「臼井健士」さんのページ

記憶を失った現代人が過去へタイムスリップして、現代技術を駆使して活躍するという展開で、「料理版」とも言うべき作品。

戦国時代で織田信長に召抱えられるという流れのため、天下統一へ向けてのイベントの数々に主人公は立ち会うことになり、それぞれのイベント毎に料理を以て事件を解決していかなければならなくなるというわけだ。

「料理」自体は「駆け引きの手段」という位置付けで、所謂「ウンチク」の類を長々と披露し続けるような作品に非ず。

むしろ、秀吉・家康・信長は勿論の事、足利義昭・浅井長政といった戦国の世の著名人たちとの交流という大きな流れが話の肝。

主人公が何故記憶を失っているのか?
料理の技術はどこで学んだのか?
歴史オタクなのか?(笑)

という横軸の謎も「長期連載」のための必要事項である。

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[投稿:2013-07-27 02:58:14] [修正:2013-07-27 02:58:14]