「kiki」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月23日

7点 頭文字D

[ネタバレあり]

今出ている45巻まで一気読みしたら面白かったです。一部も二部も同じぐらい面白いと思います。
ただこれ連載開始時から、いや途中からでも追いかけて読んでたら十何年も決着のつかないプロジェクトにイライラしてしまったと思いますが。
そしてもし物語があと10年とか続くようなら私も評価を下げ、途中で読むのをやめると思います。


ちなみに車には全く興味はありません。
読んだ後でも公道レースってバカじゃないの…ジムカーナするかサーキットにでも行けばいいのに。と思ってしまってます。

ただ漫画として読んだらそのバカバカしさが面白いんですよね。
中学生が車で配達しにくる豆腐屋(旅館やホテル側はつっこまないのか!?)とか、高橋家の小遣い事情(どんなけ自由になるお金を与えてるんだ!)とか、バトル中のテンションやビックリな運転術など。

涼介がラストにプロジェクトDをやってるすごく納得できる理由を聞かせてくれるのを楽しみにしてます。

ってかちゃんと終わるの?箱根で最終決戦であとは拓海と啓介が対決して終わり?でも期間は1年って言ってたし、まだ半年しか稼動してないよね?




++++ラストまで読んで

『D』の意味・・・涼介さん、読んでガクーってなったよ!
お金あるみたいだから普通にチーム立ち上げるとか、スポンサーになって啓介ブチ混むとかすればよかったんじゃ…。いずれにせよロマン大好きなお金持ちの道楽ですね。はいはい。
拓海もゴルファーの彼女どこいったん!?
まぁこんなもんかなとも想像ましたが。うーん。
ラスト以外は面白い作品なんじゃないかと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-14 18:40:18] [修正:2014-02-01 22:49:58] [このレビューのURL]

7点 SLAM DUNK

バスケの試合を天才的にうまい絵と神がかった展開で魅せてくれる作品。
最初の方はヤンキーがバスケを始めて…なよくある漫画なんだけど、途中からもう試合シーンが恰好よすぎてたまらない。試合もマジめな展開ばかりでなく所々に漫画らしいマヌケな描写も入れてて読みやすいし。
ラスト中途半端なところで終わっているのが残念だけど、あんなすごい山王戦描いちゃったらもうあれ超える試合なんて描けないのは分かります。それで終わっちゃったのも理解できます。
作者がその時その時で全力出して描いてたんだろうなぁ。

試合シーンはすごい。これ超えるバスケ漫画はもう出ないと思わせる程。
ただ私に何度も読みたいと思わせる程の物語性はないんですよね。
昔に一度だけ読んでまた機会があってまた読んだんだけど、バスケシーンが最高にかっこいい漫画としか思い出せなかったし。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-10-25 01:13:28] [修正:2013-10-25 01:13:28] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

事故から目覚めたら記憶を失っていて、家族も友達も誰も覚えがない人ばかりの高校生の詩織。以前の自分は家族には悪態をつきまくりで、ビッチのギャルだったことを身をもってわかっていく。そんな以前の自分に嫌悪感しか湧かないが、手探りで日常生活を取り戻そうと奮闘する中そばで優しく支えてくれる兄の明夫が気になっていくが…

と物語の途中で記憶を失うのではなく冒頭からいきなり失っているというなんとも面白い設定。自分は覚えがないのに最悪な性格だっただなんて嫌ですよねぇ。
おまけに家族は両親がいなくどうも家族関係も複雑な模様で近親相関も?!ととにかくてんこ盛りです
自分探しと恋愛と過去の謎の人物関係とある上にテンポよく色々変わって進んでいく物語にハラハラと面白く読んでいます。
そして瑞樹ちゃんの黒い描写や開の真っ直ぐな性格、移りゆく詩織の恋心などよく描けているなぁと思います。

ヒロインが元の性格を取り戻したらどうなるのか…とても先が楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-10-25 00:19:24] [修正:2013-10-25 00:19:24] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

渋い。まさにいぶし銀のような作品。
江戸時代もので、主役が約60才のじいさんですから。
でもこのじいさん、年いってるのに剣士として最強だし、嫁さんは約40も年下でかわいいし、お金にも困ってなくのほほんとした(自らそののほほんさはぶち壊しているけど)生活だし、人望もあるしでなんかもう男の老境の理想?

