「森エンテス」さんのページ

総レビュー数: 355レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月15日

8点 神童

一人の天才少女と一人の青年の出会いから始まる物語で、クラシック音楽をテーマにしたマンガの中では一番好きです。

絵柄も含めて余計なモノを削ぎ落とした中に、宝石のような物語が輝いています。

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[投稿:2011-02-14 21:39:16] [修正:2011-02-14 21:39:16] [このレビューのURL]

僕にとっては「ボクシング漫画=あしたのジョー」です。
(勿論『はじめの一歩』も誰もが認める名作で大好きです)

作品としての純度が高く、文学作品の様に思えてしまう迫力が『あしたのジョー』にはあります。

ジョーが街に現れてから、終末へ向かう物語は拳闘でしか、自分を表現できない一人の天才の苦悩を感じることが出来ます。

分かり合える友になれる存在であったライバルは、一人は絶命し、一人は再起不能となってしまいます。

そして、最後の試合に臨み、望んだ通り灰になる。
あまりに感動的なラストシーンは全漫画ファン必見です。

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[投稿:2011-02-01 20:36:18] [修正:2011-02-01 20:36:18] [このレビューのURL]

8点 拳児

中国拳法を取り扱った作品の中では『鉄拳チンミ』と並んで知名度のある名作。

日本人の少年が中国拳法を通じて中国中を旅して、様々な場所で様々な拳法と出会い、そして、その根底にある思想が一つと知る。

素晴らしい作品ですけど、本来成長と共に大人びていくはずの表情が絵柄の関係で、幼くなっていったのがマイナス点。

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[投稿:2011-02-01 20:27:13] [修正:2011-02-01 20:27:13] [このレビューのURL]

第一話と序盤の物語は非常にテンション高く読んでしました。

マンガというよりは映画を観ているような気持ちにさせてくれる良作漫画なのですが、中盤から終盤に掛けて、迫力が無くなってきてしまったのが残念です。

それでも最終回まで読みきったときは、序盤の懐かしさもあって感慨深いモノがありました。

本来なら8点付けたいところでしたが・・・・良作。

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[投稿:2011-01-20 18:55:02] [修正:2011-01-20 19:20:40] [このレビューのURL]

8点 蟲師

この作品は手放す事が無いと思います。

郷土愛や貧しい生活の中での人々の営みなど、昔ながらの「日本人の良さ」が物語の中に詰まっており、「蟲」の不思議な能力や効力とそれを解決する主人公の活躍よりもそういう人々の生活感こそ、この作品の魅力なのだと思います。

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[投稿:2011-01-20 19:11:38] [修正:2011-01-20 19:19:53] [このレビューのURL]

ジブリ的な絵柄での「ほのぼの系妖怪物語」です。

妖怪が見える特異体質による苦悩は描かれていますが、重くなりすぎないようにしているのが良いです。

初回から最終回まで安定したクオリティで走りきっているのが素晴らしいです。

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[投稿:2011-01-20 19:05:53] [修正:2011-01-20 19:05:55] [このレビューのURL]

7点 B.B

「宿命のライバル」を軸に進んでいくボクシング漫画なのですが、まず展開がブっ飛びすぎてファンタジーです。

少年漫画としての基本線は守られていることもあり、引っかかる事なく読みきることが出来ますし、最後の展開はある意味、マンガ史に残るのではないでしょうか。

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[投稿:2011-01-18 11:19:27] [修正:2011-01-18 11:19:27] [このレビューのURL]

まず絵柄が好みです。
男の子は格好良いし、女の子は可愛いですし。

そして、なにより物語が凄く良いです。

格闘技マンガのようになってしまうスポーツマンガとは違い、サッカーのリアル感をキープしていますし、タイトルにある「ファンタジスタ」という言葉に偽り無しのアイデアが素晴らしいです。

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[投稿:2011-01-18 11:08:33] [修正:2011-01-18 11:08:33] [このレビューのURL]

8点 タッチ

一斉を風靡した高校野球マンガの金字塔的作品です。

作品をしっかりと読んだことがなくても、大筋の内容を誰もが知っているという稀有な作品の一つであり、大きな中弛みも無いままエピローグ的な最終回へと繋がる流れが「見事」の一言です。

あだち充作品は総じて好きなのですが、マンガ的なクオリティとは別の感情もあり、「一番」を挙げるなら、この作品にします。

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[投稿:2011-01-18 10:57:08] [修正:2011-01-18 10:57:08] [このレビューのURL]

天才を表現するのが非常に上手い作者の原点的な作品です。

この作品を読むまでは、「自転車/ロードレース」には全くと言っていい程興味が無かったが、読んで変わりました。

「自転車/ロードレース」というのはここまで熱くなれるモノなのかと。

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[投稿:2011-01-13 20:24:17] [修正:2011-01-13 20:24:17] [このレビューのURL]