「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

「GA 芸術科アートデザインクラス」は1巻で個人的に会わなくて読むのを止めてしまっていたのですが、この「棺担ぎのクロ」を読んで「GA」の続きを読んでみたくなりました。

ちょぴりダークなファンタジーもので、4コマ形式でありながらしっかりとしたストーリーがあります。
オチを4コマで必ずつける訳でもないですし、別に笑いをとってくる内容でもありません。
世界を旅して様々な人・町・世界と出会っていく訳ですが、不思議と惹き込まれる良い世界観をしていると思います。
ページの枠を全部黒にしているのも雰囲気づくりに一役買ってくれています。
絵柄もファンタジーがとても合っていて、なんだか絵本を読んでいる様な気分になりました。

休載中と知ってちょっと残念です。

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[投稿:2010-07-20 23:38:40] [修正:2010-07-20 23:38:40] [このレビューのURL]

シュールギャグ4コマ。
女子3人の会話のみで構成される4コマなので、萌え4コマにも入ると思う。
まぁ、萌え的な要素は無いと思ってもらって結構ですが(内容が内容なので)

なんとも脱力的な絵が特徴です。目が棒線2本みたいな。
その絵柄と主なネタがダジャレネタなので、ひたすらシュールです。
(シュールって意味が間違ってたらすみません)

一応主な舞台は学校ですが、ネタ的には正直どこでも成立するでしょう。(学校で女子三人が織りなす日常会話っていうシチュエーションが大事なのでしょう)
一応主人公が宇宙人という事になってますが、そんな要素はすぐに忘れられます。(たまに飛ぶ程度)
一応メインキャラは3人いますが、ボケと突っ込みに分かれるだけで、キャラ独特の個性といったものもありません。

こんな感じの独特な作風と雰囲気にハマれば楽しめる作品。爆笑は出来ません。

※7/20
得点だけ変更 5→6


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[投稿:2009-12-09 05:00:11] [修正:2010-07-20 23:28:25] [このレビューのURL]

表紙の線と色遣いに「おっ」と目がとまりました。
帯に藤田先生の文字があったので、作者をみたら藤田先生のアシだったジョニーじゃないですか。
そんなわけでとりあえず購入してみました。

主人公のガチンコでまっすぐで熱血な性格とかはもうなんていうか今時だと珍しいって思えるほど。でもちょっと鬱陶しいと感じてしまったり。
江戸の街になんで巨大な蟲が発生しているのか、とかあの巨大さに対して蟲奉行所の人数少なすぎやしないか、とか疑問点というかツッコミ所は多く、今後そこらへんを納得いく説明をしてほしいです。

蟲の凝った描き込みと、ヒロインの可愛さと、作者のこだわりを感じる様なくどいサービスシーンは良いんじゃないかと思いますよ。少年誌ですから。

こういういかにも「少年漫画」みたいなのが肌に合わなくなってきたなぁと、自分の年齢を感じた作品でした。

※7/20
得点だけ変更。6→5

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-21 22:17:32] [修正:2010-07-20 23:25:36] [このレビューのURL]

「狼の口 ヴォルフスムント」を連載中の久慈先生の短編集。
表紙の通り、主に戦国時代を舞台としたハードな内容の短編がメインです。

絵の迫力、台詞まわしなどは良いと思うのですが話のまとめ方が「ん?」と思う様な少し変わったところで終わるものが多かった印象。

そして読んでいて驚いたのは途中で突然アニメ版「エマ」第二幕の公式サイトで連載していた (今でも読めます)「舞子の部屋」になって雰囲気ががらっと変わるところ。
短編集ならではですが「どうしてここにこれを挟んだのか」と疑問でした。
しかし、読んでみると作者の短編からのパロディネタが含まれているんですね。(しかも未発表作品の)
絵も「エマ」にどことなく似ていて凄いです。「エマ」ファン、森先生ファンの方は是非。

分厚くて値段も割高ですが割と楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-19 23:35:23] [修正:2010-07-19 23:35:23] [このレビューのURL]

舞台がヨーロッパであること、背景や小物にもこだわって丁寧に描かれていること、一話ごとの終りに1ページのサイドストーリーがあることなどから森薫先生の「エマ」がデジャブします。
画風自体も割と似ている様な気がしますし。掲載誌もFellows!ですし。

とはいえ、別にそれはマイナス要因ではありません。
むしろ森先生や入江先生が好きな方なら是非読んでみてください。
お嬢様育ちのジゼルを主人公と据える事で、普通の生活というものを新鮮に描いています。
「今が一番楽しいな!」というジゼルの台詞は正にそれを表現したものでしょう。

ジゼルの過去などこれからストーリーの本質が明らかになっていくのだと思いますが、今後に期待の持てる作品です。

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[投稿:2010-07-18 16:52:47] [修正:2010-07-18 16:52:47] [このレビューのURL]

作風としては「ジョジョの奇妙な冒険」を意識している様にみえます。顔の描き方や擬音とか。
絵の癖は半端なく、いかにも「チャンピオン」らしい濃い作品です。

しかし、同じ能力バトルでありながら「限られた能力をいかに利用して勝利するか」という頭脳戦を見せるジョジョとは真逆な方向、「俺のすげえアルター能力で全部ぶっとばす」みたいなパワーバトルとなっています。

大真面目に大バカかます様な内容で、特に4巻過ぎあたりからテンションがどんどんおかしい方向に。
「シリアスな笑い」要素が強くなります。
ラスボスの能力が「人間ワープ」と「スーパー光線銃」って。
話は佳境なのに終盤の方が笑いが止まりません。

