「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

6点 みゆき

ラストまでは微妙な恋心を軽快に、時にはシリアスに描いてて
読みやすく面白いと思います。
が、個人的にラストが許せない。
鹿島さんがかわいそうすぎて最後の巻は読み返せません。

彼女が妹みゆきの血のことを気がついててそれでも若松くんに
猛アタックしてたのならよかったのですが、彼女結婚式当日まで
本当の事を知らなかったじゃないですか。なんとなく変なのとは
思ってて、親戚の話を立ち聞いてあれ?まさかまさか?とは思った
でしょうけど、あのスピーチ・・・若松君酷すぎる。

だって頭良いのにわざわざ浪人して三流大学にまで付き合って
たんですよ?(子供の頃はすごい惚れてるんだなと思ったけど
大人になったら鹿島さんバカじゃないの?と思えます・・・)
せめてあのスピーチまでに土下座なりなんなり謝罪してたら
まだ溜飲も下がったのですが。もちろん若松君がスピーチであんな
ことを言うつもりなんてなかったのは承知の上なんだけど、
ラストがもやもやモヤモヤしすぎて私は感動はできません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-11 14:42:27] [修正:2011-06-16 14:03:35] [このレビューのURL]

6点

最初の方は面白かったのですが、同じような話が多いので
10巻超えると飽きてきました。
三歩さんが完成されすぎだから(つーか人間探知機働きすぎ)
阿久津くんやナオタを成長させて変化をつけようとしているよう
感じましたが正直いまいちかな。
そろそろ買うの止めようかなぁ。
初期の三歩さんの海外での山話好きだったんだけどなぁ。

それにしてもこの漫画読むと、山のいいところも書いてあるけど
それ以上に怖くなります。行ったら遭難するんじゃないかと心配で
登山に行けません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-09 12:53:05] [修正:2011-06-09 13:01:38] [このレビューのURL]

6点 蜃気郎

蜃気楼は大怪盗で資金力が豊富で変装が得意。
お金あるのに何故か様々な庶民の生活に入り込み、彼らをカムフラージュ
にして盗みを働き警察の手から逃れるのが主なパターン。
騙される庶民の心をガッチリつかむことが多く、最後ほろ苦さも
味あわせながら去ることがおおいのでホッコリします。ってかよく
あんな色々なパターンが思いうかぶなぁと感心します。
蜃気楼なんだかんだいって庶民の貧乏生活するの好きなように思えます。

大傑作と思うことはないけれど、絵柄もストーリーも誰でもそこそこ
楽しんで読める漫画だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-09 12:19:14] [修正:2011-06-09 12:19:14] [このレビューのURL]

6点 鉄道員

ながやすさんの劇画調の絵上手いですよね。
雪がしんしんと降り積もる北の大地、千倉の夜の暗い物悲しい風景、
その描写によって物語により寒さや悲しさを増幅させているように
感じました。
「鉄道員」は映画で観た時も泣いたけど、漫画で読んでもしんみり
きました。

個人的は「ラブ・レター」の死者からの手紙が人の心にもたらす力、
悲しい人生・立場での彼女の想いに胸が物悲しさでいっぱいになり
いい作品だとしみじみ思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-08 12:14:01] [修正:2011-06-08 12:14:01] [このレビューのURL]

この作者の作品は大切なことをハッキリと明言させずに登場人物の
表情、目線、小さな文字での語りなどで読者に悟らせ想像させて読ませる
力量がすごいなぁと思うのですが、この作品が一番顕著にその特徴が
でていると思います。

小麦ちゃんが機嫌が悪いのは家庭をかえりみないお兄ちゃんの態度の
せいだったりするし(しかもブラコンで好みの同級生もお兄ちゃんに
似た人だし)、お兄ちゃんが小麦によりつかないのはお母さんが病気で
ゲッソリ痩せてしまったのや、小麦がそれを不安そうにするのを見ていら
れなかったりするせいでもある。二人とも強そうに見えるけど甘えんぼな
似た兄妹。そんな二人を多喜二くんやルイちゃんが見守り、さりげなく
支えてあげているのが優しい空気をかもし出して好きです。
まぁ多喜二くんの場合は恋心もあり、小麦ちゃんを支えることにより
自身を取り戻していってるところもあるんだけど。

