「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

あっけない終わり方。
連載終了時の巻末コメント「ネタが出ないので終わります」以外に何かあったのではないかと、下衆の勘ぐりをしてしまうぐらいに唐突。

内容はいつも通りの下ネタ満載、というか良く思いつくなあというほどのラッシュ・ラッシュ・ラッシュ。
小学生まで下ネタの対象にしてしまっているのはいいのか・・・

他作品も含めてこれだけ大量の下ネタを考えていると、一般生活のちょっとしたヒトコマの中でも逐一下ネタが頭に浮かんできて、氏家先生がノイローゼになってしまわないかが心配。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-06 20:08:58] [修正:2007-02-06 20:08:58] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ポケモンのフォロワーゲーム「メダロット」のコミック版。
基本的には主人公の少年とロボット(メダロット)との交流を描いたパートナーシップ物。

トーンやベタをあまり使わないので全体的に画面が白い。
特異なコマ割で他には無い特徴を出そうとしている点は評価したいですが、児童向けと考えたらプラス要素にはならないかな。
物語のラストはパートナーシップの確認に落ち着くのですが、その過程が妙に壮大かつ観念的なので年少の読者には難しかったと思う。

生き物に関してある種の教訓じみたメッセージも発信しており、身につまされる部分もあって自分は十分楽しめましたが、これもメインターゲットの客層からしたらうるさいだけの要素になりかねないよなあ・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-02 00:59:23] [修正:2007-02-02 00:59:23] [このレビューのURL]

世間的な人気は無かったけれども、個人的には嫌いではなかった。
いや、むしろ好きだったのかもしれない。

ありがちな学園コメディなのですが、当時としては珍しい漫画描きをメインに据え、妙にとがっていて魅力があるキャラクターたちでガツガツ押してくるタイプ。
ギャグ自体は絶賛できるほど面白くはない(というか、全体的にすべり気味)。
ですが、楽しい青春といった雰囲気は十二分に出せていたと思います。
ジャンプというよりもサンデーっぽい作品だったなあ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-01-31 00:07:29] [修正:2007-01-31 00:07:29] [このレビューのURL]

コミックボンボン大リニューアルの際に打ち切られてしまった作品。
内容はおバカなエロコメ。
小難しい設定も無く、コマ割もとことん丁寧かつ分かりやすく構成されているので非常に読みやすい。
まさにベテランの仕事。
漫画の教科書という感じ。

しかし、作画や漫画表現が近年の流行に乗っているというわけではなく一世代前の、はっきりと言えば古臭い代物なので、今のボンボンメイン読者であるべき小中学生よりも、むしろ帯先生の代表作、往年の『ゴエモン』シリーズを楽しんでいた世代の方がはまると思う。
メインキャラも「ヤエちゃん」よろしくの「くのいち」だし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-27 06:50:43] [修正:2007-01-27 06:50:43] [このレビューのURL]

人気ゲームのコミック版。
ストーリーはゲーム版にある程度忠実なRPG仕立て。
大きな脅威を相手にしながらも細かいおつかいエピソードをこなしつつ旅を続けるといった感じ。
王道な作りなのでゲーム未プレイでも楽しめます。
ゲーム原作という言葉から受けるイメージよりも敷居は低い。

気になったのは作画のタッチが少女漫画風で、主人公とヒロインのラブストーリーにはバッチリはまるのですが、バトルシーンになるとどうしても迫力不足になりがちな点。
丁寧で綺麗ではあるものの一長一短かな。

エニックス社内のゴタゴタの所為か終わり方が急だったのは残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-23 07:13:36] [修正:2007-01-23 07:13:36] [このレビューのURL]

「サンデーGX」の創刊時のメンバー。
小野先生はコロコロなどの児童向けと18禁の成人向けの間を行ったり来たりしている作家さんなのですが、この作品はそのちょうど中間から少し児童よりの雰囲気。
基本的にはちょっとHな王道の少年漫画という枠に入っています。

内容は偶然?にもネコの王になってしまった主人公とその使い魔的なネコとのパートナーシップだったり、お互いの成長物だったり。
後半部分で割りと重い話になり、ガツンと来るセリフなんかもあったのですが、演出が軽いせいかいまひとつのめりこめなかったのは減点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-13 17:35:26] [修正:2007-01-13 17:35:26] [このレビューのURL]

内容的にはよくある選手や監督いじりの4コママンガですが、そのターゲットが全て浦和レッズ。
タイトルの通り完全に浦和サポーター向けのアイテム。

とはいえ浦和には日本代表選手も多く、Jリーグの中でも一般浸透度の高いチームなので、自分のような外野の人間でもそれなりに楽しめます。
似顔絵もよく特徴をとらえていて似ていますし特に文句の付けようもない。

まあそれでも、あくまで100%楽しめるのは浦和サポーターだけだと思うし、またそうあるべき作品だとも思いますけどね。

この手のプロスポーツパロディ作品は一昔前にプロ野球物などで隆盛を誇ったジャンルですが、最近はいまいちヒット作が出てきていないのかな。
そういう状況も含めて、モデルを一チームに絞り、あえて読者を選ぶというやり方は面白い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-08 20:41:14] [修正:2007-01-08 20:41:14] [このレビューのURL]

女の子以上にカワイイ女装少年。
偶然にも最近のトレンドにもはまっていますね。

作品の位置づけとしてはギャグの古典であり、漫画にポップなセンスを取り込んだ最初の作品。
ギャグのテンポは良いものの時事ネタやパロディが多用されるので今読んでも分からない部分もあり、この手のネタはその時代の中で読まないと本当の面白さは伝わらないんだとつくづく思います。

それでも現在においてもこの作品を名作たらしめるのは「絵」。
とにかく女の子の一枚絵が当時のギャグマンガとしては破格の上手さだと思うし、可愛い。
江口先生がイラストの仕事をメインにしていったのもうなずけます。

ラストは壮絶に未完。
HUNTER×HUNTERがこのまま終了するなら、この作品と並びジャンプの負の部分の象徴となること受け合い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-03 09:44:14] [修正:2007-01-03 09:44:14] [このレビューのURL]

この作品も長いなあ。
スタートから20年ですか。

パッと見は普通の地味社員。
その実、会社内の様々なトラブルを解決する「スーパー総務マン」。
サラリーマン漫画の基礎を築いてきた作品の一つでもあるので、基本通りのキャラ配置・エピソード選びなど安定したクオリティは保っていると思います。
六平太のキャラクターと絵柄もあいまってか他のサラリーマン漫画よりものんびりした印象。

個人的にはそろそろ展開に変化が欲しいところですが、メインの読者層を考えるとこのまま続けるのがベストなのかな。
これぞ「偉大なるマンネリ」か。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-30 21:13:27] [修正:2006-12-30 21:13:27] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

前半と後半で評価が分かれますね。

前半は一癖ある監督が高校野球部を変えていく、タイプとしては『ラストイニング』や『駆けろ大空』が近い感じ。
仲良し野球部がチーム内で衝突しながらも戦う集団になっていく。
ここまでは純粋に熱いストーリー。

後半は剛速球のエースがほぼ主役に。
一定の熱さはあるんですが、エース一人をクローズアップしてしまったがために、前半で築いてきたチーム熱は冷めてしまったかなあ。うーん。

そしてラスト付近での衝撃的な鬱展開。
初めて読んだのが小学生の頃だったので、正直トラウマ。
なまじっかベテランならではの表現力で描かれているものだから余計にダメージが・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-24 16:46:48] [修正:2006-12-24 16:46:48] [このレビューのURL]