「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

どんなものでも箸でつまめる大きさにして食べてしまう地球外生命体の美少女ヒヨスによるギャグ漫画。
食べたモノを吐き出すとそれまでに食べたモノが変形・合体してしまうというとんでもない能力を持っていて、その吐き出したものの内容はとにかくカオス。酷いw無駄に絵がうまいのがまた良い。

同作者の「おひっこし」がツボにはまったのできっと楽しめるだろうと思って購入しましたが予想通りでした。
無表情で食いしん坊な女の子キャラってのは割と良くある設定だと思いますが、そのヒロインに吐かせまくる漫画はそうそうないと思います。
ギャグ系で久しぶりに好きな作家さんができました。(ほんとは「無限の住人」とかあぁいう作品の方が代表作なのでしょうが…)

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[投稿:2010-03-23 00:35:09] [修正:2010-03-23 00:35:09] [このレビューのURL]

「ハチミツとクローバー」が割と面白かったので購入。まだ完結してませんが、現時点ではこちらの方が好みにはあってました。
家族をはじめとした人との繋がり、団らんの描き方がとても良いです。ワンピースの様な扉絵マンガも好きです。
ゴチャっとした印象だったコマ内の情報の多さも、前作より読みやすくなっていると思います。
あと体の描き方が妙にエロくなった気がするのはやっぱり掲載誌の影響でしょうか・・・w

香子や後藤というハチクロでは見たこと無いような悪い面したキャラもこの作品のインパクトをより強くしています。

将棋に関しては素人なので「5八飛」とか言われてもピンとこないし頭のなかで想像しながら読むこともできませんが、どの様な戦略で勝つ/負けるよりもその時の心理描写を重視した結果の勝敗となっているので特に問題なく読めました。
辛い過去を持ち、若さ故に才能がありながらも葛藤する主人公の成長をこれからもっと読んでみたいと思える良作。

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[投稿:2010-03-23 00:34:13] [修正:2010-03-23 00:34:13] [このレビューのURL]

設定がなかなか面白い作品。
5年前にお世話になった「航ちゃん」に会うために緒道という町にやってきた少女・タビ。
しかしその町はなぜか同じ一日を繰り返し、住人はその事に気づいていない様子。町の中で行ける場所も限定され、行動範囲を広げるには掌に「テガタ」を持つ人、「セキモリ」からテガタをもらわなければなりません。
果たしてタビはこの一日を繰り返す町で航ちゃんに出会えるのか、またこの町から出る事が出来るのか・・という内容。

どうしてこの町がこの様な状態に陥ったのか、行動範囲が広がるにつれて少しずつ謎が紐解かれていく展開が良いです。
序盤は退屈に感じる所もありましたが4巻以降で明かされる真実は、演出の上達もあってなかなかの出来と思います。

絵柄・作風は掲載誌がコミックブレイドの所為かなんとなく「ARIA」を連想せずにいられないのですが、とても読みやすいです。表紙も非常に綺麗。
逆に内容自体はシリアスなモノで、キャラクター一人ひとりの過去・悩み・夢を描いていくので「癒し系」ではありません。

既刊5巻で、4月に出る6巻で完結らしいです。
個人的には3巻までの時点では6点だったのですが、4,5巻が良かったので7点としました。

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[投稿:2010-03-23 00:33:12] [修正:2010-03-23 00:33:12] [このレビューのURL]

「東方三月精」第三部。作風自体は第二部と全く変わっていません。
三月精が博麗神社近くに住みついたので、霊夢の登場機会が増えました。

「神社の謎を解き明かす」というテーマが一応あるらしく、博麗神社の周りのちょっとした謎を三妖精がドタバタする内容です。
作画もネタも安定していて、東方Projectの雰囲気を壊さずに楽しめます。
第二部が好きな方ならそのまま継続して読めます。

ただ、音楽CD付きとはいえこの薄さで1500円はちょっと高いなぁという感じ。

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[投稿:2010-03-23 00:32:28] [修正:2010-03-23 00:32:28] [このレビューのURL]

7点 魔女

高い画力をもって表現される「魔女」を題材としたオムニバス。
とにかく絵が凄い。
魔女のいる世界観が十二分に伝わってきて、紙面から霊魂みたいなのがあふれてくるような感じがしました。
絵には読者を引きこませる何かがあると思いましたし、台詞にも説得力のある考えさせられる場面もありました。

しかし、凄いなぁと思いはしたけど面白いなぁとまで思えませんでした。別(にエンターテイメント性が無いから面白くないとかはそういう事ではないです)
とにかく、凄い作品だとは思いましたが自分の頭の中に強く残る程の衝撃はありませんでした。
あとは個人的な絵柄の好みなのですが、顔の描き方が苦手でした。

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[投稿:2010-03-23 00:31:52] [修正:2010-03-23 00:31:52] [このレビューのURL]

手品やトリックを用いた少年漫画。
この3年後にはジョジョの第一部がはじまっていると考えると画力の変化・上達がものすごいです。
物語りの語り部として公一少年を置く事で主人公BTの破天荒ぶりがより強調される様になってます。

