「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

百合のお話。子犬のような天然系元気少女はボーイッシュな顔立ちで女子高で女の子にキャアキャア言われている。
でも、それが憧れの先輩に「好き」と告白されたときから変わった。告白されるのなんて慣れていたはずなのに・・・・・。

「マリア様がみてる」で喩えると「弓道部員の支倉令(黄薔薇)が、1年先輩の藤堂志摩子(白薔薇)に告白されて付き合うようになった」。
つまりはそういうお話です。

画は見易くてとてもいいです。注目は「第1巻」である点ですかね。
百合の物語は「短編集」が非常に多く、まだ連作は希少な状態。
・「青い花」(6巻まで。以下続刊)
・「ささめきこと」(8巻まで。以下続刊)
・「オクターヴ」(完結)
・「ガールフレンズ」(完結)
くらいでしょう。連作で5巻以上継続しているのは。

だから新規の連作品には非常に期待したいところです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-26 04:53:15] [修正:2012-04-26 04:53:15] [このレビューのURL]

7点 prism

小学6年生のときに半日だけ一緒に過ごした男の子が初恋の相手という恵。
高校に入学してその初恋相手と再会したが・・・・・何と男の子と思っていた相手は「女の子」だった。

引きずっていた初恋の相手との再会は叶ったものの、複雑な心境の恵。
初恋相手の光は才色兼備の美少女。そして・・・・女の子が好きだった。
突然のキスを受けて戸惑う恵だが、自分もまともに男の子を好きになった経験がないことに気づいて、
光を好きだと意識する。

「女の子同士の恋」は世間からの偏見の目が怖いのだけれど、それを超える感情があった。

キスも愛撫も好きな人からされるなら、たとえ女の子からであったとしても格別のものがあったのだ。

以下、続刊のようですが、非常に見やすい絵柄で「綺麗の中にいやらしさ」を隠したような作風。

恵の恋を見守る小学生の妹・愛がいいキャラだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-25 07:21:55] [修正:2012-04-25 07:21:55] [このレビューのURL]