「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

石黒先生の短編集で、こちらは比較的初期の作品を集めた短編集です。
表題作である「探偵綺譚」には「それ町」の歩鳥と紺先輩が登場します。名前もキャラ造形も似ていますが、完全に同じキャラ扱いではないそうですが。他の作品と比べてもシリアスな雰囲気漂う作品で、面白かったです。
他の収録作もギャグあり、ホラーあり、ミステリーありとさまざま。
どれも何かしら新鮮さを感じました。
「スイッチ」という作品はあの「世にも奇妙な物語」にも原作として採用されているとか。
作者のファンなら読んで損はしないでしょう。

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[投稿:2010-02-28 22:25:53] [修正:2010-02-28 22:25:53] [このレビューのURL]

雛見沢の外で起きたもう一つの惨劇。
学園モノっぽい青春ストーリーかと思いきや途中から怒涛の展開。
禍々しい空気、猟奇的な雰囲気、狂った様な表情が力強く伝わってくる作画の怖さはひぐらし漫画版の中でも随一。
ひぐらし本編との関連性は0であり、完全に切り離して読んだ方が吉です。
主人公夏美の可愛さは光ってたし、もっと別のサイドストーリーなども読めたら読んでみたかった。(現壊し編に後日談が収録されているらしが、未読)

あと、外伝とはいえせっかくなら表紙の装丁を他作品と統一してほしかったです。

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[投稿:2010-02-28 22:22:36] [修正:2010-02-28 22:22:36] [このレビューのURL]

時は平成18年、現代が舞台となる外伝です。
ひぐらし本編のキャラで出てくるのは表紙にあるように魅音だけで、他のキャラは新キャラのみ構成されます。
記録の上では死んでいる魅音がなぜ生きているのか、詩音なのか魅音なのかという謎と同時に展開する殺人事件と不可解な謎の数々。
レナの学校籠城事件で仲間を失いながらも現代を力強く生きる彼女の姿を見て、各々の理由で雛見沢に訪れたまたま出くわした彼らは過去とケジメをつけ、新しく生まれ変わる事になります。
一巻から二巻への引きは意外と良いと思いましたし、二巻で明らかになる意外な真実というのも悲しく、それなりに出来てると思います。

しかし、これをひぐらしの外伝としてやる必要はあったのかという点で微妙だったとしか言えません。
みもりさんの太めの線は全体的に画面が黒くなり、怖い雰囲気はよく出てるいます。

特に「原作ファンなら読むべき」って程のものでもないかと思います。。

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[投稿:2010-02-28 22:21:19] [修正:2010-02-28 22:21:19] [このレビューのURL]

大阪下町、アベノ橋に住むサッシと幼馴染のあるみ。
再開発でたちのきが続く商店街だったが、二人は商店街を守る四神獣の置物の存在を知る。
しかし、最後の四神獣だったペリカンの置物が壊れてしまい、町は本格的に立ち退きに。しかしその晩から空飛ぶドラゴンが現れるなど不思議な現象が起こり始める・・・というSFモノ。

鶴田謙二という事で読んでみました。
サッシとあるみという二人のメインキャラは可愛げがあって好きなのですが、ストーリーとしては説明不足で何が起きてるんだかわかりづらかったです。
最後もすごい唐突に終わった印象を受けました。

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[投稿:2010-02-28 22:19:54] [修正:2010-02-28 22:19:54] [このレビューのURL]

冬目景としては珍しく(一応)完結してる作品。
ですが、この作品は正直ストーリー自体はあってないような感じで、あまり面白くありません。
それよりもこの作品は全ページフルカラーで収録されています。
画風によるファンも多い作者ですので、作者のカラーを堪能できるという点はお薦めです。
完全にファン向けだと思います。

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[投稿:2010-02-28 22:18:03] [修正:2010-02-28 22:18:03] [このレビューのURL]