隠居したじいさんが息子や元教え子達などと協力して、江戸市井で起こる様々な事件を解決していくんだけど、最強故に味わうホロ苦さでしょんぼりしたりする時があるのがまたいいです。
じいさんだけでなく時には同じく剣士の息子や、女剣士などが主役になる回もあり、たまーにはロマンスも味わえます。

絵柄も丁寧で、また江戸時代ならではの風景もよく描けていて面白いです。
これは原作の池波先生が書かれたとこまでやってくれるのでしょうか?
まさかラストはオリジナル!?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-09-30 12:56:38] [修正:2013-09-30 12:56:38] [このレビューのURL]

魂が削られる作品。
田舎の山奥に両親と住むパチンコ屋勤めの42歳の主人公岩男は妻も彼女もいないパッとしない人生を歩んでいて、職場でのほのかな恋愛をキッカケに嫁を求めてフィリピンに見合いに飛び立つ。そして連れて帰ってきた若いフィリピーナ、アイリーンとの間にはもちろん愛なんてなく…。

約20年前の作品だけど今でもこんな世界ありますよね。
現実にありそうな設定をデフォルメされた強烈なキャラクター達によってすごい展開になっていく、一度読んだだけでも忘れられない物語。
やっぱすごいわ新井英樹。
それぞれのエゴがどんどんぶつかって、皆が不幸になっていき読んでて胸が痛くなるけど引き込まれて最後まで一気に読んでしまいました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-09-03 21:52:46] [修正:2013-09-03 21:52:46] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

弱い者は踏みつけて、とにかく要領良く立ち回っていた高校生のヒロインは、学校の行事でバスの転落事故にあってしまう。
生き残った生徒は数人でヒロインがバカにしていたメンバーもまじっていた。
何故かこない救助、乏しい物資、その環境から脱出できなく寄せ集めのメンバーは元からの歪んだ人間関係のせいもあってどんどんギクシャクしていく…。

全6巻という短い中でハラハラと楽しませてくれて一気に読んでしまう作品です。
バス一台消えているのに見つけられないのが不自然だけど、また○子が狂いすぎだけどw、サバイバル技術もあり、サスペンスもあり。そして様々に人間関係の心の機敏を描ききっていて面白かったです。

ちょっとだけ"7seeds"に似ているかもと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-10 22:19:44] [修正:2013-08-10 22:19:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

とうとう100巻越え!
最終章が始まって結構年月が経つのですが、ホンマにこの漫画
終わるのでしょうか…?

真剣な戦闘シーンでも決め手がギャグで解決しちゃったりするので任侠物のストーリー漫画として読んだらかなり肩透かしをくらうかと。
秋野さんが大出世街道を歩んでいる以外はそもそもループ気味ですし。
あ、あと秋野さんとドンちゃんのロマンスも多少は進んでるか。
最初の方の恋模様には「気づかない方が変やろ」とイライラしてましたが、最近のお互いのだましいだましいの関係はもどかしくてキュンときて好きです。

私は最初は水戸黄門チックだし、問題が解決してはまた新たな敵が出てきて…の繰り返しやんと敬遠してましたが、肩の力を抜いて読めばハードボイルドにロマンスにギャグにと楽しめてB級娯楽漫画としてはかなり面白いものだと思うようになりました。

ギャグ要員がバカバカしすぎて、そのくせストーリーに重要に絡んでいる
ところなんて秀逸かと。(100巻だと馬場花子が最高でした。あの龍宝
のスキを突けるだなんてすんごいアサシンっぷり!)