こういうおバカ漫画というのは好き嫌いも評価も分かれる所ですが、自分は意外と受け入れられました。
点数としてはこの程度ですが。

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[投稿:2010-07-18 07:01:23] [修正:2010-07-18 07:01:23] [このレビューのURL]

ハルオのキャラがいかにも女性作者が作ったキャラだなぁという風に感じましたが、それ以外はほのぼのと楽しめる作品です。
デフォルメが利いた読みやすい画風で、背景も丁寧に描かれています。
しかし動きのある絵は相変わらず苦手な様。

しかしこのまま二人があっさり結ばれたり・・なんて事にはならないでほしいし、ならないでしょうね。

あのFellows!で連載中という事で、この作品をきっかけにより多くの方に作者を知ってもらえたら良いなぁ…と勝手に思ってます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-18 06:47:18] [修正:2010-07-18 06:47:18] [このレビューのURL]

遂に原作も完結。
館尾冽版「フルメタル・パニック!」で描かれた「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」よりも後の原作の続きを漫画化。作画者交替に伴いタイトルも装丁も一新されてます。
(「ポケスペ」なんかは作画の先生が代わってもタイトルを変えずに続いてますが、この作品は完全に絵が別物なので仕方ないです)

内容は原作を忠実に漫画化されていると思います。
多少の省略・簡略化に伴いスピーディーに展開しますが、原作を補完するには十分な内容です。
人気タイトルなだけありラノベの漫画化作品でここまで長期にわたって連載しているのも珍しいと思います。
原作の刊行ペースが遅かった為、最新刊まで内容が追いついてしまうのではないかと心配がありましたが…
その分、外伝のエピソードやギャグ回の作品まで漫画化されていてファンとしては嬉しい。

絵は序盤の3巻位までは作者の絵の癖が残っていて、また館尾版とのイメージの違いから宗介は特に違和感がありましたが、そこからは比較的原作・アニメに近い顔つきになり違和感も無くなります。現在は館尾版よりも好きです。

漫画最新刊で原作最新刊まで追いついてしまっていたので、あと少しで完結。
無事最後まで描き切って欲しいです。

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[投稿:2010-07-17 23:10:40] [修正:2010-07-18 06:31:05] [このレビューのURL]

よしなが先生の作品のレビューは4作目で、作者の作品群の中ではまだ一部にすぎませんが、今のところどれもつい高得点になってしまいます。
(「西洋骨董洋菓子店」「フラワー・オブ・ライフ」が8点、「大奥」が7点をつけてます)
それはどれも巻数が長すぎず、且つしっかり盛り上げてくれるからです。。
読み終えた後に自分の中で「他人に薦めやすい」という位置に安定して入ってしまいます。だから点数も高めになってしまうんです。

この「愛すべき娘たち」は中心となるキャラクターは存在しますが、一話毎の主役はオムニバス的に変わるため、様々な話が楽しめます。

「恋をするって人を分け隔てる事じゃない」

という作中のセリフが特に印象的でした。

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[投稿:2010-07-17 00:43:30] [修正:2010-07-17 00:44:47] [このレビューのURL]

8点 からん

京都のとあるお嬢様高校を舞台とした、女子柔道部活漫画です。
このあらすじだけで「女子高生がキャッキャウフフとゆるゆる部活と学園生活する漫画かな」と思った方、大違いです。
スポ根入ってます。
絵柄的にも「萌え」とは程遠いです。

まぁ、そんな雰囲気を作っている一番の原因(?)は大石萌先輩のキャラです。
ここまで「体育会系女子」っぽいリアリティ持ったキャラは初めてでした。
「はじめの一歩」でいう鷹村みたいな感じです。

こんな強烈なキャラがいますが、メインキャラの雅と京の魅力もそれに負けていません。
主人公でありながら、精神的にも技術的にも十分成長していて自分の事よりも周りの事に気を配る雅は主人公らしくない特殊なキャラだと感じました。
先輩とのコミュニケーションの取り方、少し人をくったようなテンションの高さは「巨娘」のノリを思い出します。
その分、「成長」が楽しみなキャラが京。京はこの作品のマスコット的存在でもあり、ヒロインでもあると思います。
「神戸在住」で見せた方言に対するこだわりはこの作品でも健在で、個人的にたまらないですw

特殊な経緯を持つこの二人と対照的に平凡な比嘉さん他の一年生が彼女たちの影響でどう変化・成長するのかも楽しみ。(そんなにすぐ変わるとは思ってませんが…)

「神戸在住」から「巨娘」も作風の激変ぶりに衝撃を受けましたが、今度は漫画の描き方すら別の作品になってて更にびっくり。
どんだけ色んな作品が描ける方なんでしょう。短編集とか出たら読んでみたいです。

この作品の注意点を挙げるとすると、既に上がっていますが「第一話」です。(正しくは第0話ですが)
「わっ」とさして重要でない人物まで一気に登場させるので、絵の癖もあって誰が誰だか少し混乱するかもしれません。
雅と理事長の関係だけをつかめれば、あとは問題なく入っていけると思うので我慢して読み進めてみてください。
一度読んだだけではわかりづらく、読み返すと面白さに気づける。そんな内容です。
個人的には3巻くらいからどんどん面白く感じてきて、楽しめています。

あ、4巻のおまけ漫画は自分も吹きましたw萌先輩…w

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-11 02:29:23] [修正:2010-07-16 07:27:15] [このレビューのURL]

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