「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

いやいやいや、物凄いフェチぶちまけっぷりに圧倒されました。
森薫さんってストーリー的には正直凡庸の域を出てないと
私は思うのですが、胸に秘めたる本人の「このシチュエーション
萌える!くっはーーー!!」という想いを描きながら絵に込め
まくっているのが、読み手にもとっても伝わってきてそれが
なんとも心地いいです。

それが不思議と独りよがりに感じさせない、明るい方向で表現
されているからか上品な感じすらします。本人の人柄もすごく
いい人なんだろなぁと想像さえしちゃいました。

森さんの作品では超珍しい女子高生が主役の話などの現代物も
「へーこういうのも描けるんや」と面白かったです。
そしてコルセットや暖炉に対する熱い熱い想いなど彼女のファン
ならかなり楽しめる作品集かと。

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[投稿:2012-03-04 01:38:13] [修正:2012-03-04 01:38:13] [このレビューのURL]

そもそも16年も前にキレイに完結した作品の番外編って…。
続編でもなく、謎にしたままだった話を掘り起こしたわけでもなく
あくまでも作品のストーリーには影響がない範囲の過去中編集。
(少なくとも現在出てる2巻までは)

私は樹なつみさんはもちろん本編の「花咲ける青少年」もわりと
好きなのですが、正直後付感が否めない過去編は本編のすごいファン
じゃないと感動する出来にはなってないと思います。
私もちょっぴりのファン補正が入って6点です。
漫画のストーリーの出来はどれも、樹さんの作品としては意外性が
なく普通かも。

連載当時の絵に補正して描いたと言う秀麗な絵(特に建物背景に
力はいりまくり。アシさんかな?)は見事だけど、立人さんの
色気は足りないなぁ。

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[投稿:2012-03-02 01:54:47] [修正:2012-03-03 00:03:29] [このレビューのURL]

最初の方はヒロインの久留里のキャラがなんか狙いすぎに思えて
(あんな単語単語でしゃべる中学生ってヤバすぎる)、これは
萌え漫画なのかと敬遠しかけました。

が、地理学の話がどんどんと結構メインで扱われていくようになり、
フィールドワークや学会話などの業界話が興味深く面白くて読み
進めてしまってます。
また色々なキャラ達が出てきて物語をひっかきまわしていっている
のも面白くていいのですが、なんかどんどんお弁当がついでっぽく
なってきてる気がするのですが…。

そのお弁当ですがよくある料理漫画みたいに見事なお弁当ではなく、
料理がそんなに得意でないハルミがぎこちなく作っているのが
いいですね。

それにしても最終的にはウサドロ的終了なのでしょうか?
アレ個人的に受け付けなかったので、この漫画には異なる着地点で
あるように願ってます(4巻まで)

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[投稿:2012-02-24 00:42:05] [修正:2012-02-24 00:42:05] [このレビューのURL]

昴性格悪っ! まぁその強気さ好きなんですけどね。
前作では彼女のエキセントリックさと人を寄せ付けない孤高さで
なんかもう早死にしちゃうの?と心配になった昴でしたが、今作では
素晴らしいパートナーを得たり、昴と同じように追い詰められたような
踊りをする天才ライバルがでてくることによって昴も和馬以外の他人を
意識し、その思いを口にするようになりました。

それによって昴があまり孤独には見えなくなり、フテブテしく感じる
ようになったかも。ただ気になるのはタイトル。”ソリチュード”って
孤独って意味ですよね。孤独に立っている…ひょっとしてせっかく得た
パートナー無くしてしまうのかなと予想しちゃうんですが!

それにしてもよくあんな設定のライバルが作り出せますね。
シュー・ミンミンもいーい性格で面白いです!
どこまで彼女達が上りつめるのか楽しみな作品です。

現在7巻までしか読んでなく、ストーリーもまだこれからという
感じがするので7点は暫定です。


---追記

最終巻まで読みました。
明らかに曽田先生物語に対するテンション落ちてますね。
何この間に合わせ感満々な急ぎ足の終わり方は…。
昴がお母さんを乗り越えるのは出てくるだろうなと予想はついてましたが、
せっかくあの昴が格上だと見ていたプリシラさんとの共演があんなサラリと
した描写で終わりって。今までのテンションの高さはなんだったの?
とガッカリでした。

まぁ前作の『昴』の終わり方よりマシだけど。
途中まで面白かった漫画という位置づけで6点に変更。

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[投稿:2011-08-02 13:58:23] [修正:2012-02-20 21:26:23] [このレビューのURL]