田舎や古い家の雰囲気がいいスパイスになっていて、二人のなんだか
切ない関係が胸にきました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-17 12:35:32] [修正:2011-06-05 13:35:29] [このレビューのURL]

十数年ぶりに読んでみました。
昔はめっちゃおもしろかったけど今読んだらどうかな?
前半は微妙。たまにクスリと面白い。
後半はかなり面白い!何回も「クッ」ときました。
そうそう山崎先生が大好きだったんだ。
今読んでも結構楽しめるものですね。
全部が全部笑えないけど、なんか好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-03 16:57:47] [修正:2011-06-03 16:57:47] [このレビューのURL]

うわっ絵ヘタだなーと読みはじめはイマイチ感を感じてたのですが、
気がつけば一人で寂しくけなげにでもたくましく東京の片隅で
生きていく主人公の姿に引き込まれ、最後努力が実って喜ぶ姿には
こっちも安堵して嬉しくなってしまいました。
不思議と少し感動させられました。エピソードの作り(ノンフィク
ションだとは思いますが)や見せ方が上手いんでしょうね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-28 03:33:57] [修正:2011-05-28 03:34:57] [このレビューのURL]

このペースでちゃんと終わることができるのか心配になる漫画
ですね。
あまり日本ではなじみのない古代ギリシアが舞台ですが、
戦闘道具や衣装、移動手段などよく勉強されててちゃんと世界観を
作られているのがすごい。どこまで史実で想像か分かりませんが、
あまり映像化されてない時代を描くのって大変だと容易に想像できます。

ただ主人公のキャラクターが頭脳明晰で、戦闘が絡むと残虐な面を
見せる・・・のは分かるのですが、飄々としているようで唐突に叫んだり
ちょっとつかみどころが無いかな。もう少し魅力的なキャラクターが
色々出てきたら盛り上がりそうなのに。
話の進み方も内容はドラマチックなんだけど淡々とした感じ。

話的にこれからが本題だと思うので点数は暫定で。(6巻まで読んだ)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-25 04:32:52] [修正:2011-05-26 14:42:31] [このレビューのURL]

ラストは一読した時は「ええ!なんでこんな急展開で終わり?」と思って
しまったのですが、よく読んでみると素晴らしいラストだと感動しました。
まークンって色々誤解などが絡んじゃうけど、最初から基本的には優しいし
純粋でいい奴ですよね。
ギャグありケンカあり+本当の「優しさ」とは何かとのテーマもあり
盛り沢山に楽しめる良作。
主人公や山田くんや夏帆ちゃんや部長さん達のピュアさがいいですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-16 15:11:21] [修正:2011-05-16 15:11:21] [このレビューのURL]

最初の3巻ぐらいまではヴァムピールという人間とりつく彼らの生態が少し
ややこしいし、それにも係わらず主人公の一人のりょうが外見は色々変化
したりしてこんがらがりました。
主人公に髪や目の色などの外観を変化させるの樹さん好きですよね。

話が進むにつれて物語の軸も見えてきて、皆がそれぞれどう決着つけのかが楽しみになってきました。死ぬ以外に終わり方がないように私は思えているので。
けど樹さんなら思いも寄らぬ展開で、すがすがしく終わらせてくれそうなので
今後も楽しみにしています。

ヴォムピールが人間の悪意を好物とし食べるのが目的なので、様々な人々の負の感情やシチュエーションが沢山でてきます。ちょっとげんなりしちゃうかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-01 00:35:09] [修正:2011-05-10 10:52:20] [このレビューのURL]