「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

無人島漂流ミステリー。
高校生が旅行中に事故で無人島に漂流する。男の子一人の無人島生活にやがて同級生で同じ事故に遭った女の子と男性教師1名が加わる。

救助を待ちながら水を探したり食料を探したりして何とか生き延びていたが・・・主人公だけ突如霧に巻き込まれたと思ったらいきなり大海原で救助船に救出されて生還できた。
が、無人島で共同生活を送っていた女の子は行方不明。
そして・・・・男性教師は行方不明にはなったいなかった!
これは一体どういうことだろうか?無人島で過ごした時間が丸々無かった事にされてしまっていた。
全ては夢だったのか?否、そんなはずは・・・・・・。
謎を解き、ヒロインを救出する為の旅が始まる!

単なる無人島サバイバルではなく、ミステリー要素を含んでいるのが特徴です。
主人公の妹、10歳までおねしょしていたというナイスキャラ!

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[投稿:2022-05-07 20:41:38] [修正:2022-05-07 20:41:38] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

彼女に振られた屑男が「レンタル彼女」に貢いでるうちに本気の恋になるという大まかな流れ。
「レンタル彼女」というシステムがかなり危うく「売春」「暴力」などトラブルの臭いがプンプンする設定なのだが、そういった裏の黒そうな部分は見せず、絵柄で綺麗に見せるのでアニメ化もされたという感じ。
主人公が最初は屑男なのでいきなり読者が悪印象を抱くスタートをするという珍しい漫画。
要はそこから巻数を重ねる事で「人間的な成長を見せていく」という展開になるはずだったんだろう。
但し、アニメ化で連載をアニメ化で盛り上がっているのに終わらせるというわけに行かなくなり、その分だけ話が引き伸ばされてしまったのは不運。
ラブコメは長くても「10巻台で完結」しないと話が冗長になり駄作決定するジンクスがあります。
この作品も遂に20巻台に入りましたので、そのジンクス通りになりそうですね。

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[投稿:2022-05-06 09:19:25] [修正:2022-05-06 09:19:25] [このレビューのURL]

ファッション業界でモデルを目指す女の子とデザイナーとして服を作ることを仕事にすることを目指す男の子の成り上がりの物語になる模様(どちらも現役高校生で進路相談するくらいの時期)。

少年誌でファンション業界というあまり聞かない設定の漫画で、原作が別に付いているわけではなさそう。
女の子のほうは父親がファッションモデルを抱える事務所の社長をしていて、パリで開催されるショーにモデルとして出る夢を幼少から抱いていたが・・・・モデルをやるには身長が必要だった。
それなのに10歳で158cmになってから高校3年生まで1cmも伸びなかった。
そんな極端な話があるの?と思いつつも、モデルとして生きていくことを諦めきれない。

男の子は地味で目立たないが服飾に関しては独学でやっており、高校生にしてはずば抜けた才能があった。
しかし、こちらは母子家庭で下に妹が3人もいるので進学や専門学校は望めず就職しかない。
高卒でデザイナーになれる道はなかなかないとこちらも諦めきれない夢を抱えていた。

この二人が高校のクラスメイトだったところからお互いの夢を知ることになり、言わば夢の表舞台へ立つ側(女性)と、夢の裏舞台を支える側(男性)との表裏一体の作品として構成される模様。
女はスター、男はそれを支えるそれがこの物語の主題か。

馴染みのない世界なので前例なき作品ともいえ、手探り感覚は作者側にも読者側にもあるだろう。
よって1巻はまだ助走飛行にも入れない状況であり、「マガジン連載にしては絵が綺麗なほうかな」程度で普通の内容。助走に入るまで読者を引き付けるにはやはり読者側に事前情報が足りない世界なのでかなりハンデ負っていますよ。

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[投稿:2020-04-02 21:24:20] [修正:2020-04-02 21:24:20] [このレビューのURL]

