「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

週刊少年ジャンプ打ち切り漫画作品の中で「斬(ざん)」程は酷くはないが有名なのはタイトルのせいかも。

レースを題材とした作品だが、絵がとにかく未熟で背景が少なく描きこみ不足が顕著。
ジャンプの読者層ともレースという題材がミスマッチのような気がするし、実力不足は顕著。
これで連載させるのは人材が育っていなかった証拠ですかね?

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[投稿:2022-05-06 13:48:49] [修正:2022-05-06 13:48:49] [このレビューのURL]

「カプコン」の人気アクションゲーム「ロックマン」の漫画版。

絵は上手くて非常に見やすい。
しかし・・・ストーリーというか展開が「只の攻略本の漫画化」に過ぎないような気がしてならない。
漫画としての見せ方というかドラマというものに大きく欠けているように思えるのだ。
画力があるのだから、単なる「子供向け」で終わらせず、もっと踏み込んだ展開にすればいいのだが。

余談だが、ロックマンって、アトムによく似ているなと思う。
アトムの「七つの力」に対してロックマンはいくつかの「武器」を敵から奪って使用できたりとか。

ひょっとして、ロックマンの製作者のドクター・ライトは手塚先生のファンか?

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[投稿:2012-08-17 21:20:28] [修正:2012-08-17 21:20:28] [このレビューのURL]

大御所のかつてのヒット作を別の漫画家がリメイクしたり続編を描いたりするというのは最近の流行らしい。

で、「黄金聖闘士」にテーマを絞ったこの話の主役は誰かというと、獅子座のアイオリア。
射手座の兄・アイオロスが聖域を裏切ったということで「裏切り者の弟」という汚名を受けて、辛酸を嘗めさせられている。
確かに主役を張れると言えば、12人の中ではアイオリアしかいないような気もする。
アイオロスは殺害されるし、水瓶座のカミュはクールすぎる。牡牛座のアルデバランは武骨な印象で主役には向かない。後は蠍座のミロか乙女座のシャカ・牡羊座のムウともに綺麗すぎるのでやはり主役には無理。デスマスク・アフロディテは本編(車田先生版)の情けなさを見れば問題外。

車田版で「技の名前を叫べば敵が吹っ飛ぶ」方式が確立されましたが、こちらでは車田版以上に技の名前がクローズアップされております。漢字に変換されたりもして。ライトニング・ボルトを「雷光放電」と訳していたような・・・。

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[投稿:2012-08-09 17:55:45] [修正:2012-08-09 17:55:45] [このレビューのURL]

絵も下手だし、ギャグもパロディー中心でさして面白いものとは思えなかった。
ギャグ漫画で「絵」が上手い・・・・というのは滅多にないから、その辺は許容範囲とはいえ、下ネタで笑いを取ろうとしているうちは100年経っても「所詮は三流漫画家」ですよ。

ギャグ漫画で一流と言われている作品は「いずれも下ネタを排除している」という事実に着目しましょう。
下ネタで喜ぶのはせいぜい「小学校低学年の男子」までですね。

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[投稿:2012-03-10 10:43:50] [修正:2012-03-10 10:43:50] [このレビューのURL]

可愛い女の子と普段は「ガキ」の姿のZENKIがコンビを組んでの悪霊退治ですが・・・やはりお色気が強すぎます。
ストーリー上、全く不要なものではありませんか。

後にアニメ化されたそうですが、アニメは見ていません。でも原作の絵はいかにも「アニメ系」の絵柄ですね。
上手いと言えば上手いのですが・・・ストーリーがイマイチでは意味が無いです。
打ち切りを何度も喰らって、ストーリーがマズイことを反省しての「原作者」を付けての分業・・・・だったんでしょうが、確かに「最悪」は脱したものの、いきなり「最高」には出来ませんな。

ただ、もっと優秀な原作者が付いていたら全く違う展開になっていた可能性もあるので、運が悪かった面もあるのかも。
今の作者の絵は違ってしまっている(悪くなってしまっている)ので、浮上のチャンスはもう与えられまい。

過ぎ去った時間は二度と戻らず、汚名を雪ぐことも出来ない作者の不幸を嘆く者さえも・・・たぶんあまりいない。寂しい話だ。

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[投稿:2012-03-08 09:09:12] [修正:2012-03-08 09:09:12] [このレビューのURL]

水沢作品の凋落は迷作「姫ちゃんのリボン」を経て、この作品で顕著になった。
絵柄が極端に丸っこくなって、キャラが幼くなった。
展開は原点回帰とでも言うべき「初恋の幼馴染との再会」だが、何か雰囲気がおかしい。
2人の恋を周囲に秘密にしていたら、校内新聞で大々的に発表されました・・・・っていう展開からして馬鹿馬鹿しい。クラスメイトにブサイクな男が1人いて、そいつが理由不明でラスト近辺で主人公の恋敵だった下級生の女の子とくっ付いたりと無理矢理な印象。
全4巻はいつも大体全5巻の水沢作品群と比較しても、駄作故の・・・・・打ち切りか?と深読みしてしまった。

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[投稿:2012-01-08 18:17:13] [修正:2012-01-08 18:17:13] [このレビューのURL]

「ゲームセンターあらし」と並ぶコロコロ連載のゲーム漫画ですが、ハッキリ言って画は稚拙です。

さらに当時のファミコンのゲームが続々と出てくるものの・・・主人公がピンチに陥ると実際のゲームでは有り得ない「裏技」の数々を捏造して逆転するというパターンでした。おそらく日本全国で星の数ほどの小学生読者を騙しまくったことでしょう。しかも時々、ホントに使用できる「裏技」を混ぜていたのがまた嘘技に信憑性を持たせるのに効果的な役割を果たしました。

