「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

ほんわかしたラブコメものになるのかと思いきや・・・

あと一歩でヤンデレって位の愛情表現をしてくる小春ちゃんの言動。
たて笛舐めとか漫画で初めて読んだので軽くショックでした。
「やりすぎ」な彼女の言動は主人公にとってはホラーです。怖いです。
というか演出の仕方とかもわざと狙ってそうやっています。

だけど完全なホラーとまではならず、ギリギリのラインでピュアな純愛っぷりを見せてくる加減が上手い。

なかなかインパクトのあった一巻でしたが、この内容だと長く続ければ続ける程マンネリ化&盛り下がりをすると思うので短くまとめて欲しいです。

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[投稿:2010-07-07 22:40:46] [修正:2010-07-12 21:41:10] [このレビューのURL]

6点 RATMAN

「咲-saki」が現実よりも麻雀が一般的となった架空の世界を舞台にしているように、この「RATMAN」は世間がヒーローブームとなっている世界を舞台としています。

ヒーローのデザインはアメコミ風のものからキンキラキンのメタルヒーローの様なもの、スッパマンみたいなギャグ寄りのものまで多様。
ストーリーはところどころ小ネタを挟みながらもヒーローにあこがれる主人公が「本当の『ヒーロー』ってなんだ」と悩みながら成長していく姿を描く割と王道的なものです。
5巻位からちょっと迷走してる感じもしますが…

絵はいかにもアニメ風な癖のない絵で、全体通して安定してます。
しかし、魅せる処は魅せる事もできていて悪くないです。

個人的に好きなのはジャッキー達とヒロインの水島ミレア。
組織の構成員であるジャッキー達は独特の憎めなさがあって場を和ませてくれます。
ミレアはなんだか見ていて応援したくなる可愛さがあります。

爆発的な面白さは無いですが、安定して楽しめる作品って感じでしょうか。

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[投稿:2010-07-08 23:14:49] [修正:2010-07-08 23:14:49] [このレビューのURL]

作者曰く「ツンデレじゃなくてツンウル(ツンツンウルウル)」を目指してヒロインを描いたらしいですが、どうみてもテンプレの塊のようなツンデレヒロインになってます。

とりあえずキャラの言動がお約束すぎて何の意外性もありません。
絵は凄くキラキラしてた印象で、個人的には上手だと思いますし、好きです。

学園ラブコメなのですが、部活の中身とかストーリーは何がしたいんだかよくわからない点も多かったです。
しかも最終巻になるとまさかのバトル展開に。

キャラやストーリーがベッタベタだった分、急な方向転換となった3巻の方が正直楽しめました。
そのお陰で3巻でなんとなく良い感じに読み終えられます。
とはいえ、あまり人にはお薦めできないかなぁ…って感じですね^^;

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[投稿:2010-07-06 23:02:18] [修正:2010-07-06 23:03:51] [このレビューのURL]

漫画でロボットものを連載するというのは個人的な先入観かもしれませんが、なかなか大変だと思います。

しかし、この「ブレイクブレイド」はそんな中シャープな線でしっかり動きのある戦闘が描けています。
読みやすいか、というとロボットというのはやはりデザイン性の問題か、どこがどうなっているのかわかりづらい所もありますが・・・
あと銃口と銃弾がとても小さいデザインで描かれるので、それも発想自体は面白いのですが、わかりづらいと思う時もあります。

敵陣営味方陣営どちらもバランス良く描かれ、また退場していくので常にどちらが勝つかわからない緊張感ある戦闘になっています。
また、女性陣はとても可愛く描けていて魅力的。
シリアスな戦争が続く作中でのオアシスとなってます、ホント。

まだまだ話が続きそうなので、主人公ライガットの更なる成長に期待です。

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[投稿:2010-07-04 23:24:50] [修正:2010-07-05 21:19:25] [このレビューのURL]

ぺんぎん版を読了。
表紙の所為で若干一話の展開が読めてしまったので、現在発刊されている版の方が読むときは衝撃度が増す…かも。

普通、主人公っていうのは読者が感情移入する対象です。
この作品は主人公の言動が、実は他の登場人物にどうやって受け止められていたのかという点がキモなので中盤から明かされる「真相」は結構自分はショッキングでした。

短い中でしっかり山場が作れていて面白かったです。

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[投稿:2010-07-01 23:07:47] [修正:2010-07-01 23:07:47] [このレビューのURL]

