「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

同名の原作ゲームの漫画版。
同名の漫画がもう一種類存在しますが、こちらの「あなぐらもぐら版」はストーリーを原作に沿った形で漫画化しています。

友情をテーマとした作品で、泣きゲーとして有名なKey作品の中でも笑い要素の多さは一番です。
まだ既刊1巻でストーリーは序盤なのでなんともいえませんが、男キャラも女キャラも和気あいあいとしています。

一年半以上新刊が出ていない発刊ペースの遅さは気になるところ。

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[投稿:2010-03-23 00:25:40] [修正:2010-03-23 00:25:40] [このレビューのURL]

マンサンコミックスなんて初めて買いました・・・w
法学部なので裁判員制度には凄い興味がありまして。
以前加藤元浩先生の「Q.E.D 証明終了」の27巻でも裁判員制度を取り上げた話があり、それも面白かったので期待してみました。

まずストーリー。
主人公の勇樹美知子判事補(裁判長の隣に座ってます)が、東京から人口50万人の地方都市海鳴市へ異動でやってくるところからはじまります。
キャラ造形もとてもかわいいです。
(読み終わってから気づいたんですが作者さんは「大使閣下の料理人」の方だったんですね。どうりで初めから絵がうまいし、料理の絵が無駄に上手いと思ったw)

どうやら多少風変わりな処のある判事さんらしく、彼女が裁判員制度のはじまって間もない海鳴市に来てどの様な変化をもたらしていくのか・・というのが大筋です。
1巻ではある殺人事件について、仕事に燃えている最中に裁判員の召集がかかり裁判員に対してふまじめだった会社員の佐藤と、裁判員になることでお金を貰えると知ったホームレスの戸浦が中心となって事件の判決までを追って行きます。
真相が明らかになるにつれ複雑になっていく人間関係。そこで繰り広げられる法廷劇、
読んでいて思わず「これは難しいなー」とうなってしまいます。

詳しい内容はカットしますが、結末もまとめもいかにもテレビドラマでやりそうな内容だという印象でした。
裁判員制度での司法の役割って何なのか。
二巻以降もただの人情話にならずに、いろいろと裁判員制度の良いところ悪いところ暴いていってほしいと思います。

3/15 6→7 安定して面白いので。勇樹判事補の出番が最近少ないですが、それ故にこの作品での貴重なオアシスとなってます。

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[投稿:2009-07-03 03:39:48] [修正:2010-03-15 03:26:34] [このレビューのURL]

最近漫画好きな方の間で非常に話題にあがっていたので買ってみました。
あらすじからぶっ飛んでいて、こんな設定をよく思いついたなと感心しました。

1巻の時点では話の構成は毎回同じでワンパですが、それでも面白い。内容が斬新すぎます。
少しずつですがローマの時代の方では話が展開していて、1巻でもう皇帝とか出るところまで出ちゃったんですがこれからどうするんでしょうね。
お風呂って生活の中でこんなに画期的で重要なモノだったとは・・・
もう風呂に毎日入っているのが当たり前な現代だからこそ、この作品は面白いのだと思います。

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[投稿:2010-03-14 23:30:43] [修正:2010-03-14 23:30:43] [このレビューのURL]

アニメ化・映画化・ドラマ化など大ヒットしていたのでもちろん存在は前々から知っていました。
その割に案外巻数が短くまとまっているな、と思って購入。

「人気のある少女漫画は大抵ギャグも面白い」という謎の先入観を持っていたのですが、この作品のギャグパートの長さ、テンションの高さは予想以上でした。何度も笑いました。
全体通すと半々か6:4くらいでギャグの方が多いんじゃないかと思います。
特にトラブルメーカーの森田と、「酒乱」「料理下手」「格闘技」等持つ属性が濃い山田は面白かったです。

