「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

藤田和日郎の中でも比較的最近の短編(最早最近ではないけど^^;)を集めたもの。

二つ目の短編集という事で描かれた作品はどれもまず画力はかなり向上しているのが一目でわかります。
また、短編としての話の構成も起承転結やまとめがしっかりしていて読みやすくなっています。
「美食王の到着」の演出は藤田和日郎らしさ全開という感じでおすすめです。
「夜の歌」とセットで見比べて作者の成長を感じて下さい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-19 18:16:04] [修正:2009-12-19 18:16:04] [このレビューのURL]

作者の短編集でも初期の作品を集めたものです。
それ故に、作画面はかなり未熟な所が見られ、正直かなり古臭い。

しかし、「からくりサーカス」の原型となった「からくりの君」などはファンなら一読の価値ありと思います。
まぁ、長編で人気を博している藤田和日郎ですが、実は短編もうまいんだよって事を知っていただけたら幸いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-19 18:12:27] [修正:2009-12-19 18:12:28] [このレビューのURL]

ノンフィクションだっていうから困る(笑)
「のだめ」のお陰で作者の存在を知ることが出来ましたが、こんな若いころからとんでもない無茶する方だとは知りませんでしたw
正に若気の至り(といっても作中で既に二十代半ばなんですが…汗)
ノンフィクション故に面白い漫画です。
作者の経験が豊富すぎる^^;

大した内容は書けません。
タイトル通りお酒の所為でやっちゃったいろんな事が語られてますw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-19 18:07:11] [修正:2009-12-19 18:07:11] [このレビューのURL]

短編だから、というよりも作風としてなのだと思いますが、世界観を理解する為の解説が少ないので一読して内容を把握するのが難しいと思いました。
その為、SFなのに最後まで世界にひきこまれませんでした。

とにかく行間を読ませる感じなのですが正直わかりづらい。
後半の二編はそれなりに楽しめましたが、前半の二編はよくわかりませんでした。絵も何が起きてるのかわかりづらく感じました。。
一冊読みきるのに疲れました。

まぁ、でも読み手によっては面白いと感じる人もいるだろうとは思いました。
自分の読解力の無さが問題ですかね(汗

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-18 03:37:37] [修正:2009-12-18 03:37:37] [このレビューのURL]

アニメ調の絵でのホラー漫画っていう感じです。
原作は確かRPGツクールの作品という珍しいコミカライズ。

かわいらしい絵柄なのに突然豹変・・という感じは「ひぐらし」を思い出しますが(ひぐらしはホラーとは全然違いますが「ギャップ」を狙うという点は同じかと)、今のところだとホラーとしては衝撃度が足りず、そこまで怖いという感じがしません。(豹変に対する耐性が自分に出来たのもありますが…)

読み手をひきつける様な描写力が足りないんじゃないかなぁと・・
何話していても死亡フラグにしか見えなかったり(汗
キャラクターも多いのに単なる被害者・リアクション要員にしか見えず、個性的な魅力がまだまだ足りないと思います。

まだ2巻しか出ていないので、今後いかにして「怖い、けど面白い」と思わせてくれるか・・面白そうな題材なので期待はしています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-18 02:47:57] [修正:2009-12-18 02:47:57] [このレビューのURL]

高校文化部ものとして是非おすすめな作品。
平和で楽しい高校生活って感じが伝わってきますねー
キャラ達のテンションの高さとか、女性作家らしいなぁーと思います。

絵も線がはっきりしていて読みやすく、安定しています。個人的に好み。
空をみあげたくなるような、しんみりしてほっとする様な話づくりなのですが、
ストーリーに起伏が少ない作品なので退屈とも言えなくも無いですね。

あと6巻からの新入生の扱いが空気で扱いに困っている感じがします。
それでも面白いとは思います。これからも期待です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-14 02:33:44] [修正:2009-12-14 02:33:44] [このレビューのURL]

「よだれ」から始まるちょっと変わった恋愛漫画。

1巻を読んだ時はなかなかのインパクトがあったのですが、
皆さんレビューで既にあげられている通り、少しマンネリを感じています。(面白いですが)

しかし、タイトル通りヒロイン卜部美琴のキャラクターの個性は、表現する時に「謎」という言葉が一番しっくりくる程上手くつくられていると思います。
また、作者の作品を読んだことがある方ならご存知かと思いますが、書き込みの凄さが特徴です。
過去作品と比べると、書き込みは相変わらずながら、読みやすさという点は向上している様に感じます。

キャラクターにしても作画にしても作者の「こだわり」が見てとれるので、今後も期待します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-07 00:43:58] [修正:2009-12-07 03:01:41] [このレビューのURL]

日常系に入る漫画だと思うのですが、少し他作品と毛色が違う様に感じます。

絵柄は日常系漫画の中でもかなり萌えから遠い雰囲気を持っています。
おっさんはおっさんだし、子供はガキっぽいし、主人公は本当に平凡そうな顔をしてます。
メイド服なんておまけ要素にすらならない存在感です。

自身を探偵になぞらえて謎を解決する様な話もいくつかありますが、それらは伏線の張り方や解決したときのつじつまの合い方がしっかりしていて、そういう漫画としても結構楽しめたりします。

また、普通に読んでいただけで気づくのは難しいかもしれませんが、途中から時系列がシャッフルされるようになります。
しかし、作中でそれがどういう順番になっているのかは直接は明かされず、背景の書き込みや小物、人間関係の変化などから時系列が推し量れる様になっています。その伏線の張り方が非常に秀逸。
この構成の上手さは気付いた時にとても驚きました。

巻数を重ねる毎に面白くなっていて、これからも続きが楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-06 05:03:18] [修正:2009-12-06 05:03:18] [このレビューのURL]

思春期のホンのちょっとの背伸びを描いた甘酸っぱい作品。
作者の絵の印象もあって温かい雰囲気に包まれます。
一巻完結なので短いですが、ほっとするような癒しになる漫画です。

現在Fellows!!で活躍されている作者。
単行本化されない作品も多くて残念なので、単行本化しているこの漫画は作者のファンの方は是非。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-05 23:11:29] [修正:2009-12-05 23:13:37] [このレビューのURL]

いいですね。世界に浸れる作品だと思います。
ドラマの様な三角関係の恋愛模様を綺麗にゆったりと描かれていて、それでいて飽きが来ません。

冬目景を初めて読んだ「羊のうた」の印象が強すぎて、後から読んだ作品は全部それと比べてしまうのですが、この「イエスタデイをうたって」はキャラクターはどちらかというと「よくある」タイプで作られていると思います。

ハルの元気なキャラのお陰で、絵のタッチや雰囲気が暗くなるのを抑えて、ライトな感じにしてくれていて読みやすいです。
他のキャラも多少コメディ要素もありますし。
冬目景作品の中でも今のところ一番他人に薦めやすいと感じてます。

中々単行本が出ない事がネックらしいのでこれから覚悟しますが、このゆっくりとした三角関係の変化をしっかり決着つけられるんでしょうかね。そこは心配です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-05 02:43:54] [修正:2009-12-05 02:43:54] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示