「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

描かされて描いてるって感じがします。
4コマ形式ではありますが、4コマ風にコマを割っているだけで、ネタの入れ方は4コマ以上、あるいは未満で終わるなどしていて、4コマ一段の途中で違うネタに変わるって事がざらです。
この形式は正直読みやすくないです。
それに、「コマが余ってしまったから適当に思いついたネタを入れました」感があるのが良くない。

ネタ自体はマニアックだったり相変わらず卑屈だったり面白いのですが、それも「小規模な生活」の方と差別化という点では微妙に思います。

点が低めなのはひとえに描き方の悪さ故ですね。

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[投稿:2010-01-03 00:32:28] [修正:2010-01-03 00:32:28] [このレビューのURL]

7点 FLIP-FLAP

少し癖のある絵かもしれないが、男女問わず読める良作でしょう。
多少不純な動機からピンボールをはじめ、次第にその魅力に夢中になっていってしまう主人公。(少し違いますがSLAM DUNKと似てますねw)

なによりも、全1巻の短さの中で「ピンボールの魅力」がしっかりと伝わってきたのが良かったです!
ピンボールやってみたいなぁ、こんなテク使えたらかっこいいなぁみたいな事思いましたw
ストーリーも無理なくまとまっていて、短い作品探してる方にオススメします。

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[投稿:2010-01-02 04:55:46] [修正:2010-01-02 04:55:46] [このレビューのURL]

大石まさる先生の作品で、初めて読みました。
きっかけは完全に立ち読みです。
絵の雰囲気が「ヨコハマ買い出し紀行」を彷彿とさせて、ひとめぼれしました。

学生の夏の頃の話ってなんか青春って感じがして、それだけで読んでて楽しいですね。
進路との不安等の話も少しありながら、起伏の少ないストーリーで最後まで読ませられました。少々退屈にも感じますが。

絵の良さと、そこから生まれる雰囲気の良さで6点。

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[投稿:2010-01-02 04:44:03] [修正:2010-01-02 04:44:03] [このレビューのURL]

実はこの作品がサンデーを読み始めるきっかけとなりました。
ここからからくりサーカス、D-LIVE!!、モンキーターン等の当時の連載作品にもハマり、更に多くのサンデー漫画を読む様になりました。その点は本当に感謝している作品。

まぁ絵が(森さんが)かわいかったからってだけなんですがw
ギャグ漫画を自分で買い始めるなんてめっったに無い事なんですが。。
ギャグ・コメディな内容で、正直最初期の下ネタは嫌だったんですが、途中から安定して楽しめました。

後半の方はラブコメです。
賛否両論ですが、自分は「これはこれで!」って感じでした。

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[投稿:2006-10-10 03:33:01] [修正:2010-01-01 04:35:20] [このレビューのURL]

封神演義といっても歴史ものっぽい古臭さがないです。
歴史にそってはいるけどその中でも何かしら近代的だったりする独特の雰囲気とノリがあってそれに慣れてくると面白くなってきます。

「老いたる象徴と風の分岐」の絵はホントにきれいで、「あぁ、(ひとつの話が)終わるんだなぁ」としみじみしました。

最後の戦いで太公望にあの変な顔を使って欲しくなかった。
なんか拍子抜けしました。でもあの方がこの漫画らしいといえばらしいかもしれません。

2010 1.1
6→7に変更します。

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[投稿:2005-12-08 02:21:56] [修正:2010-01-01 04:27:58] [このレビューのURL]

「うみねこのなく頃に」を元にしたギャグ4コマ。
また、時系列としては主に本編に登場するメインキャラ(戦人、真里亜など)が六軒島に来る前の話で、メインキャラは紗音とベアトリーチェとなっています。
郷田や嘉音なども巻き込んで展開するドタバタコメディです。
本編と比べてのギャップが当然ながらすさまじいですw
「原作の雰囲気が?ry」とか気になる方は読まない方が良いでしょう。

原作ありきの4コマなので原作知らない人にはもちろん薦められませんが、(大きい期待はしてなかったのもありますが)結構楽しめました。
絵も4コマとしては十分でした。

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[投稿:2009-12-30 23:27:00] [修正:2009-12-30 23:27:00] [このレビューのURL]

7点 ONE OUTS

既にレビューであがってますが、エンターテインメントとして読みましょう。
野球漫画だと思って読むと「プロなめんな!」と憤慨したくなりますが、その評価はこの作品にはお門違いというか…

野球経験者でもあっと言わせられるような予想外な渡久地の作戦の数々、最後まで楽しんで読めました。
主人公が最強すぎて途中から負けが予想できないのは欠点ですが。
逆に毎回負ける彩川の悔しがるリアクションは笑えましたw

ストーリーとしても一年間のペナントの最後までを描き切るという形なので脱線も引き延ばしもありません。
絵はお世辞にも上手いとは言えませんが、キャラの描き分けは上手ですし、ライバルが魅力的なのが多いので「主人公だけ」の作品ではありません。