とうとう最終回を迎えてしまった。
内容があるような、ないような。物語が進行しているような、
してないような。関西弁でのゆるーいかけあい漫画。

登場人物達がちょっぴり変わっていて、またデザイン業界の話も
少しあるようでいて、わずかにセレブな話もあったりして、
日常の話のようでいてそうでもないような…なんとも形容しがたい
漫画ですね。

でも『モーニング』で読んだ時はちょっと変わった話だなと思う
程度なのに、だいぶたっても何故かハルキちゃんとゴロちゃん達の
キャラやエピソードが心に残るという。そして「寺」が本当にあり
そうな錯覚におそわれる不思議な魅力がある作品です。

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[投稿:2012-02-12 01:05:12] [修正:2012-02-12 01:05:12] [このレビューのURL]

出だしからいきなり全力疾走して勢いがある作品。
なんかもう訳分からないのに迫力ある画力もあってグイグイ
ひっぱられました。
歴史的に有名なキャラクターをドカンとファンタジー世界に
突っ込んで戦争させるって面白い発想でいいですね、しかも
のキャラ達の選択のバラバラっぷりも素敵だし、彼らのセリフの
端々に歴史を散りばめているのにもニヤリとしてしまいます。

けどまだ始まったばかりでどう転んで行くか分からないので
とりあえず6点。(2巻まで)

おまけのうしじまくんの歌とかノブナガさんの欝ブログとか
めっちゃ笑えるんですけど。作者さんサービス精神がいいなぁ。

あと皆さんのレビュー読んで、あのファンタジー世界ってゲーム
なんだとビックリ。私の中ではこれ指輪の中つ国そのまんまやん
と思ったので。まぁRPGの元は指輪だから同じことなんだけど。

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[投稿:2012-02-01 22:59:09] [修正:2012-02-01 22:59:09] [このレビューのURL]

ひたすら隣の席に座っている関くんの授業中の内職というか一人
遊びというか彼の行動に驚かされたりツッコミを入れるヒロインの
コメディ漫画。
何が面白いって関くんの遊びが尋常じゃないレベル。関くんの一人遊び
レベル高すぎやって。
彼の芸の細やかさや、斜め上を行くごっこ遊びのストーリー性などで
笑わせてくれます。将棋や囲碁も出てくるけど普通にしてないし。
バカバカしくっていいです。

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[投稿:2012-01-24 13:52:26] [修正:2012-01-24 13:52:26] [このレビューのURL]

一つのお店で一人のバリスタが様々なお客を相手に様々なコーヒー
(カッフェ)を入れて物語を紡いでいく…という一見よくある漫画かと
思って読み始めました。
が、それだけでなく主人公がバリスタの大会に出ることによって、
他のお店のバリスタ達のそれぞれのカッフェやお店に対するスタンスや、
経営についてなども描かれていくようになって思ったよりも幅広く楽し
めます。
コーヒーを色々な角度から知ることができ面白いです。

ただ主人公の成長物語もかねているのですが、彼最初からかなり有能に
見えるので先がよめまくりな点はちょっとありがちかな。

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[投稿:2012-01-20 15:06:16] [修正:2012-01-20 15:06:16] [このレビューのURL]

お互いワケありで頑な男と女の恋愛物語。
短めの話なので居場所探しとか幸せはどこにある?などいつもの
星里さんの漫画に組み込まれているテーマはなく、恋愛と体の関係
に集約されていて、安定した面白さがありました。
複雑でややこしい女性を本当上手く描くなぁ。

この人の漫画を読んでいていつもドラマっぽい話だなぁと思うの
ですが、この話も日常を描いていてポンポン出来事が起こり、
コメディタッチで軽く読みやすいです。

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[投稿:2012-01-12 22:07:28] [修正:2012-01-12 22:09:03] [このレビューのURL]

よく蕎麦だけでこんなに描けるなぁ。
蕎麦好きにはたまらない程蕎麦ウンチクがたっぷりつまっていて、
その説明の仕方も上手いと思いました。
短ー中編完結で続いている料理漫画には付き物の人情話も
特に目新しいものはないけど、うまく蕎麦話にあっていると思うし
そこそこ上手いと思います。

ただ絵柄か作風でしょうか、主人公の姪っ子が携帯で食べログサイト
っぽいものにアクセスして感想がどうたらこうたらっていう現代
らしいエピソードがあるのに、作品全体が昭和臭く感じられます。
あまりストーリーには関係ないんで別にいいんですけどね。

料理漫画好きなら是非。

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[投稿:2012-01-06 14:18:19] [修正:2012-01-06 14:18:19] [このレビューのURL]