「臼井健士」さんのページ

総レビュー数: 439レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年06月18日

進学校の落ちこぼれクラスの生徒たちが、地球を滅ぼすと予告しているタコ型宇宙人担任を殺そうとする話。

日々繰り返される暗殺行動は、マッハ20の速さで動ける担任には全てかわされる。
タイムリミットは来年の3月まで。それまでに殺さなければ地球は滅亡する。

人類滅亡を背負わされながらも、生徒たちには日々悲壮感もなく、未来がないはずなのに、
「担任が生徒の悩みに答える」などの激励を受けて話は進む。

ちなみにこのクラスは校舎も生活の場も他のクラスとは隔離されたような扱いになっているため、
一部の人間を除いて誰もそのことを知らないのである。

学園漫画でたまに見られる「落ちこぼれクラスの隔離」。合法なのかな?

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[投稿:2013-01-18 14:50:42] [修正:2013-06-30 20:03:30] [このレビューのURL]

3点 KAPPEI

世紀末の世を救うべく暗殺拳を身に付けた最強の格闘家たち。
だが、世界の終末は訪れず、中途半端な形で戦士たちは世に放り出された。

格闘しか知らない男たちが日本の大都会に出て一体何をするのか・・・・?

見て分る通りの「北斗の拳」のパロです。
ですが、やたらと下ネタに走る作風は苦手な人にはいただけないことこの上ない。
下ネタで喜ぶのは小学生男子だけですよ。
それで描いているうちはギャグ漫画家とも言えないと思います。

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[投稿:2013-06-30 20:02:18] [修正:2013-06-30 20:02:18] [このレビューのURL]

6点 千と万

[ネタバレあり]

父子家庭で中学生の娘と父親の日常を描く。

冒頭の1話からいきなり娘が「初潮」を迎えるなど衝撃の展開。
お母さんがいない父子家庭のため、思春期の娘と父親の衝突が必然。

何気ない日常の中にも事件はあり、そこにドラマがあるのだと知れる。第一巻はまだプロローグ的な人物紹介が主。
今後の続巻に大いに期待が出来ると思います。

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[投稿:2013-06-30 19:59:25] [修正:2013-06-30 19:59:25] [このレビューのURL]

デビルサバイバーの漫画版です。

主人公の従兄弟の青年から贈られた「悪魔召喚プログラム」を起動させたことから、数々の事件に巻き込まれていく少年・少女の戦いを描く。

街のあちこちで起きる奇怪な事件の数々。噂は広がり、やがて自衛隊による山手線圏内の封鎖が始まる。
テロか?悪魔か?訳も分らないまま悪魔たちと戦うことになる主人公たち。

第1巻では初日から2日めまでを描いております。
全体で7日間の出来事になるので早過ぎず、遅過ぎずでテンポはこれくらいがいいのかもしれません。
ライトノベルの挿絵風の絵柄も原作ゲームに準拠しており、違和感が少ない。

今後の展開に期待が持てます。ゲームの漫画版は大体が元ゲームをなぞっただけだったり、出来損ないだったりして5巻持たずにお茶を濁すような作品のオンパレードなんですが、これはそうはならない気がしますね。

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[投稿:2013-06-08 10:49:54] [修正:2013-06-08 10:49:54] [このレビューのURL]

近未来の地球。温暖化の影響か世界の低地は海に沈み、それにより各地は現在よりももっと海によって分断されていた。
そんな世界に突如として現れた「霧の艦隊」と呼ばれる超兵器を装備した艦隊。
人類は敗北し完全に制海権を握られてしまう。

だが、それから17年後。世界の海を我が物顔で闊歩する霧の艦隊に敢然と立ち向かう潜水艦が一隻あった。
霧の艦隊を離脱・裏切ったイ401艦である。乗り込むのは5人の日本人クルーと、潜水艦の意思の具現化とも言うべき人体化(メンタルモデル)の
千早であった。イ401艦の戦いは続く・・・・・・。

まず乗っけから「海洋戦記もの」として引き込まれる。思えば地球は「水の惑星」なわけで、舞台設定としては「海」はこれ以上ないほど適しているはずなのに、
何故か採用される作品は少ない現実。まさか近未来の時代設定で見られようとは思わなかった。

戦記ものと書くと堅苦しい、「男ばっかりの世界」と連想する人多数かと思うが、この作品は敵方の戦艦が個々に擬人化した
女性形態を取ることで上手く作品の本来持つであろう「堅苦しさ」を中和。
結果としてファンタジー要素を上手く絡めた「海洋SF戦記」として昇華された。

90年代に放送されたTVアニメ「ふしぎの海のナディア」の海戦に近い雰囲気ではないかなとも思う。
1巻から「専門用語連発」なので、意味が分からない箇所多数かと思うが、雰囲気で押し通す力技。
疑問点は「巻末に付属の用語集」をご参照。
アニメ化も決定したようなのでブレイクする年になるようだ。先んじてイ401艦に乗り込んで日本人6番目のクルーとして戦うのならば今しかあるまい。
ね?そう思うでしょ?

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[投稿:2013-06-08 10:39:14] [修正:2013-06-08 10:39:14] [このレビューのURL]