「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

えっこれギャグ漫画だったの!?
普通に不可思議世界を描いたホラー漫画だと思ってました。
私は別に笑えなかったなぁ。
幻想的で狂気な世界をうまく作り上げている作品だと思います。
よくあんな異常な現象を思いつくなぁと感心します。

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[投稿:2011-11-11 21:00:10] [修正:2011-11-11 21:00:10] [このレビューのURL]

私の中では『稲中』より好きだし今でも時々読み返します。
なんかジワジワくるんですよね。特にリーダー。
なんてか金持ちなのに悲哀が漂いまくりで彼の心の声が痛いんだけど
笑わずにはいられない。
誰もが抱く負の感情を上手くギャグに消化してるなぁと思います。
手をグルグルまわして記憶消去の技は秀逸すぎw
最後の方はあまり描かれなくなったけどバイクの話もよかったです。
ソロツー面白いと私は思うんだけどな。

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[投稿:2011-11-11 20:05:05] [修正:2011-11-11 20:05:05] [このレビューのURL]

ギャグ漫画だから今読んだら色あせて見えるけど、当時はほんと
大笑いしまくってました。
なんてか前野と井沢のギャグや下品さばかりでなく、竹田と京子ちゃん
のラブコメをちょこっと入れるところがウマイなぁと思います。
あと最後に無理に話にオチをつけようとせず(主人公達の卒業後とか)
あくまでもバカバカしいまま終わったのもよかったです。

主に前野が繰り出すセンスある笑いの行動の数々、大好きでした。
友達内で大流行して稲中Tシャツ(稲中卓球部のユニフォーム)
買ってた子もいたなぁ。

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[投稿:2011-11-11 19:49:59] [修正:2011-11-11 19:49:59] [このレビューのURL]

80年代の連載だし、舞台がファッション関係で特に時代の差が
出やすいので仕方はないのですが、マルチェロの髪型が変すぎる。
長髪なのはともかく何故斜め切り…。イアンのバンダナも気に
なって仕方がないw 

そもそも女装のスーパーモデルって設定がなんやのソレ。
さすが80年代。
少女漫画ってつくづく美形に女装させるの好きやね。
今はオトコの娘が流行ってるからありかもしれないけど。

絵柄も作者本人が意識して変えようとして書いていたとありますが、
今の作品ととても違います。
けどキャラクターの性格や友情や愛情の方向性は同じで、樹作品の
原点のように思えました。マルチェロの孤高で意地悪な性格やイアンの
のほほんとした優しい性格は以後の作品のほとんどに影響を感じます。

ストーリーは短編や中編でマルチェロ以外のキャラクターも番外編で
主役にして、様々な視点や過去から練られていますが、後付け感が
否めなかったかな。今の作品と比べると少しごちゃついてる気がして
グイグイと話に惹きつけられなかったです。

特にラスト、マルチェロを自由にしたいのは分かるけどマリクに
対して酷すぎない?なんでアノ彼女と結ばれるの?愛じゃないやん。
あえて王道を行かないようにしたんだろうけどよく分からなかったなぁ。
でも樹先生のファンなんで、原点を知ることができてよかったです。

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[投稿:2011-11-09 23:19:25] [修正:2011-11-09 23:19:25] [このレビューのURL]

1925年のパリの様子が上流階級から下町までよく描かれていると思います。
また主人公の親友の日本人画家、ヒロのおかげでパリの画壇の様子も出てくるので、興味深く読めました。

が、肝心の恋愛がまったくもって魅力的に思えませんでした。
メロドラマがタイトルなのに全然ときめかなかったわー。
ソフィ自体がいい子すぎて違和感ありまくり。
んー、主人公にとって都合がよすぎる女にしすぎかな。

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[投稿:2011-11-09 00:09:30] [修正:2011-11-09 00:09:30] [このレビューのURL]

7点 Age,35

途中までは平凡だけど幸せな家族なのにお父さん浮気しちゃってるよ!
変な美女と。しかも不倫相手妊娠したって最悪やん!何やってんの!?
とまぁありがちって言えばありがちな話だったのですが、妻側の
ターンになってからが、そのモヤモヤとした嫉妬やホッコリ女と
見せかけて実は寂しい女だったと自覚していくところがよかったです。
もちろんミサの事情や心情&行動もユニークで魅力的なんだけどね。

