、最後はとてもうまくまとめたはずなのにどうも中盤までのモチベーションで読めないので、「あれ?これで終わっちゃうの?」と拍子抜けしてしまう感じがしました。
(一文が長ったらしくなってスミマセン…)
最終章はサーカス団が自動人形達と対等に戦えてしまっているというのも、サーカス編最終章の死闘を見た後だとどうしても少し腑に落ちなかったですし、出てくる敵がサーカス団のメンツに都合の良すぎる相手しか出てこないのもご都合主義っぽさを感じました。
要するに本当は面白いはずなのにそれに見合った感動が出来なかったってことでしょうか。
とにかく28巻までは間違いなく読んで損はないです。そこまでなら10点を献上したい位。加藤鳴海は今でも漫画の中で一番好きな男キャラです。
そこから先で嫌になって「残りは集めんのやめようかな」と思うかもしれませんが、最後まで読めば「やっぱり最後まで集めてよかった」と思えるでしょう。
点数は8点とします。たとえ黒賀村編が黒歴史だろうと7点以下は自分はつけられません。
8点としていますが、漫画といえばジャンプだった自分の漫画の世界を大きく広げた作品であり、多大な影響を受けました。
是非読んでほしいです。
読む時はまずは必ず3巻まで一気に。
それでハマれた方は次は7巻までどうぞ。
そこまで読めば後は自然と続きが気になるはずです。
2010 12/12
若干文章を修正・追加。点数はそのまま。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-08-10 03:35:37] [修正:2010-12-12 11:52:22] [このレビューのURL]
8点 新世紀エヴァンゲリオン
作品の知名度についてはもう語るまでも無いのですが、自分はアニメ版・劇場版・その他の作品についてほとんど知りません。
この漫画版も最近一気に買って初めてちゃんと読みました。
(まぁ、超有名作なのでキャラクターと4巻くらいまでのおおまかな内容は流石に知ってましたけど)
ですので、他のメディアとの比較とかはできませんのであしからず。
15年という時間をかけて描かれている最新12巻までを一気に2日程で読んでしまったのはなんとも贅沢でした。
絵柄の魅力はホント凄いです。ぐっと惹きつけられる何かがあります。長期連載にもかかわらずデザインの古さを感じさせません。
アクションもロボット(というとファンに怒られそうですが)ものの中ではダントツの読みやすさと躍動感だと思います。
序盤からとにかく「謎」の多いストーリーもゆっくりとですが着実に明らかになってきています。12巻はストーリー的にはもうクライマックス間近なのでは。
長年考察が絶えない作品(主にアニメの方ですが)なので、もっと難解な内容なのかと思っていましたが、何言ってるのか訳がわからないという様な事はなく意外と王道でわかりやすく面白かったです。
やはり当時としてはこういった心理描写をする作品が画期的だったとかそういう事なのでしょうか・・・
漫画好きな方なら読んで後悔しない良作だと思います。
現在だともう一番気になるのは「どうやって終わるのか」。
そしてそれが何年後になるのか…ですね^^;
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-29 00:25:37] [修正:2010-11-29 00:25:37] [このレビューのURL]
8点 ホームセンターてんこ
すみません「ホームセンターてんこEX」の発売が決まった頃にようやく一連の騒動から存在を知りました。完全に後追いです。
「マガジンイーノ」といえば「Q.E.D証明終了」しか知りませんでした…まさにこの作品は「埋もれていた良作」だと思います。
読んでいてことごとくツボにはまりました。
まるっこくて読みやすい絵柄は少年向けにも見えますが、内容はどうみてもオッサンの描いた中年向け作品です。
工作漫画なのに主人公はドリルを持った天真爛漫な女子高生。
元気一杯で工作に関しても興味津津で、本来「お父さん」や「男子」が活躍するべきフィールドで主人公のてんこが活き活きとしている様はまさしくオヤジキラー(作中でもたびたび言われてます)。
更に時折挟まれるサービスカット。健全で全然エロくはないんですけど、欠かさず狙ってくるあたりがまたオヤジっぽい。
こんな女子高生いないよ って実際はちょっと思いますが^^;
キャラクターにも世界観にも毒が一切なく、「モノづくりって楽しいよね!」というシンプルなメッセージを存分に描かれています。
作中に出てくる工作を実際に作者が作ってHPで公開してるのも、リアリティを増してくれてます。なんとかしてDIYに興味を持ってもらおうっていう気概が伝わってきます。
工作部発足などで世界観が広がりを見せてきたあたりで打ち切りの方へ話が入っていってしまったのはなんとも残念です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-11-21 21:43:31] [修正:2010-11-21 21:43:31] [このレビューのURL]
8点 こどもの体温
「西洋骨董洋菓子店」「フラワー・オブ・ライフ」「愛すべき娘たち」などどれも良かったので「BL要素控えめで面白いの他にない?」と聞いてみたところ薦められた作品です。結果やっぱり面白かったです。
全1巻の中でそれぞれ違う趣の短編がありますが、登場人物同士が微妙にリンクしているので一冊でしっかりとまとまりがあります。(『愛すべき娘たち』などもそうです)
自分の好みといえばそれまでなのですが…
笑いとシリアスの切り替え、微妙な表情の変化の描き方、すっと「良かった」と思える読後感の良さなど魅力的な部分が多いです。
他の作品と比べるとインパクトでは若干弱いかもしれませんが、それらが気に入った方には自分が薦められたように是非お薦めしたい一作です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-17 00:23:26] [修正:2010-11-17 00:23:26] [このレビューのURL]
8点 ラヴァーズ・キス
この作品は全2巻と短いですし、是非一気に読まれることをお薦めします。
何故なら、作品に対する印象が変わるのはきっと2巻を読んでからだと思うからです。
それは同じ時系列を違う登場人物の視点から3度描くというこの作品の構成からきています。。
それぞれ叶わぬ恋をしているなどの秘密があり、最初のストーリーではわからないキャラの行動原理が次の話で明かになるなど読み進める程内容に深みが増していきます。
最終的には青春群像劇として素直に良い作品だったと思えました。
絵は特段自分の好みではないのですが、読後のすっきりした感じが良かったです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-10-27 21:44:44] [修正:2010-10-27 21:44:44] [このレビューのURL]
綿流しのお祭りの晩に毎年起きる連続怪死事件、突然豹変するキャラクター達、そして避けられぬ終末の運命。
「ひぐらしのなく頃に 皆殺し編」は最終章の一つ手前の章ですが、この章まで読むことで漸く「ひぐらし」の世界を包んでいたこれら全ての謎が明らかなります。
とにかく内容を書こうとするとネタバレになるので…
「避けられない」と諦めかけていた「運命」を梨花達以上の強い意志でもって実現させてきたのは一体誰の仕業だったのか。
そしてその強い意志によって作られる「運命」を打ち破る「奇跡」を起こすには何が必要なのか。
そこまでが判明して幕となります。
最終章はその全てのキーがそろった状態での「模範解答」の様なものです。
それまでのコミカライズが概ね良い感じで来ていたので、連載開始時は「ここに来て作画が新しい方になるってのは正直大丈夫なのかな」と少し不安でしたが、杞憂でした。
絵に関しては一番上手かもしれません。(個人的には少しレナに違和感ありましたが…)
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-20 01:21:08] [修正:2010-09-20 01:21:08] [このレビューのURL]
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