6点 外天楼

「外天楼」と呼ばれる建物に住む住人たちの悲喜交々を描いた連作短編集。
最初の話から最後の話まで一貫して大きな一つの流れの中に存在している。
冒頭の中学生的な性欲むき出しの男の子のエロ本獲得話は全体の流れの中では異色の話で、登場人物の顔見世的な印象。
そこから第2話に移り、いきなりロボットが登場するような近未来のSF的な話に移る。
このロボットに代表されるような人工的な生命体の存在がこの作品のひとつのテーマであり、それを生み出すための事件が徐々に明らかになっていくのであった。

第1話の雰囲気からは想像も出来ないような方向に話は進み、殺人事件が発生し犠牲者が多数出た。
ラストシーンはあまりにも悲しく、読後感は決して良くはなかった。

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[投稿:2019-06-12 08:09:09] [修正:2019-06-12 08:09:09] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

欧州の中世を模した異世界で営業する日本風居酒屋「のぶ」を訪れる人々の悲喜こもごもを描く。
いきなり騎士が出てくるような世界観から路地裏の居酒屋に話が移り、冒頭から説明不足な力技。

異世界の土地にどうやって日本人である店主側が営業が出来たのかなどの説明は端折られ、
和食の凄さを異世界の人たちが驚くリアクションと各個人の事情を絡めた話が毎回展開されていくという構成。

異世界の人たちとは普通にコミニュケーションができる(言葉が通じる)。
それなのに何故か異世界の人たちはメニューの日本文字は読めない矛盾。
料理自体も蘊蓄を特に説明するということもなく(これはそもそも異世界にない素材を使用しているためか)、
専らキャラごとの人情話に終始する。
今後、キャラの背景やお店と異世界と日本との関わりも語られるのかどうなのかだが、絵的には綺麗で見やすい。
また「傭兵」がいることから他国との戦争や争いがあるのかと想像されるが、その辺りは作品の本筋と外れるので
深く語られることはないかと思います。

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[投稿:2017-07-05 13:33:41] [修正:2017-07-05 13:36:00] [このレビューのURL]

霊能力系ラブコメ。ジャンプは「ニセコイ」が終了して残るラブコメ系はこの作品くらいなので、
ある意味「ニセコイ」読者がそのまま流入の期待が持てる。

主人公がこういう作品では珍しい「肉体派」で、悪霊退治の高校生。
宿なしを脱出するために幽霊の出る旅館から寮へ転用した建物に転がり込んだ。
安住の地を得たかと思いきや、そこに住んでいる住人たちは人外のものたちばかりでしかも女だらけ。
「殴って除霊」が基本の主人公は男は殴れても女性は無理。
なので、殴る以外の方法での除霊方法を探していくことになる。

「ラブひな」系の序盤ですが、住民のほとんどを人外のものにしたのは話をドタバタにしやすくするためですか?
画力は水準以上ですが、「打ち切り」の危険はまだ高い。5巻超えるのが大きな「山」です。

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[投稿:2016-12-29 21:58:45] [修正:2016-12-29 21:58:45] [このレビューのURL]

「ダンジョン型RPG」+「食事」「+「魔物」という組み合わせで展開する。

地下迷宮で竜に飲み込まれたメンバーを救出するために深層階へと進むパーティ。
その過程で出会う魔物を「食材」として毎回おいしく調理するという内容。

地下迷宮は密閉空間につき、登場人物はパーティ内に限定される。
よって主役は毎回の調理される「魔物」にある。

結構、ゲームなんかではよく聞く名前の魔物が出てくるのでRPG世代はとっつきやすいと思います。
一応、竜退治が最終目的のようなので内容的には「ドラゴンクエスト」(竜を探求する旅)でも問題ない・・・いや、問題あるか(笑)。

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[投稿:2016-08-17 03:31:32] [修正:2016-08-17 03:31:32] [このレビューのURL]