どんどんハードルのあがるオーナーからの要求を主人公はあの手この手でかいくぐっていくので、まとめ読みすると面白いでしょう。
読み返す時に途中から読んだりしづらいという欠点もありますが・・
自分の本棚に一生残る様な傑作だとは思いませんでしたが、「野球漫画へのアンチテーゼ」としてちゃんと成功した作品だとは思います。

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[投稿:2009-12-30 16:38:09] [修正:2009-12-30 16:38:09] [このレビューのURL]

60年前から幽霊として生きている人達のいる喫茶店、方舟でのひと夏を描いた作品。

また、ただ幽霊がいるっていうだけでなく、その人と「通じる」事でタイムトリップが行えるようになり、それを利用して過去に戻っていろいろとするという話です。

時間を使った話、という事でドラえもんの様にタイムパラドックスを楽しむ事が出来、伏線の張り方や構成が上手です。
また、タイムトリップでのドタバタコメディ以外に、幽霊であるあらしやカヤの生きていた時代、つまり戦時中に戻り当時救えなかった人を助けていく、というシリアスなストーリーも展開されます。
ここで「凄い」と思ったのは、こちらの時代に飛んだ時の絵の変わり様です。急に荒々しく、黒く、怖い。「本当に戦時中にタイムトリップして来てしまったんだ」という感じがしました。こんないろんな絵がかける方だとは知りませんでした。

前作より好きな点は、2巻の時点でキャラが出そろいこれからも登場キャラが増えそうにない点。
潤の秘密とかベタかもしれませんが読んでて面白いです。
また「ひと夏の話」と決まっているのでそこまで長くならずに終わりそうな点も期待。
だらだら長くなってしまう様なら減点します。

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[投稿:2009-12-29 23:40:24] [修正:2009-12-29 23:40:25] [このレビューのURL]

単に登場キャラクターがオタクなだけであり、描かれるドラマ自体は誰でも楽しめる作品だと思っています。
ただし、オタクのみが気づけるパロディ等が多いのも事実で、アニメ・ゲーム・マンガに精通している方程そういう面でくすっと笑えるでしょう。

オタク達の大学生活を描く中に咲とコーサカという一風変わった存在を投じる事によって、より斑目達の「オタク的言動・思考」が浮き彫りに。
読んでいて、咲と比べて「自分の思考はやっぱりこっちに近いオタク資質だなぁ」と共感する場面多数でした。咲にツッコまれると自分がツッコまれた気分でした(笑
とにかく言動のひとつひとつに「あーこういう事あるある」とリアリティがあって面白い。

オタクを描く作品という割に(というと悪い言い方かもしれませんが)、恋愛の話は多く、特に後半の笹原と荻上の話はじっくりと描かれています。
「こういう大学生活が送りたかった」と思う人が多いのは、ここらの恋愛模様の描き方が、「青春らしい雰囲気がありつつも、オタクならではの恋愛だという所も失わない」絶妙なバランスだからだと思います。
ただ普通の恋愛では「こんなオタクいねーよ」になり、オタクすぎる恋愛模様だと「青春らしくない」となってしまいます。
そこのバランスの上手いおかげで、「あぁこういう大学生活できるならしたかったな」と思えるのではないでしょうか。
もうひとつは、こうして自分の趣味を隠さず話せる相手がいるって事ですよね。

濃い内容の割に全9巻と短いので、飽きずに一気に読めてしまいます。
絵は徐々に変化して簡略化されていきますが、一気に読むとそこまで気にならないです。
人物、背景ともに手抜きがなく丁寧に描かれていてとても読みやすいです。
「アフタヌーン」を知るきっかけとなった作品だけに、連載が終わったのが3年も前というのがちょっと信じられない。

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[投稿:2009-12-28 06:38:06] [修正:2009-12-28 06:38:06] [このレビューのURL]

表紙からもうバシバシと惹かれるモノがありました。
既にレビューされている様に、絵が非常に綺麗です。
和服の柄などを丁寧に描かれていて、ページがとても華やかです。
まずはそこですね。表情の描き方もかわいいし、面白い。

遠い異国の地フランスで奮闘する日本人の少女・ユネと、百貨店の台頭によって窮地に立たされた商店街を守る為奮闘するユネの店主・クロードの二人の交流がメインとなっています。
主人公はユネなのでしょうかね。クロードの方が心理描写も多いのでクロードも主人公と言えるでしょう。

たびたび作中で描かれる日仏での「文化の違い」の描写もとても新鮮で面白い。
日本文化の奇特さが舞台がフランスという事で浮き彫りになり、同時に日本文化の良さにも改めて気づけました。
日本人が外国人として描かれる漫画というのがなんとなく面白いなーと思います。

ストーリーも「絵が華やかなだけな作品」で終わらない、二人の絆や成長をしっかり描けていて、これからも続きが読みたいと思える良作です。

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[投稿:2009-12-28 01:58:47] [修正:2009-12-28 01:58:47] [このレビューのURL]

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