文庫版を読了。
文庫版の「青山剛昌短編集」の収録作は少年サンデーコミックス版に収録された6作品に加え、表題作の「4番サード」全6話と雑誌未掲載作品「さりげなくルパン」を加えたモノとなっています。
つまり「4番サード」「青山剛昌短編集」という二冊の新書版コミックスが文庫化にあたって一冊にされて「青山剛昌短編集 4番サード」となっているのです。
小年誌らしい作品である「4番サード」が個人的に好きなのですが、「青山剛昌短編集」にあたる部分は作画も全体的にまだまだ未熟な印象が強く、あまり楽しめませんでした。
「4番サード」単品なら6点、合わさって一冊になってるので5点という所です。

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[投稿:2010-02-28 22:16:45] [修正:2010-02-28 22:16:45] [このレビューのURL]

近未来SF短編集。
オムニバス形式で全1巻ながら非常に多くの作品が収録されています。
近未来が舞台ですが文明は近代的って様子ではなく、むしろのどかな風景が多くみられる世界となっています。
大石先生作品の魅力は哀愁あふれる綺麗な絵柄と、この独特な世界観だと思います。
ストーリーの内容もどれも暗い内容は少なく、明るい内容やちょっと切ない内容などが多めです。

とりあえず今は作者の代表作である「水惑星年代記」シリーズを早く読んでみたいです。

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[投稿:2010-02-28 22:15:34] [修正:2010-02-28 22:15:34] [このレビューのURL]

設定が凄く面白くなりそうなので今後も期待。
偉人のクローン達による学園生活。
はたしてクローンはオリジナルと同じ運命を迎えるしかないのか、何が幸せなのか。

まだ謎が多く、どうやって話をまとめるのか予想できません。

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[投稿:2010-01-23 16:34:07] [修正:2010-01-23 16:34:07] [このレビューのURL]

東方儚月抄から流れて、作者オリジナルであるこちらの作品も読みだしたのですが、これも面白いです。

芸能プロダクションが舞台の話なのですが…
序盤から主人公・木村(モクソン)のアイドルとしての人気の上がりっぷりはかなり展開が早く、苦労してトップアイドルに駆け上がっていく!みたいな内容は期待しない方が良いです。
むしろ天性のキャラクターと音楽の才能でどんどん成功し、短い内に事務所の経営を支える位の存在になってしまいます。

そこよりもモクソンがアイドルとして成功してく中、事務所内での所長やその他社員達の間でうごめく恋愛模様がメインです。
作中の言葉を借りるなら正に「泥沼っスね」という様な状態なのですが、
重苦しいドロドロした雰囲気を感じない為読んでいて苦痛ではありません。

そうなっているのは、モクソンのキャラクターのお陰だと思います。
自分自身も恋愛と仕事で悩んだりもしますが、皆が好きで、事務所の為にがんばりたいという純真なキャラクターが場を和ませてくれます。
また、作者の絵柄ももちろん良い意味で作品を軽くしてくれています。

とりあえずモクソンかわいいよ(結局そこかい)

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[投稿:2010-01-21 04:41:52] [修正:2010-01-21 18:03:04] [このレビューのURL]

東方Projectの漫画作品の中では一番シリアスな内容です。
ストーリーも全三巻丸ごと使う長編です。
作画担当の秋★枝先生の絵柄と、東方Project独特ともいえる台詞回しの力で、原作の幻想郷の雰囲気が十分に出ている点がファンとしては凄いと思いました。
間のとり方、表情、白黒の付け方などが上手い。

東方Projectのキャラ同士の会話は「言葉遊び」と称され、
公式にも(冗談とはいえ)Q&Aに「キャラクター同士の会話の意味がわかりません」と書かれている程独特。
つまり、東方Project知らない人が読んでも楽しめないな。という事です。結局は…w
原作ファンなら「おぉー原作っぽさが出てるな」という風に満足できるのですが。

その他この作品での見所は漫画での「スペルカード戦」でしょう。
実際絵にして動かしてみるとこんなにあっさりしたものなのか、という印象でした。もっと派手にドンパチかますのかと思ってました。
まぁあくまで「戦い」ではなく「弾幕ごっこ」なのでそういうものなのかもしれませんが。

「儚月抄」「三月精」「月のイナバと地上の因幡」とどれも漫画版東方は作画が良い人に恵まれているなと思いました。

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[投稿:2010-01-21 04:24:19] [修正:2010-01-21 18:02:10] [このレビューのURL]

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