主人公の必殺技の「五十連打」ですが、当時の高橋名人に代表されるような連射ブーム、言い換えれば「シューテイング」や「アクション」ゲームの全盛で、面クリアやスコアがゲームの目的だった頃の時代だからこその技であり、その後「RPG」がファミコン、いやゲームジャンルの主役に躍り出る頃になると全く意味の無いものになりました。最もその前に連載自体は終了してしまいましたが。

作者はこの漫画の次回作で「スケボーロッキー」なんていう「ファミコンロッキー」とキャラそのままの「スケードボード」の漫画を始めましたが、ブームにはならずあっさり終了しました。その後は・・・・見かけないのですが、なんか別のペンネームで「18禁漫画」を描いてませんでしたかね?タッチというか絵がよく似た漫画を見かけたのですが・・・見たとき「どこかで見た絵柄だな・・・」と思ったものです。

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[投稿:2010-11-27 14:26:52] [修正:2010-11-27 14:26:52] [このレビューのURL]

今となっては「只のネタ漫画」で笑って済ませられるが、連載当時はその「救いようのない作風」で読者の不安を少なからず増長させたと思われ、月日が流れた今となっては

「大の大人が仕事で一体なにをやっていたんだ?」

くらいの事は言われかねないと思う。

毎回毎回、読者からの相談の手紙が舞い込んで・・・という始まりなんだが、読者も何を混乱しているのだか知らないのだが、こんな人たちに真剣に相談を寄せるんじゃありません!

騒ぎが明らかに大きくなっているじゃありませんか。
全国的に喧伝されてさ。
しかも、散々騒ぎ立てた結論は、毎回のようにワンパターン。

「いや、もう全ては手遅れなんだ・・・・」

結局、この人たちはよーするに「只のヤジ馬」なんですよ。
なんてこともないことを騒ぎ立てて、「あたかも自分たちに先見の明があるかのように振舞っている」だけなんです。

しかも、ハズレたことに対して何ら責任を追及されたりはしませんしね。
そういう意味では「天気予報」並に考えられる御気楽な商売・・・・
と書いたら、「天気予報士」の方に失礼かっていう程度でしょう。

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[投稿:2010-11-27 14:24:04] [修正:2010-11-27 14:24:04] [このレビューのURL]

事実上、「史実無視」したと言って過言でない「異色の織田信長漫画」。

て言うかこんなのを「織田信長」漫画と呼ぶことさえ間違いのような気もしてきた。
信長がヤンキーの頭というか、猿山のボス猿になっております。

美濃攻めで、斉藤龍興の軍師に迎えられた「竹中半兵衛」が女中を集めて訓練を施し、重臣たちの前でその力量を示すというシーンがありましたが、これ孫子かなんかの兵法書にあることを「そのまんま」盗用していますよ。女中たちは最初、指揮官を馬鹿にして訓練を施しても言う事を聞かない。指揮官は最初は「言う事を聞かないのは、自分の教え方が悪いせいだ」と言って、自分自身に刑罰を与えさせる。
そして再度、今回は前回以上に優しく丁寧かつ判り易く女中たちに教え諭す。しかし、女中たちは相変わらず指揮官の言う事を馬鹿にして聞かない。すると、指揮官は「最初は自分の非だが、今度は私が出した指示を正しく伝達し、皆を従わせない(女中たちの中から選んだ)リーダーに非があるとして、リーダーを成敗した。
恐れおののいた女中たちは真剣な態度で指揮官の指示を受け、並の兵士以上に乱れのない行動を見せたという・・・。
で、それを見た斎藤家一堂は「半兵衛、スゴイ、スゴイ」(笑)状態になるのですが、中国のどこかの国であったという出来事が紹介されているその話をそのまま流用してはマズイでしょうに。

「本能寺の変」の理由自体は現在まで謎の部分が多く、真相は(なぜ、取り立ててくれた恩人の信長を襲ったのか?)闇の中なので「新説」を出しても文句を言われる筋合いは無いのかもしれませんが(ちなみに自分は信長に対する「怨恨」でも天下取りへの「野心」でもなく、朝廷(正親町天皇)が裏で糸を引いていたのではないか・・と考えております。本能寺の変の直後に朝廷に多額の献金をした光秀に「征夷大将軍」の地位が授けられているということからも)、理由が唐突すぎますね・・・。光秀が後継者って・・・確かに本能寺の変の直前は信長の「秘書」的な地位にいたし、織田家中でも古参の柴田勝家を追い抜いて秀吉と並んでトップだったかもしれませんが・・・所詮「秀才型」の光秀は(本能寺の変が起こらずとも)いずれは「天才型」の秀吉に敗れたのではないかな。

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[投稿:2010-07-25 07:57:02] [修正:2010-07-25 07:57:02] [このレビューのURL]

マガジンは野球漫画を2本も連載させています。
「同じ題材」をわざわざひとつの雑誌でかぶらせる必要は・・・ないでしょ。

こちらは明らかに「巨人の星」の知名度を利用した売名・・とまでは言わないが、「話題作りだけ」のように思う。事実、そんなニオイがプンプンする作風だし。

連載開始時にヤフーのトップページに度々大きく「ニュース扱い」で登場したことを考えれば、確かに初動の狙いは成功と言えるかもしれないが・・・所詮、実力が伴わなければ「竜頭蛇尾」が関の山。

にしても・・・・・随分と大きな「竜の頭」を用意したものだよな・・・。

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[投稿:2010-07-16 06:32:35] [修正:2010-07-16 06:32:35] [このレビューのURL]

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