ウェブ上で面白いと話題になっていて存在をしった作品。
ウェブ上で読めるにもかかわらずスルーして読まずにいて、単行本がようやく出たので買いました。

心療内科、メンタル 
非常にデリケートで扱いづらい題材という印象です。
しかしその「とっつきづらそう」という事を徹底してなくしてくるこの作風は凄い。
単純にいえばメンタルについて語りながらひたすら漫才してます。ちょいちょい脱線する事も。
ひたすらボケまくりのヒロインとひたすら突っ込みを入れる主人公(なのかな?)
読者の予想を裏切ってくるボケの上手さがホントの芸人のネタの様で思わず吹き出してしまうところも多々。

もちろん、メンタルの中身に関しても「なるほど」と知識がついて理解が深まります。

この作品が連載されているのは何より「少しでも心療内科を生活の中で身近な存在に」という事でしょう。
何かあったら一人で抱え込まずに、メンタルへ。
各話のしめくくりが「○○な時はメンタルへ!」となっているのもその為。
私としてはこの作品の面白さはそれを十分果たせていると思います。
とりあえず普通に漫画としても面白く感じたので高めの評価です。

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[投稿:2010-06-30 23:13:51] [修正:2010-06-30 23:19:17] [このレビューのURL]

原作未読。アニメ化から手にとってみましたが・・・微妙です。

漫画版を原作挿絵の方描かれている、というのは「紅」とかと同じですね。
絵だけなら特に悪くもないと思うのですが、この漫画版は漫画として読みづらい印象をうけました。

漫画版としての印象は
展開が唐突に感じたり、キャラの掘り下げが不足していて勝手に動き出してる様に感じておいてけぼりくらったり…

作品自体のレビューとしては
そもそも主人公の目標自体もあまり面白味がなかったり、ファンタジーものにしても学園ものにしても設定が中途半端でのめり込めなかったり…続きもイマイチ気になりませんでした。

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[投稿:2010-05-29 23:24:53] [修正:2010-06-30 20:44:02] [このレビューのURL]

原作・福本先生による密室劇。
あらすじからとても興味が出て、買ってみました。

全一巻として無難にまとめています。
でも、オチは確かにそこまで意外性があるという程でもないです。
どんどん神経をすり減らしていくのがわかる浅井の表情の変化は見所。

「聞いてしまったあいつが・・・・悪いのだ・・・・!!」
この作品を象徴するセリフですが、使いどころが上手でとても印象に残りました。

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[投稿:2010-06-29 22:31:11] [修正:2010-06-29 22:31:11] [このレビューのURL]

田村先生3作目。
あまり楽しめなかったというのが正直なところ。

舞台が現代なのが悪いのでしょうか。
80年代全開なのがとても古くさく感じてしまいます。
主人公の得意技がローラースケートだったり、ディスコいったり、フロッピーディスクが噂にきくレベルの貴重なものだったり、東京ドームができたばっかりだったり。
日本の財政界とかそういう世界観もなんだか話が急に大きくなってついていけませんでした。
良いな、って思えたのは「無自覚な悪」という月子のキャラと、終盤の展開くらいでしょうか。

二面性を持つキャラクターというのがこの作品でも中盤までの軸であり、この設定をさらに発展させた結果が「BASARA」なのでしょう。
絵的にもまだまだ発展途上。
アクションストーリーなのにアクション自体はあまり魅せられないのが残念。

この作品あっての「BASARA」や「7SEEDS」なのだ、と作者の成長を知るのには良いかもしれません。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2010-06-28 23:31:11] [修正:2010-06-28 23:31:11] [このレビューのURL]

「テルマエ・ロマエ」の作者さんによるエッセイコメディ作品。

内容は「ダーリンは外国人」系といえば伝わるでしょうか。
イタリアでの結婚生活のあれこれを面白おかしく描いています。
絵の雰囲気もそういう感じでデフォルメが99%。
ルシウス見たいな絵は極まれです。

「イタリア人と結婚して大家族と暮らしている」といわれてなんとなく優雅な生活をイメージした方は見事にそれをぶち壊されるでしょう。
文化の違い、人柄の違い、常識の違い。
国際結婚ってホント大変そうだなぁと読んで実感しました。

気軽にさくさくと読めますが、それだけという印象でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-27 23:00:49] [修正:2010-06-27 23:00:49] [このレビューのURL]

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