ラブコメでは「いちご100%」を抜いて歴代最長連載作品となった。

展開は王道で、「幼い頃の初恋相手を求める」というもの。
ラブコメはどの時代でも雑誌には1本は掲載されているが、1番求められるのは「可愛らしい女の子」を描ける画力の高さであることに異論はあるまい。

この作品はその条件を満たす見やすく綺麗な絵柄なのが良。
但し、どのラブコメでも同じだが、その分、物語の展開は二の次になり、ヒロイン多数でハーレム状態が延々と続くという展開になりがち。

この作品もやはりその落とし穴にハマリ込んでの最長連載という気がしなくもない。

そもそもがキャラの多くが過去のことに囚われ過ぎで、その割には肝心の当人たちは重要なことは「ほとんど覚えていない」という矛盾。
まだ完結はしていないが、千棘と小咲の決勝戦になりそうではある。

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[投稿:2015-09-02 22:36:44] [修正:2015-09-02 22:36:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

架空の軍隊を舞台にして、激しい戦闘の起こる前線部隊ではなく、物資補給を中心とした後方部隊の視点で描く。

主人公が生真面目な女の子。喩えて言うと
「機動警察パトレイバーの泉野明」。登場シーンからして、部隊に配属されるシーンでモロ被り。
まだ処女だと思われる。
その配属される軍隊は「天空の城ラピュタに登場する政府軍」そのもの。
当然に車両やら戦車やら戦闘機が毎回のように登場するのだが、イチイチ全体像を映してからふきだしで「機能・役目等の解説」を細かく入れるのが特徴。

絵柄は可愛らしいのだが、展開は以外にもシビア。人の生き死にが数回に1回は必ず入ってくる。
後、兵士たちが通う娼館なども描写していているのも、見た目にそぐわないがイイ。

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[投稿:2014-01-03 12:43:35] [修正:2014-01-03 12:43:35] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

中学時代に女性よりも可愛いという理由で女子にイジメを受けていた男子・源光海。
大学に入学したことを切っ掛けに女の子に対する苦手意識を克服していこうと決意した矢先に父親が若い女と再婚。
新婚生活に大学生の連れ子は邪魔なので(笑)、父親と不仲だったという大学教授の叔母(父親の妹)の下へ同居させてもらいにいく。
しかし、叔母は自身の研究の題材に甥っ子を「源氏物語」になぞらえて、14人の女性と関係を持つように強要。
女性経験が全くない童貞の源君が、光源氏さながらの恋愛遍歴を果たして重ねられるのか?というお話。

最初から攻略女性が14人も登場することが示唆され、相当な長期連載になることが前振られるが・・・・大丈夫か?
作品としてはサンデー連載の「神のみぞ知るセカイ」のアダルトバージョンのような印象。
絵は見やすいほうではあると思うが、上手いと言えるかは微妙。表紙の絵で大体のイメージが掴める。
1話が僅かに8ページしかないため(!)、展開は非常に遅い。キスしたり服脱がしておっぱい見せるのに何号も費やしたりして非常に焦らされる作風。

この1巻では叔母にレッスンを受けつつ、従姉妹に当たる朝日(父親の姉の娘)を攻略し始めることになる。
朝日は文学系腐女子で大学4年生なので、光海より3歳年上で21歳か。卒業後の就職先に図書館司書を希望しているが・・・なかなか就職先が見つからない。
大学教授の叔母を頼るのも「就職先に便宜を図ってもらいたい」という下心があるからだ。
そんな朝日とデートする光海だが・・・・果たして?

源氏物語が下地にあるとはいえ、本当に14人の女性を攻略できるのか?(最低でも15巻位は費やしそうだが)という疑問が消えない。
どっかしらで省略されたり、ダイジェスト攻略で流されたりしないか非常に不安な立ち上がりである。
但し「神のみぞ知るセカイ」が好きならば18禁バージョンのこちらも押さえておくべきではある。

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[投稿:2013-11-04 13:21:51] [修正:2013-11-04 13:21:51] [このレビューのURL]

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