マンサンのこち亀みたいなもんで長く連載することに意義がある作品
なのかなと。(もちろんそれなりに面白く)
ストーリー漫画として読んでないです。話だけでなくキャラクターの
性格も一貫してないとこあるし。

それにしてもラストってキッチリ完結するのかな?
ドンちゃんがヤクザを辞めるのか、秋野さんが姐さんになってしまうのか、はたまたもっと奇想天外な終わりがあるのか気になります。
結局何も変わらず2足のわらじはいたままだったら怒り狂ってしまいそうなので、それだけは勘弁して欲しいです。


------追記

最終巻まで読みました。
意外な終わり方だったけど、とてもよかったです。
まさかあんなシットリ終わるとは!!

本当はもっと連載短い予定だったんだろうな、とは思いますが長年コンスタントに楽しませてくれて感謝です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-30 22:30:48] [修正:2013-08-10 22:03:08] [このレビューのURL]

緊張してすぐにテンパってしまい、異常にどもったり挙動不審になってしまうヒロイン、小川今日子。
家族や周りの人々から疎んじられた彼女にとって大学時代に出会った星名さんは唯一心が許せる人で、彼にのめり込むも結局は残虐な仕打ちに合いトラウマになっていた。
OLになって合コンで出合ったクールで自分を持った吉崎に惹かれ過去を決別しようと奮闘するオガちゃん・・・

なんかもう読んでてこっちまで「うわあああ!」ってなってしまいました。
空回りし続けるけど克服しようと頑張るオガちゃんには胸が締め付けられます。
星名さんのクズっぷりやオガちゃんの星名さんへの態度にイライラもしますが、作者さんの描き方が上手いんだろうなあ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-06-10 00:08:30] [修正:2013-06-10 00:08:30] [このレビューのURL]

お琴の部活漫画。
部員が一人しかいない廃部寸前の箏曲部に中学では問題児で
いかにも不良な男子が入部して・・・ってな琴は別にしてよく
ありそうな設定と思いきや、ダブル主人公の一人マジメな先輩
は別にして、他の新入部員は同じく不良仲間三人+琴では有名な
家柄で琴は凄腕な高ビー女子(紅一点)という面白い取り合わせ。

特別光っているキャラはいないけど、取り合わせが意外で面白い
化学反応がでそうな雰囲気です。

作者さんがお琴をやっていたこともあったりして、初心者でも
分かりやすく描いているし(ってまださわりの部分ですが)
絵も丁寧で見やすくていいです。

まだ第一巻しか出てなく、ようやくメンバーがそろったばかり
なんで今後の話がどう転がっていくか楽しみです。


---追記。
2巻でかなり面白くなってきたので6→7点に変更。
ツンツン同士のカップリング(になるのか不明だけど)が素敵です。
まぁ少女漫画ですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-23 00:15:58] [修正:2013-05-21 12:51:31] [このレビューのURL]

史実と話を盛り上げるためのフィクションのバランスがいいですね。
中国の戦国時代の戦闘&政治漫画だなんて男だらけでむさ苦しくなり
そうなところに美少女を投入。二人ともありえないんだけど、話を面白く
転がしていて楽しく読めます。

目力が異様にある信も王道でよくある主人公像なんだけど、
描写がいいですね。読者までもが惹きつけられてしまうパワーが
溢れていると思います。
他の登場人物達の切れ者っぷり、大物の大将っぷりも素敵で
これいい男が山盛り出てくる漫画だなぁなんて思っちゃいました。

熱く、スケールのある漫画でまだまだ先が楽しみです。


ただ大将軍達の一対一の対決の時の描写が長すぎて、又その不死身っぷり
にちょっとうんざりしちゃう時もありますが…。刃どうなってるんだよ…

これ中華統一までやるんですよね?
100巻は超えるんでしょうか?
そこまで長いとさすがに飽きてしまいそうと心配です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-07 01:41:45] [修正:2013-01-09 17:47:27] [このレビューのURL]