しかしながら各メインキャラの抱える悩みも丁寧に書いています。ポエムの多さも凄いと思いましたが・・^^;
ポエム(心理描写)が縦と横で同時に二つ書かれる事が頻繁にあるのですが、(それにセリフまで加わると)どっからどう読めばいいのか混乱する事が多々ありました。
大学を卒業し、これからの将来どう自分は生きたいのか、という悩みは時期的に今の自分と非常にシンクロする部分もあり感情移入できました。
自己の芸術の才能に対する葛藤も、恋愛の悩みも結局は「自分はどう生きたいか」にかかってきてると思います。
各キャラクターが片思いという設定はその為じゃないでしょうか。
あ、恋愛面での決着の付き方はひとつは完全に予想外でした・・・山田と同じ心境でしたw

そして適当に付けたタイトルといっていたのにラストにあぁ持ってくるとはやられました。感動しました。

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[投稿:2010-03-14 23:29:52] [修正:2010-03-14 23:29:52] [このレビューのURL]

例えば学校のクラスの中で「自分はこういうキャラ」みたいな位置づけを意識した事って無いでしょうか。
本当の自分と外での自分のキャラのギャップに悩む主人公・あむちゃん。
もっと理想の自分になりたいと願ったら、彼女の元に3人のしゅご霊ならぬしゅごキャラが現れた。
「なかよし」の読者層が共感しやすい良いテーマをついているなぁと思います。
しゅごキャラによって理想の自分にキャラチェンジ(変身)し、「エンブリオ」を求めてこどもはみんな持っているという「こころのたまご」を狙うイースター社と戦うという魔法少女ぽいストーリーです。
バトル自体は必殺技であっさり片付けてしまうので面白みがありません。イースター社の設定も大人から見ればバカバカしくも見えます。

でも、シンプルなストーリーながら心にスッと届くようないい台詞が何気に多いです。
作画はさっきもあげましたが読みづらい場面もありますが、キャラクターは皆かわいいです。
キャラクターによってメインの作画を描き分けているそうですが、違和感は特にありませんでした。
全12巻予定ですが、11巻で一応ストーリーとしては完結しています。
ラストはとてもよかったです。

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[投稿:2010-03-14 23:27:10] [修正:2010-03-14 23:27:10] [このレビューのURL]

織田信長に仕える事となった九ノ一、千鳥を主人公とした4コマ漫画です。
時代は当然戦国時代で、信長の一生を追っていく内容となってます。
フィクションが入っていながらもその中身はしっかり取材をしているのが伝わってくる程しっかりしています。

ギャグの安定度は相変わらずの高さ。
戦国時代という乱世の中に生きる男と女の生き様をちょびっとシリアスに描く時もあり、その魅せ方も妙にウマいバランスの良い漫画です。
歴史モノが好きな方ならより楽しめる作品でしょう。

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[投稿:2010-03-14 23:25:10] [修正:2010-03-14 23:25:10] [このレビューのURL]

RPGゲーム「LUNAR」シリーズを原作とした漫画です。作画の船戸先生は現在は「Under the Rose」で人気ですね。
自分は「LUNAR」シリーズはプレイ済です。シリーズプレイ済の方ならいろいろ面白い作品です。

「LUNAR SILVER STAR STORY」とその続編「LUNAR2 ETERNAL BLUE」の両方のキャラクターが登場します。
時系列としてはLUNAR2の本編より後、真エンドより前になります。

魔族と人間のハーフという事が明らかになって村人から避けられる様になった少女・アリスがヒイロ達と出会った事で精神的に成長するという話です。(幼年期の終りとはその意味でしょう)

絵がとても安定していて、原作ファンでもイメージを崩さすに読めると思える納得の出来です。(強いて言うならジーンがちょっと老けry)
ラストのアリスの振り返るシーンが印象的でした。

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[投稿:2010-03-14 23:24:04] [修正:2010-03-14 23:24:04] [このレビューのURL]