ラストなんか子供たちそっちのけで二人ともヒドイ。(15才にして
帰る所なくなるって…。つーか子供の存在感ないよねこの漫画)
二人ともが35歳にして自分を見つめなおしたらこうなりましたって
イヤイヤ現実味はないけど、なかなか面白い到達点で予想を裏切られて
楽しめました。

柴門ふみさんの漫画ってどれを読んでも(最近の作品は酷すぎるので
除く)シーソーゲームみたいにテンポよく話が進むし、それなりに
面白く読めるのですが、読み終わった後私の中には何も残らず、
しばらくたてばどんなストーリーだったか忘れることが多いです。
けどこの作品はエゴまるだしの主人公達の心情がよく描かれている
せいか色々印象に残ってて、何度か読み返してしまいます。
彼女の作品の中では一番好きかな。

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[投稿:2011-11-07 01:38:29] [修正:2011-11-07 01:38:29] [このレビューのURL]

ヒロインは3度結婚しますが、どの結婚も平凡ではないです。
実在のモデルがいて、ほぼ彼女の人生をトレースしてますが、
大正時代にこんな漫画みたいな人生を歩んだ人が実在したとは凄いな。

で、肝心の漫画ですが、そんな彼女を召使など第三者達が
「悲劇ぶってるけどそれは違うやろー」
ってツッコミを入れながら物語が進むのがおもしろいです。

ただ3つ目の話はエピソードが上手くつくれなかったのか、たまちゃん
などがいまいちすぎ。上手く話しに噛み合ってなく感じました。

大正時代やロマンに興味ある方一読あれ。

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[投稿:2011-11-02 23:23:24] [修正:2011-11-02 23:23:24] [このレビューのURL]

絵柄も内容もいかにも80年代!
それなりに読めるけど、子供の頃程楽しんで読めませんでした。

個人的には幼い頃の井戸エピソードが好きです。
そらゾッコン(古っ)になりますよね。

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[投稿:2011-10-30 17:44:25] [修正:2011-10-30 17:44:25] [このレビューのURL]

主人公が使っていて題名にもなってるぐらいだから、もう少し
詳しくライカと他のカメラの違いや魅力が描かれるのかなと
読んだら…ライカで撮ってる人(カメラ詳しい人)には
「そうそう」ってなりそうな描写は多いものの、詳しくない私には
その描写の意味が分からず歯がゆく感じて読みました。
カメラ好きだとかなり楽しめそうですが。

ニナが一応悩んだりするものの写真を撮ることや姿勢に関しては
完成形に近く感じました。あれじゃまだ16歳なのにセミプロやん。
もうちょっとニナの年齢が上の方が上の方がピンときたかも。

まぁ彼女の強気なところやステレオタイプではない周りの友人や人々
とのやりとりは楽しめましたし、表現することに対しての姿勢などは
興味深かったです。

我が家にただただ転がってるライカを手に取るキッカケになるかなと
勝手に期待しすぎたかも。

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[投稿:2011-10-30 17:34:49] [修正:2011-10-30 17:34:49] [このレビューのURL]

主人公の嫌な部分を描くのが非常に上手い。
ボンヤリしていて、やる気が気持ちだけですぐ現実逃避しちゃったり、
人に泣きついたり、独りよがりだったり、嫉妬をぶつけちゃったり…
最初の方はもうイライラしどうし。でも目が離せない。
誰にでもあるであろう 人の負の感情がよくここまで表現できるなと
感心してしまいます。

ストーリー自体は主人公が挫折をたっぷり味わいつつ漫画家を目指して
様々なタイプの漫画家や編集と出会い…って感じだけど平凡かな。
ストーリーうんぬんより主人公含め周りのキャラクター達の嫌な
部分がたっぷり味わえ、興味深い作品です。

最後とってつけたかのようなラストですが、そこに至るまでが
かなりドンヨリくるので読後感があまりよくない漫画かも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-27 22:29:08] [修正:2011-10-27 22:29:08] [このレビューのURL]