「森エンテス」さんのページ

総レビュー数: 355レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月15日

二本の作品からなる単行本ですが、どちらも揃って素晴らしいです。

どちらの作品も戦国時代ながら、取り上げている人物か馴染みの薄いこともあり、新たな発見がありました。

人情物語の剣の舞、骨太な雪の峠、どちらも、この作者ならではのレベルです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-20 11:58:17] [修正:2012-02-20 11:58:17] [このレビューのURL]

1人の孤高の天才登山家を描いた作品で、序盤はマンガらしいマンガだったのが、中盤以降は完全に雰囲気漫画となり、読者の選別が行なわれます。

ハマった読者には至高の作品となったことでしょう。
曽田正人と天才の定義はいっしょですが、こちらの方がリアルです。

とにかく、絵があり得ないくらいに上手いです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-28 21:44:56] [修正:2011-12-28 21:44:56] [このレビューのURL]

「No man is a hero to his valet.(英雄も側近の目にはただの人)」

この言葉の後に「こんな野郎とは、一日でも早く別れたい」と繋がるのですが、これは『神様の伴奏者 手塚番13+2』という当時の手塚番の人達へのインタビュー集の中にある、ある編集の言葉です。

今回レビューしている作中にも、「そう思うわな」と思わされるエピソードが全開なのですが、同時に手塚治虫という不世出の天才が、創作に掛ける狂気が理解できる作品でもありますので、漫画ファンは読む価値があるかと思います。

僕は漫画の良さは、思いも付かないような想像力の発露が形になる事だと思っているのですが、手塚治虫先生は存在自体が凄すぎて(もはや凄すぎて異星人)、こういう人だからこそ、我々の想像の遙か上を行く作品を創造することが出来たのだと再確認しました。

レビューの締めくくりに一つの言葉を・・・

「遠くに離れるとね、富士山じゃないんだけど、その高さ、姿の美しさがわかる。」

冒頭の言葉で手塚治虫先生を評した編集者が更に続けた言葉です。

????

ちなみにこの本の中での主要人物『カベさん』、前述のインタビュー集の中で「酔っぱらって怒鳴り込む」「原稿を破る」「ハサミを投げる」等の行動も取っていたというエピソードが、書かれていました。
(既に他界していたと思われ、インタビューは受けていません)

・・・凄いですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-20 07:57:30] [修正:2011-12-20 08:10:40] [このレビューのURL]

あだち作品の中では、舞台設定が時代劇調の為に異色な存在ですが、描かれている内容は「如何にも」な内容です。

無駄に巻数を重ねることもなく、シンプルにまとまっていて、その上で物語も秀逸です。

「タッチ終了からH2連載開始」の間に発表された作品はどの作品もバランスが良いように思いますが、この作品がとりわけバランス感覚満点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-06 22:09:44] [修正:2011-11-28 20:48:08] [このレビューのURL]

安野モヨコがヤンマガで発表した作品で、連載当時は「思い切った事するな」と思いましたが、その後『働きマン』をモーニングに描いたりしているので、一般受けをする作家なんだと思います。

この作品はモテない男がモテたくてエステに行って、そこから色んな事があるって話なんですけど、主人公の行動は個人的には好感が持てました。

出てくる女性は一癖も二癖もあるんですけど、みんなそれなりに可愛い性格をしているので、そういう楽しみ方も出来るかと思います。

漫画の中の女性に天使を求めてる人には向かない作品ですけど、ある程度社会勉強をしてから読むとイメージが変わるのではないでしょうか。

面白い作品だと思います。

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[投稿:2011-11-28 20:45:13] [修正:2011-11-28 20:45:13] [このレビューのURL]

鳥山明先生との出会いは小学校時代のアラレちゃんで、そのままドラゴンボールを読み続けて来ましたし、アニメも楽しく鑑賞し続けました。

学校でもずっと話題の作品でしたのでしたし、面白く読み続けていましたが、個人的にはRR軍やピッコロの間をぬってボールを集めていた頃が好きで、悟空が大きくなってからは、それほどハマりきれませんでした。

勿論、クラスの皆はDB一色でしたでしたし、僕も好きでしたけど、温度差はありました。

名作が傑作に変わったという感じでしょうか。

それはひとえに、僕自身が「誰が一番強い」みたいな作品に興味を抱けなかったという事なんだと思います。

物語も世界観も西遊記していた頃が好きでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-24 22:32:52] [修正:2011-11-24 22:33:41] [このレビューのURL]

過去の吸血鬼が現代に蘇り、様々なことが起こって、「この国どうなるんだ」という状況になる物語です。

基本的にアクションが多い作品ですが、物語としてのエンターテイメント性は十分あり、当時のバーズの中では数少ない安心して読める作品でした。

漫画としてしっかりしているので、読んで損は無い作品だと思いますので、ブックオフあたりで見掛けたら手に取って読んでみて欲しい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-23 04:01:28] [修正:2011-11-23 04:01:28] [このレビューのURL]

古代の遺産を巡るアクション漫画です。

幾つものエピソードがあるのですが、良い物語とそうでない物語の差が大きいのが残念なところです。

個人的には序盤の分かりやすい物語が良かったかなと思っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-23 03:23:57] [修正:2011-11-23 03:23:57] [このレビューのURL]

タイトル通りなんですけど、漫画版の「スーパードクターK」です。

この作品については、パクリのパクリが満載で、それに気付くと楽しく読めると思います。

基本的にエピソード完結型なので、どの巻からでも楽しく読めますし、無意味に熱い作品っていうのは、大事な存在だと思います。

誰が読んでも楽しめると思っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-21 01:24:01] [修正:2011-11-21 01:24:01] [このレビューのURL]

海賊が主人公の冒険活劇です。

内容としては「海賊+RPG」的なノリなのかと思いますが、最後の決戦の場に行くのに、過去の海賊大集合のシーンがあり、正直震えました。

死ぬキャラは速攻死んでいきますが、主人公の周りはご都合主義的に死を回避していくので、その点をどう受け取るかで作品の評価も分かれると思います。

漫画としてしっかりして読みやすいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-17 21:28:04] [修正:2011-11-17 21:28:04] [このレビューのURL]