「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

久米田先生の初期の長期連載作品。

但し、今の作風からは想像も付かないような「下ネタ」&ダジャレのオンパレード作品。当初はスポーツ漫画として始まったはずだが、いつの間にやらシフトして最早競技はどうでも良くなった(大汗)

下ネタで売っているうちはどう考えても「三流漫画家」です。
でも、久米田先生の凄さはここから「改蔵」→「絶望先生」と大幅な進化を遂げたところ。

漫画界広しといえども、ここまでの進歩を目にすることはまずないだろう。

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[投稿:2013-07-30 05:23:36] [修正:2013-07-30 05:23:36] [このレビューのURL]

記憶を失った現代人が過去へタイムスリップして、現代技術を駆使して活躍するという展開で、「料理版」とも言うべき作品。

戦国時代で織田信長に召抱えられるという流れのため、天下統一へ向けてのイベントの数々に主人公は立ち会うことになり、それぞれのイベント毎に料理を以て事件を解決していかなければならなくなるというわけだ。

「料理」自体は「駆け引きの手段」という位置付けで、所謂「ウンチク」の類を長々と披露し続けるような作品に非ず。

むしろ、秀吉・家康・信長は勿論の事、足利義昭・浅井長政といった戦国の世の著名人たちとの交流という大きな流れが話の肝。

主人公が何故記憶を失っているのか?
料理の技術はどこで学んだのか?
歴史オタクなのか?(笑)

という横軸の謎も「長期連載」のための必要事項である。

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[投稿:2013-07-27 02:58:14] [修正:2013-07-27 02:58:14] [このレビューのURL]

掲載誌であった「スーパージャンプ」の廃刊に伴い、連載作品の多くが打ち切り終了となった中で、掲載雑誌を移籍しての続編刊行となった。

その煽りで物語上、フリーの仕立て屋であった悠がマルコとセルジュの弟子2人を加えて工房を立ち上げて独立。
一国一城の主感が強くなってきました。

さらに物語に華を添えるのがジラソーレ社の面々。
この作品、初期のハードボイルド的な雰囲気から、ジラソーレ社の女性陣が多数登場するようになってから面白くなって長期連載に繋がった。

特にラウラの登場時のクールキャラ→いじられキャラへのチェンジはお見事!
悠との恋に目覚める・・・・のか?今後に期待!

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[投稿:2013-07-20 12:10:50] [修正:2013-07-20 12:10:50] [このレビューのURL]

スタイリッシュかつクールな男子高校生・坂本くんの日常を描く漫画。

何事にもキマル坂本くんと、周囲の人とのギャップが笑えるか笑えないかというところで評価は分かれることでしょう。

分類的には「ギャグ漫画」に属するのか?

但し、作品として「テルマエ・ロマエ」と似た匂いがします。

つまり、短編としてはそれなりだけど、長編連載するにはネタとしてツライのではないかという。

「一発屋」的な雰囲気ですね。

テルマエも映画化までして、連載が長期化したら本来の「お風呂漫画」の主旨が薄れてしまった。

書店でやたらとプッシュされているのは今後のメディア展開への布石なのか?

テルマエと同じ失敗を繰り返しそうで怖いです。

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[投稿:2013-07-20 11:43:20] [修正:2013-07-20 11:43:20] [このレビューのURL]