画力はジョジョと比べてしまっては第一部と比べても格段に下手です。
設定も売れる少年漫画の王道では無いなぁ・・という印象。

しかし台詞まわしの巧妙さ、擬音の面白さ(パンチを溜めるのに「ギーーz__ン」とか)トリックもしっかりしているので、世界観やジョジョの絵の癖を考えればジョジョよりむしろ読みやすいかもしれません。

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[投稿:2010-03-23 00:31:12] [修正:2010-03-23 00:31:12] [このレビューのURL]

「りぼん」の漫画ではじめてまともに読んだ漫画で、当時読んだ少女漫画で一番好きでした。
一番の理由はギャグパートのハイテンションっぷりが面白かったからです。とっつきやすい。

序盤はいじめとか学級崩壊とか読んでて嫌な気分になる展開が多かったのですが、徐々にデレを発揮していく羽山はまさに少女漫画でいうヒロインって感じで良かったです。
羽山が今まで読んだこと無いタイプのキャラだったのも印象に残った理由の一つかも。

ギャグが面白かった印象が非常に強いのですが、ストーリー自体は割とシリアスな部分も多かったです。
少しドロドロした感じは少女漫画らしいと思います。最後が完全なハッピーエンドとならなかったあたりも。

絵は当時は目がキラキラしてて上手だなぁと思いましたが、改めて読んでみると目が異常にデカくてビックリ。
ザ・少女漫画って絵でした。

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[投稿:2010-03-23 00:30:05] [修正:2010-03-23 00:30:05] [このレビューのURL]

レビューを書くのをかなり迷っていました。
何しろ自分は藤田作品の大ファンで、未だに「これから化けるんじゃないか」と思っているからです。そうすると点数がすぐに変わってしまうので・・・

「からくりサーカス」の構成力と熱さには「ジャンプ」以外の少年漫画の面白さに気付かされましたし、「うしおととら」はからくりサーカス以上に終盤を盛り上げぴしっと終わらせた名作だと思っています。

連載3作目となるこの「月光条例」にも非常に期待して読んでいるのですが・・・8巻現在でもまだ「何かが足りない」と思っています。
「からくりサーカス」で8巻目といえば、○○が○○して○○の正体が??と読んでいて衝撃的な事実が次々と明らかになる7巻から続いて激動の巻でした。
「御伽話」を題材とした目の付けどころは面白いと思うのですが、藤田先生は「月光条例」は今までの作品の様に風呂敷を大きく広げていく事をしない感じなのでしょうか。
今の様に単に事件を解決していく事の繰り返しだけでは流石にマンネリを感じます。

そういう訳で「これからきっと何か大きく展開するはず」と期待はしていますが・・・もう8巻ですよ藤田先生。
そろそろ本気出してくれますよね・・・?

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[投稿:2010-03-23 00:29:18] [修正:2010-03-23 00:29:18] [このレビューのURL]

妖怪が見える事を隠している少年・夏目貴志が、祖母が遺した妖怪達との契約書「友人帳」を巡って様々な交流をしてく話。
アニメ化から非常に評判が良い話を聞いたので購入してみましたが、思った以上の衝撃は今のところありません。

少女マンガらしいタッチで描かれる妖怪達の和風な雰囲気は良いと思いますが、絵柄もストーリーも淡々としすぎていて、抑揚に欠ける印象。
基本的なテンションはどんな場面でも変えずに進行するのでニャンコ先生との笑える絡みもあまりぐっときません。

後一番読んでいて気になるのは、毎回新章になる度に書かれる「小さい時から時々変なものをみた―」等からはじまる夏目の過去のあらすじ。序々に短くはなってきていますが9巻も続いて未だにそういう解説をつけられると流石に「もういいよ」ってなります。そういう構成なので仕方ないのでしょうけど、気になります。

とはいえ絵柄も世界観も独特なモノが作り上げられていて、悪い作品とは思っていません。
夏目が妖怪に名前を返す為に「しゅるっ」とやるシーンは毎回綺麗。(そういえば最近やってないなぁ・・)

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[投稿:2010-03-23 00:28:26] [修正:2010-03-23 00:28:26] [このレビューのURL]

彼女が埴輪だから「ハニー」という完全にダジャレから生まれた様な作品が表題作の「ハニー・クレイ・マイハニー」です。
埴輪が突然女の子になってメイドになるというラブコメで、埴輪っていうのが独特なだけでボーイミーツガールとしてはベタ。

・「仔羊は迷わない」また結構謎な設定でサンタと中学生の女の子がガチで格闘する話。正直格闘シーンはこれの方が後の作品よりうまく描けてる気がします。

・「スーパーウール100%」「恋屋15」設定に凝りすぎてまとまりがイマイチ。

・「エアー・マイラブ」主人公とヒロインがDXとイオンかと思った。
絵柄自体は安定していて、現在とも特徴はあまり変わっていないです。

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[投稿:2010-03-23 00:26:26] [修正:2010-03-23 00:26:26] [このレビューのURL]

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