「この物語はフィクションである」とコミックスを開くとデカデカとあるのが印象的。
(おそらく)作者の実体験を元とし、それにフィクションを混ぜて作られた島本和彦版「まんが道」です。
大学生活を送りながら漫画を連載する事がいかに厳しい、困難な道か、というのをなんとなく漠然と「自分なら大丈夫」と思っている主人公。
漫画を描いた事はないですが、こういう風に過信してしまったり、世間知らずだったりっていう気持ちは凄く共感できました。

あだち充・高橋留美子等の登場によりまんが界が少しづつ変化していく様と、それらが当時の読者にいかに衝撃的だったかを主人公を通してリアルに感じられます。一昔前のAV機器など当時の世相を知ることもできます。

作者の作品を読むのは実ははじめてでしたが、キャラクターのデザインがとてもわかりやすくていいです。
一目で「こいつはどういう奴」という雰囲気が掴めます。結構いろいろな画風が一つの漫画の中に存在している様な不思議な作風だなと思います。
まだまだ先は流そうな作品ですが、楽しく連載を追っていけそうです。

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[投稿:2010-03-14 23:21:13] [修正:2010-03-14 23:21:13] [このレビューのURL]

意外と良作です。
題材がありきたりなのが悪い点でしょうか。とある高校の生徒会メンバーをメインキャラとした日常コメディです。
萌え漫画という程まったりな空気でもなく、ギャグもしっかりしています。
1巻を読んだ時は「普通?」な印象だったのですが、数か月してから2巻を読んでみたら「あれ?こんなに面白かったっけ?」と一気にお気に入りになりました。

作画は凄い安定していて、読みやすいです。影の付け方なんかは若干「よつばと!」ぽいです。
常に目のハイライトがない無表情なボケ役兼トラブルメーカーの会長、完璧超人で黒い面もない常盤副会長、面倒くさがりでボーイッシュな成子、元気娘な(たぶん一応)主人公の里見、そしてメインキャラで唯一男で不器用ないじられ役松戸。
松戸の毎度の救われなさが良い。おいしいよ松戸w

キャラは魅力的ですし、作画の安定度もあって皆かわいいです。
また一応主人公として里見をあげましたが、この作品は特定の誰かの心理描写がされる事は少なく「生徒会の繰り広げるドタバタを第三者から見て楽しむ」というのが特徴です。
ヤングガンガンといえば「BAMBOO BLADE」「はなまる幼稚園」「咲-Saki-」なんかが有名ですが、今ヤングガンガンの中では一番好きな作品です。

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[投稿:2010-03-14 23:20:18] [修正:2010-03-14 23:20:18] [このレビューのURL]

これもここのレビューを見て購入しました。
文庫版の表紙に惹かれたってのもありますが。

天女の末裔といわれる叶家の娘、小夜子が転校してくるところから話ははじまり、叶家の財産を奪おうとする主人公・涼の実家遠野家と小夜子との間の陰謀、事件を描いた作品。
wikipediaだと「ホラー・ミステリー」とされていますが、ビジュアル的な面がホラーなのではなく、
魔性の17歳・小夜子の持つ妖艶な雰囲気や次々と人が死んでいくストーリー展開から「ホラー」と分類されているのでしょう。
自分の生まれるより前(1983年)の作品であるため、メインキャラである高校生達のデザインはどこか時代を感じます。(絵柄にも若干時代を感じます)

17歳とは思えない美貌と、大人びた雰囲気を持つ小夜子は、叶家を守る為に自らに迫る脅威を次々と「女の攻撃(オフェンス)」によって手にかけていきます。
自分の読んだ文庫版全2巻のうち、1巻の後半からストーリーが動き出し、2巻目の方は怒涛の展開でした。
変な超能力を持っている訳でもない、だからこそ小夜子という存在がより「こんな女いたらこえぇ??」と思いました。

また、作中でも言われますが「男の考える完璧な女性」と「女の考える完璧な女性」という像の違いも結構読んでいて面白かったです。
結構ドロドロした内容です。昼ドラみたいでした。

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[投稿:2010-03-14 23:18:47] [修正:2010-03-14 23:18:47] [このレビューのURL]

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