「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

6作収録されていますが、個性ある作品だらけ。
短編の中でも特に短い「下層戦略 鏡打ち」「制服は脱げない」はギャグのテンションで。
その他の作品は比較的シリアスに展開しますが、どれも「最後のどんでん返し」が凄いと思います。

印象に残る台詞も多かったです。canさんがあげている「一人でいれば聖女に見え、群れていれば豚に見える それが女子高生」とかもそうですが、一番印象に残ったのは「シズルキネマ」の中の「人のやる事なす事に『中二』とか言って悦に入ってる連中が一番何も作り出せない層なんだよ!バ―――カ!!」ですね。

様々な作品をしっかり面白く描ける作者の力量を改めて思い知らされました。

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[投稿:2010-03-30 00:22:24] [修正:2010-03-30 00:22:24] [このレビューのURL]

良質な短編集。
吉田聡先生の作品は初めて読みましたが、なんとなくもっていた先入観以上に絵がとても上手。
キャラの顔から背景までしっかり描きこまれているなと思いました。

ストーリーは3編収録されています。
ギャグとシリアスでのメリハリが効いていて良いです。(ギャグ顔はちょっと人選ぶと思いますが…)
恋とか友情とか青春らしいテーマをどれも扱っていて、皆良い後味を残してくれます。
個人的に好きなのは表題作の「Birdman Rally」。

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[投稿:2010-03-30 00:21:08] [修正:2010-03-30 00:21:08] [このレビューのURL]

水島作品の中で最も少年漫画の主人公らしい顔と性格をしてるのがこの作品の主人公・中西球道。
某サンデーの長寿野球漫画がこの作品と非常に設定やストーリーが似通っているのは有名(でしょうか)

「球けがれなく道けわし」は名言。
その名の通り球道の険しい人生を幼少期から高校時代までをしっかりと描いていかれてます。
あとはオカシューさんのレビューで既出なのですが、高校時代は球道が強くなりすぎたのか試合内容がイマイチに感じるモノが多かったです。(特にドカベンとかと比べるとキャラの個性が足りない…)

個人的に好きだったのは才蔵。任侠者みたいな浮いたキャラクターのインパクトが凄かった。
だから「大甲子園」になって性格が軽くなってたのが非常に残念でした・・
ラストが半端なのは「大甲子園」への布石なので仕方ないです。

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[投稿:2010-03-30 00:19:52] [修正:2010-03-30 00:19:52] [このレビューのURL]

全3巻の方ではなく1冊にまとめた「ぼくんち全」の方で読みました。
実は数年前に一度「いいから読んでみ」と薦められて読んだ事があったのですが、記憶がちょっと曖昧だったので買いなおしました。

未読の人に注意すると、この作品はかなり鬱な作品です。
絵本の様な絵柄で、あの残酷な現実を描いているのは反則の様な。わざとギャップを狙っているのでしょう。
社会の中でも最下層といわれても仕方ない生活の中でも、家族を大切にし笑って生きる姿はそれだけでなんか胸にくるモノがありました。

ただこの内容は不快と思われるのもわかります。不幸自慢の様にも見えますし。
自分のまったく知らない世界を少し知る事が出来たと思うので読めて良かったと思ってます。

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[投稿:2010-03-30 00:16:36] [修正:2010-03-30 00:16:36] [このレビューのURL]

東方Project漫画シリーズ第三弾。
ネタの内容が他の二作品と比べるとかなり軽い4コマ漫画です。
サブタイトルの通り主役は永遠亭のメンツであり、彼女達の日常をゆったりと描いています。

東方の生みの親ZUNさんは「原作」ではなく「原案」どまりで、ネタだしは作画者のあらた先生がしているのが、他の作品との空気の違いがはっきりとしている原因でしょう。

しかしキャラ崩壊を起こしたり、ファン達の間で造られた二次設定を積極的に引用したりという事はしていないので原作ファンでも安心して楽しめる内容となっています。
絵柄もかわいらしくイメージを崩さずに読めるでしょう。永遠亭にいる地上の兎がやけにかわいいです。

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[投稿:2010-03-30 00:14:41] [修正:2010-03-30 00:14:41] [このレビューのURL]

同名のビデオアニメの漫画化作品らしいです。連載誌がわかりませんでした。2008年に徳間書店に復刻された方を読みました。

伊藤明弘先生の作品はこれで3作品目となりました。
この作品も相変わらずのガンアクションでB級映画っぽさがハンパないです。
ストーリーが「謎の細菌でゾンビの街と化した東京を舞台」にドンパチするので「バイオハザード」をものすごい連想しました。

他の作品と比べると顔の描き方もアクションシーンの見やすさも少しイマイチに感じました。単に昔の作品だからですが。

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[投稿:2010-03-30 00:13:53] [修正:2010-03-30 00:13:53] [このレビューのURL]

志村先生のショートストーリー集。

「放浪息子」から志村先生に入ったにわかな自分としては、その過激な内容に初めはちょっと驚きましたがすぐ慣れました。
描写に差はあれど、作者特有の空気感は変わってないんだなぁと思いました。

短編エピソードが沢山ある本作だと登場人物の見分けを付けるのが大変でした。中には繋がっている短編もあるので「あ、このキャラは前にもでたっけ?違ったっけ?」という風に混乱しました。
空白と余韻で雰囲気が作れているのが凄いと思いますが、最近の作品と比べるとやはり説明不足というか読者の想像に任せられる部分が多すぎると感じました。

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[投稿:2010-03-30 00:12:40] [修正:2010-03-30 00:12:40] [このレビューのURL]

「にょろーん ちゅるやさん」と同じえれっとさんによるパロディ漫画第二弾。
今回は「らき☆すた」のメインキャラ、柊かがみが何故が豚になっているというギャグ漫画です。

「ちゅるやさん」とは結構作風も違います。
太い線だったのが特徴だったちゅるやさんと比べてこちらは割と普通な線ですし、かがぶーはかがみがそのまま豚になった感じで性格はほぼそのままです。
「らき☆すた」の日常の雰囲気はそのままで、かがみだけなぜか豚になってるって感じでしょうか。

ちゅるやさんと比べると中毒性は落ちますが、作画の綺麗さやネタの安定度ならかがぶーの方をお薦めします。

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[投稿:2010-03-30 00:11:53] [修正:2010-03-30 00:11:53] [このレビューのURL]

「みなみけ」より後に読みましたが、意外と面白かった。
キャラが非常に小学生らしく動いてると思います。

この作者特有の「リアル顔」の使い方がこちらの方がうまい様な・・
まぁ、露骨なサービスシーンが受け付けない人にはお薦めしません。

みなみけ以上にキャラの判別が困難だったのが悪い点でしょうか。

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[投稿:2010-03-30 00:11:14] [修正:2010-03-30 00:11:14] [このレビューのURL]

女子プロレス漫画。作者の作品は「放浪息子」以来2作目です。
独特な雰囲気は相変わらず良いと思います。
でも主人公・藤かおるの性格は人を選ぶんじゃないかなぁと思います。
自分勝手だし、嫌なことは逃げてしまうし。
恋人が出来て5年間プロレスから逃げていた主人公をすぐにはゆりが許さないのも納得です。

そしてまさか主人公/ヒロインがガチで丸坊主になるとは思ってませんでしたwここらへんが体育会系というか・・プロレスっぽいなぁ。
しかし、その分最後のタッグマッチ戦は盛り上がってました。
とびぬけた面白さはありませんが安定して読めた作品。

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[投稿:2010-03-30 00:09:54] [修正:2010-03-30 00:09:54] [このレビューのURL]

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